ページID:62871

更新日:2022年8月3日

ここから本文です。

発表項目以外の質疑応答(令和4年8月2日)

令和4年8月2日

まち美化事業の参加団体について

Q1

全国的に今報じられている旧統一教会の関係でお伺いしたいのですけれども、関連団体と見られているピースロードというボランティア団体なのでしょうか、仙台市が認定を出しているという現状があるようなのですけれども、この件について市としての見解というところと、あと市長のお考えのようなもの、あと今後どう対応されるかといったところについて何かございましたら教えていただきたいと思っています。

A1

認定を出しているというご質問でしたけれども、この関連する(といわれている)団体ということだったようなのですが、まち美化事業にご登録をいただいているというふうに確認をさせていただきました。これはこの事業について登録をするというのはそれぞれボランティア清掃をするということで市民の方々、事業者の方々が自主的に行いますよということで手を挙げていただくものでございまして、その団体については平成30年に登録をされたと確認をいたしました。そういうことなので、別に何かしら認定をしてお墨付きを与えているというものではございません。

 

Q2

じゃあこれまでどおり活動に取り組んでもらうと言いますか、趣旨にのっとって活動を続けてもらうことになるという形。

A2

ただ活動実態がコロナ(禍)ということもあったかもしれませんけれども、登録をされてから一度も活動はされていないご様子だということでありますので、今後どういうふうに活動されるのかされないのか、それらも見てということになりましょうかね。

(環境局次長)

今、市長が一度も活動されていないというふうに申し上げたのですけれども、登録をされた当初は何年か活動をしておられまして、令和2年度は活動予定はいただいたのですけれども実績報告がなかったということと、令和3年度、4年度については予定もいただいていないという状況であるということでございました。

 

仙台商工会議所会頭の退任について

Q3

仙台商工会議所の鎌田会頭が今期で退任される方針となりまして、後任に藤崎の社長さまが調整されているわけなのですが、まず鎌田会頭の退任について市長としてご所見をお伺いしたかったのですけれども。

A3

正式にはまだ任期はございます。ただその方向だということで決断をされたということのようでございます。鎌田会頭になられてから東日本大震災があり、この間大変な中を(仙台)商工会議所として会頭としての責任を全うされているわけです。そして復旧復興が一段落して、今(新型)コロナ(ウイルス感染症)との闘いが始まって、事業者の方々をどのように引っ張っていくのか、大変ご苦労もあったと思うのですけれども、この間それこそ素晴らしいリーダーシップを発揮いただきまして、(仙台)商工会議所の会員の皆さま方を率いてくださったと、高く評価をしているところです。本当に長い間お疲れさまでしたと申し上げるのはまだもうちょっと先になりますけれども、本当にご貢献をいただきまして感謝申し上げます。

 

Q4

今調整されている次期会頭になられる方にはどのようなことを期待されますでしょうか。

A4

これから先のことになりますけれども、それこそコロナ(禍)で厳しい状況にある経済界、ぜひリーダーシップを発揮して、元気な仙台を引き続きつくっていただけるようにご期待をしたいというふうに思います。まだ正式なコメントにはまだまだ先ですけれども、今の質問に対してはそのように答えさせていただきました。

 

デジタル手続条例について

Q5

2週間前の常任委員の総務財政委員会の方で市として継続審査事項になっていたデジタル手続条例の関係でお伺いしたいのですが、今回市の要綱(仙台市パブリックコメント手続きに関する実施要綱)の方で広く市民に義務を課さないですとか、そういった権利を制限するものではないという理由で、今回パブリックコメントはしなくていいのじゃないかという話をしたところ、他のいろいろ説明不足もあって議会側からはやった方がいいのじゃないかという声が上がりました。その場ではなかなか通らず持ち帰って再検討という話になったのですが、市長としては今回の条例についてのパブリックコメントについてはどのような在り方が正しいと思われますでしょうか。

A5

今ご指摘いただきましたデジタル行政手続に係る統一的なルールを定める条例について制定する方向で検討を進めております。その中で先頃の常任委員会でパブリックコメントを取るべきではないかという議会側からのご意見があったわけでございます。市議会の皆さま方のご意見も十分に踏まえた上で適切に判断していくべきものというふうに考えております。

 

Q6

パブリックコメント自体を実施することを、それ自体は否定しないという理解でいいですか。

A6

今いろいろと議会の皆さま方からもご意見を頂戴いたしました。現在担当局でそのパブリックコメントの実施ですとかスケジュールなどについて検討をしているところです。その検討を踏まえ、この条例の提出時期も決まってくるのだろうなというふうに考えています。

 

Q7

そうしますと前回の常任委員会では9月の第3回定例会で提出を予定していますというような、実際の書面があったわけなのですが、第3回定例会の提出にはこだわらないというような。

A7

今担当局でいろいろそのパブリックコメントについてもどうするのか判断を検討しているところですので、それを踏まえた上で提出時期ということについて判断をするということです。

 

全国学力・学習状況調査の結果について

Q8

先日、全国学力・学習状況調査の結果が出ました。仙台市と仙台市外の方ではだいぶ数字がちょっと違かったようだったのですが、その結果についてのご所感と、今後市長としてはどのような方向に導きたいのかというのをお伺いしたかったのですが。

A8

今回の調査結果では、小学校の平均正答率について全国平均とほぼ同じ、中学に関して言いますと全国平均を上回ったということです。今後教育委員会でこの結果を含めて詳細な分析ですとか、授業の改善が必要なのかどうか、そしてまた、よりよい仕組みということをどう考えるかということを検討していくのだというふうに報告を受けました。私といたしましても、こういうふうな先行きがなかなか見通せない予測困難な時代の中で、たくましく生き抜く子どもたちに、しっかりとした確かな学力を身につけるということは重要であるというふうに思っておりますので、ぜひ教育委員会とも力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

 

仙台市長 郡 和子