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更新日:2022年11月4日

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質疑応答(令和4年11月2日)

令和4年11月2日

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

新型コロナ(ウイルス感染症)について、新規感染者が増加傾向に今ありまして、(宮城県全体の)昨日の感染者は1,568人で、11日連続で前の週の同じ曜日を上回る状況となっているのですけれども、加えて(県全体で)1,500人を超えるのは9月13日以来ということで、まずこの状況をどう捉えておられるか、その増えている理由とかそういったことも含めてお伺いしたいと思います。

A1

昨日は県全体で(新規感染者が)1,500人を超えたということです。本市よりも、それ以外の件数もずいぶんと多かったので、本当に増えているのだなというふうに思いました。今日も公表予定の新規感染者数が、仙台だけで1,000(人)を超えそうです。先週から急増しておりまして、新たな変異株も見つかっております。油断できない状況だなというふうに思います。気温も低くなってまいりましたので換気もなかなか行き届かなくなるかもしれませんが、ぜひ随時換気を行う、あるいは手洗いをしっかりしていただくなど、基本的な感染対策を取っていただきたいと思いますし、ワクチンの接種についてもぜひ進めていただけるようにお願いしたいと思います。またただでさえ朝晩ずいぶん冷え込んでまいりましたので、日中との気温差も大きいものですから、体調を崩される方も多いかと思うのですけれども、十分に気を付けていただきたいというふうに思います。

 

Q2

宮城県の方が(11月)1日から(新型)コロナ(ウイルス)の飲食店の対策承認店の感染対策の基準、認証基準を見直しをするということになりまして、具体的にお客さんが入れ替わる際のテーブルとかカウンターなどの消毒を不要とするですとか、テーブルの距離感を狭めるというか見直すということなのですけれども、これに関しても、感染者数が今増加傾向にある中でそういった判断というのは妥当かどうか、市としてもそういった部分どう捉えているかお伺いします。

A2

これまで宮城県の認証制度については、国が示すものよりもずいぶんと厳しい規定を設けておられたというふうに承知をしております。最新の科学的知見に基づいてということのようでありますけれども、先ほども紹介させていただきましたけれども、新規の感染者数が増えているという状況でもございますので、飲食店を利用される場合は、利用される皆さま方もくれぐれもいろいろなことに気を配っていただけたらと思います。

 

Q3

県の方でそういった判断をされたわけですけれども、仙台市としては、今後忘年会とかそういったことの酒席増えるかと思うのですけれども、そういったことに対して緩和するというか見直しするということに関してはどうでしょうか。

A3

先ほども申しましたけれども、宮城県のもともとの認証制度というのがかなり厳しめの設定であったということもあるのだというふうに思います。そこから積み上がってきた知見を基に幾つかの項目を落とされたというふうに承知をいたします。そういう意味では、これまで認証を受けていたお店については、これまでどおり厳しいままでいくというところももしかするとおありでしょうし、県がそのような方向を示されたので少し緩和をしていくというお店もあろうかと思いますけれども、新たに認証を得ようとするところは少し緩やか、それでもこれまでの知見に基づいた形での対策を取っているということですから、そういうことではないのでしょうか。

 

Q4

(今日公表の新規感染者数が)1,000人を超えそうということで徐々に増加傾向にあると思うのですけれども、この徐々に増加傾向、具体的な原因について換気という話もありましたけど、何かそれ以外にも分析できるようなところはありますか。今の状況で増えていること(について)。

A4

BQ.1(系統)、BQ1.1(系統)という変異株、これはオミクロン(株)だというふうに聞いておりますけれども、これがアメリカですとか欧州などでも割合が上昇してきているというふうに聞いておりまして、国内でも10月の中旬ぐらい、中旬以降からこの株が検知されてきている、確認をされてきているということです。この変異株の感染者増加の有意性ですとか重症度ですとか、いろいろなことについてはまだ明らかにはなっていないようですけれども、このように変異株、形を変えてやはり感染を広げるようなことにもなっているやもしれないというふうには見ているところです。それとやはり気候の問題がありますね。やっぱり寒くなってきますと空気の入れ替えというのも少し皆さんたちも控えるところがあるのかどうか。あるいはまた少し気持ちが、私自身もそうかもしれませんけれども、経済も回していかなければいけないということもあって、外でお食事をする機会も増やそうというふうになっているところは事実だと思うのですけれども、そういう中でもやはりしっかりと対応をしていくということは重要なのだろうなというふうに思います。

 

