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更新日:2022年8月3日

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新型コロナウイルスの感染状況について(発表内容)

令和4年8月2日

本市における新型コロナウイルス感染症の1日当たりの新規感染者数ですけれども、7月29日(金曜日)には初めて2,000人を超えました。過去最多の2,460人になるなど極めて高い水準となっています。本日の公表も1,700人前後となる見込みでございます。7月20日以降、第6波をはるかに超える感染者数が続いています。先週末、宮城県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議において「BA.5対策強化宣言」を行う旨の決定がなされました。関係機関や国との事前協議を経て発令されるとのことですけれども、今般の感染急拡大を何としても食い止めるべく、本市といたしましてもしっかりと対策を講じてまいります。

今、私が最も重要な課題として捉えておりますのは、検査を含めてご対応いただいております医療機関のひっ迫、また、保健所への負荷の急増でございます。救急搬送困難事案も増加しておりまして、このままでは社会経済活動の維持に重大な影響を及ぼしかねません。こういった中において、国から示されております抗原定性検査キットの活用は、医療機関の負担軽減という側面からも大きなポイントであると考えております。互いの役割の整理も含めまして、県と密に協議を行いながら早期に対応してまいる考えでございます。また全庁的な保健所への応援体制を組んでいるところではありますけれども、感染者数がこのままの状況が続いた場合、自宅療養者の健康観察等を保健所のみが担うことには限界があると考えております。外部資源の活用など保健所機能を維持していく取り組みも進めてまいります。

私どももしっかりと対策を講じてまいりますが、感染拡大の局面に歯止めをかけるということのためには、やはり基本的な感染対策の徹底、ワクチンの早期接種など、お一人お一人の意識と行動の積み重ねが必要です。どうぞ皆さまのご理解とご協力をあらためてお願いをいたします。感染拡大の局面をなんとしても封じ込める、歯止めをかけるためにご協力をお願いいたします。

仙台市長 郡 和子