Q5

(新型)コロナ(ウイルス)のワクチンのことなのですけれども、(11月)8日から、生後6カ月から4歳以下の乳幼児を対象としたワクチン(接種)が始まるわけなのですけれども、乳幼児ですと定期予防接種のスケジュールを組むだけで結構大変な親御さんも多いと思うので、その際、ワクチンの安全性ですとかそういったことも加味して打つべきかどうか悩むということも多いかと思うのですね。なのでその点に関して、市から判断材料となるような情報ですとか、そういったものの周知が必要かと思うのですけれども、仙台市で運用している子育てののびすくナビとかも活用の仕方はあるのかなとは思うのですけれども、どういうふうに情報発信して、迷っている親御さんにそういうふうに検討していただくかというところ、ちょっとお伺いしたいと思います。

A5

小児科の先生方もだいぶいろいろと、小さければ小さいほどいろいろなワクチンの接種もあるわけですから、それと重なったり、子どもですから急に体調が悪くなったりということもやっぱりあるわけでして、非常に難しい状況の中をどのようにやっていけるのか、いろいろと知恵を絞っていただいているところだというふうに思いますし、親御さんたちも、やはりいろいろな情報を自分で取って考えていただいて、ぜひ打てる環境にあるときには打つということ。安全性が認められたからこそ承認をされているのだというふうに私は思いますので、そこのところをやはりしっかり情報を受け止めていただきたいと思います。先ほど、広報にもう少し力を入れるべきではないかということですので、それについては考えてまいりたいと思います。

 

北朝鮮による弾道ミサイル発射について

Q6

今日の朝方、また北朝鮮の方で弾道ミサイルが、何回目なのかなという感じの、また発射されました。そちらに対しての所感と、仙台市としてのそういったミサイルに対しての防災態勢というものを、市長としてどのような心持ちで進めているのか、お伺いしたかったのですが。

A6

今回はどこの地域でもJアラートは鳴らなかったのですよね。万が一のときに備えてどのように対応するのかということについては、しっかりと危機管理を中心にしてまとめさせていただいているところでございます。市民の皆さま方にも、発射されたという報があって、そしてJアラートが万が一鳴ったとして、その後身を守る態勢というのを取るにはかなり短い時間になりますので、それをあらかじめ準備をしていただくようにいろいろとお話をしていかなければいけないというふうに思っております。いずれにしても、北朝鮮がこのような形で何度もミサイルの発射をされるということについては強い憤りを持っております。

 

Q7

今年の3月に仙台市として、地下鉄の施設を地下の避難施設として指定されました。国の方でさらに地下の駐車場とかも(指定)してくれというような通知も来ているようだったのですが、今後どのように地下施設のそういった避難施設として進める考えなのか、現段階のご所見をお伺いしたかったのですが。

A7

まず地下の地下鉄駅を含めて新たに二十何カ所だったでしょうか、指定させていただきましたけれども、今後どういうようなところが必要なのか、民間のビルの地下も含めていろいろと考えていかなければいけないところはあるのではないかと思います。これもいろいろ情報を民間の方々とも共有させていただきながらということになるのだろうと思います。今日は担当は来てはいないので、詳しいことはまだ先ということになりますけれども、いずれにしろ市民の皆さま方の命を守るということは大前提でありますから、しっかり対応できるようにしていかなければいけないと思っています。

 

ハロウィンの混雑対策について

Q8

(10月)29日、韓国の梨泰院でハロウィンを祝うために集まった人たちが殺到して群衆なだれのような事故が起きました。150人以上の方が亡くなりましたが、まずその受け止めをお聞かせいただきたいです。

A8

楽しみにして集まった方々が多かったのだと思いますけれども、大変痛ましい事故になりました。警備がどうであったのかについては、韓国のご当局の方でいろいろと取り組みというのでしょうか、調査が始まって、不備があった点もお認めになったやにも聞いているところですけれども、やはり群衆が集まって身動きが取れなくなるということ、これはやはり相当大きな危険だということは、日本においてもこれまで花火の見物で群衆が集中して事故、亡くなる方が出たりなどあります。そういう意味では、細心の注意を払って、あまり密集しないようにしっかりと警備というのでしょうか、それをしていくのは重要なのだと思います。今回、仙台でもハロウィンで人はずいぶん出ていたというふうに聞いていますけれども、本市においても巡回パトロールなどもさせていただきながら、そういった危険はなかったというふうに報告を受けております。宮城県警察の皆さま方もだいぶ気を配っていただいたものと、そのように認識をしております。

 

Q9

お話にあったように、事故直後の仙台駅前のハロウィンでもかなり若者が集まって、トラブル沙汰のような形になりましたが、今後年末年始などイベントありますが、どのように人が集まらないよう周知というか呼びかけはしていきますか。

A9

今回の韓国の事故というのでしょうか、これはすごく衝撃だったと思います。立ったまま圧迫死なさった方々もいらっしゃるという衝撃的な事故になったと思います。ですから一人一人の皆さま方も過度な密集につながるような行動は避けていただくこと、これ基本だろうというふうに思いますし、私どもも行政としてそういうことが起こらないようにしっかりと対応できるようにしてまいりたいと思います。

 

Q10

先ほど(仙台では)危険がなかったと認識しているというふうにお話しになっていましたけれども、実際に現地にいたのですけれども、あれが危険じゃなかったと言える状況なのかちょっと疑問なのですが、危険じゃなかったと言える具体的な理由というのは何ですか。

A10

大変な人が出ていたということも聞いているところです。そしていろいろ一昨年から市の職員もさまざま市内をパトロールすることを行っていますけれども、今回も今年も特に混雑が見受けられた名掛丁通のアーケード、それからまた仙台駅西口のペデストリアンデッキ、ここを巡回させていただきました。また、雑踏対策、基本的には県警のお立場でなさるものですが、本市といたしましてもしっかりと対応できるようにということで回らせていただきました。そういう意味で時間帯によってはだいぶ混雑しただろうというふうにも聞いていますが、ただ事故につながるような混雑はなかったと、こういうふうに報告を受けているところです。

 

Q11

事故につながるような混雑はなかったけれども、通勤の人にとって、花火であったり花火の打ち上げであったりというのが具体的に見られた中で、今の話だと市長の考えでは特に来年度強化するとか、今回の事案についてはあれでよかったというふうにお考えということですか。

A11

私自身現場を見ておりませんし、基本的にやはり皆さんご自身がどのように公共スペースで楽しむかということについては、それぞれ意識をしっかりと持っていただきたいと思います。その警鐘になったのが、まさしく韓国でのあの事故だったのではないかというふうに思っておりまして、若い方々、お祭りを楽しむということはそれはそれで必要なことでもあろうかと思いますけれども、度を過ぎないようにいろいろと考えていただきながら楽しんでいただきたいと思います。

 

Q12

コロナ(禍)の間に大型のイベントがなかったことで、警備だったりとか、あとはまち自体が、商店街さんとかだと思うのですけれども、大型イベントをやるノウハウが失われているのではないかというようことを指摘する人たちもいらっしゃいます。今回、韓国のそのハロウィンで雑踏事故が起こったのは、そのさばき方が分からなくなっていたのではないかというような指摘もあると思うのですけれども、行政としてどこまでそういったことに関わるのかという難しさはあると思うのですけれども、今後大型イベントを実施するときに、民間の方とどのように連携して周知していったりとかしようというお考えがあるか、教えていただければと思います。

A12

仙台はイベントの多いまちでありました。それがコロナ(禍)の状況の中で実施がかなわなくなっているものもたくさんありましたけれども、そのノウハウというのはある部分引き継がれているというふうに私は思っております。今回、韓国のことを受けて、宮城県警もずいぶんと対応をしていただけたというふうに理解していますし、本市においても、先ほど申し上げましたけれども、ペデストリアンデッキなどちょっとあまり混雑が激しくなると困るわというところには、カラーコーンなどを設置したり、そしてまた人流をしっかり促すような形で巡回パトロールもさせていただきました。そういう意味では行政としてやれるところはやらせていただいたと、このように認識をしているところです。

 

電気料金高騰について

Q13

先週末、東北電力が規制部門の値上げを23年度早々にしたいということを表明しました。仙台市さんとしての受け止めをいただければと思います。

A13

今回はやはり電力(会社)さんも厳しい状況に置かれているのだろうというふうに認識をいたします。家計それから企業の負担、大きくなっていくのだろうなというふうに見ております。そこに対しては政府の方でもいろいろと留意をされて、補正(予算)なども組まれるように聞いておりますし、経済対策の中で出てきているところです。この詳細を見ていきたいなというふうに思いますし、一刻も早くこのエネルギーの価格の状況が安定することを祈っています。願っています。

 

Q14

先週末、政府の方で総合経済対策取りまとめありましたけれども、市長として、例えば注目しているポイントだったり期待していることなどあれば教えてください。

A14

事業者の方々がお困りになっている点、あるいは国民の皆さんたちの暮らしに影響がある点、いろいろなところを目配りした形で予算編成がなされるのだろうというふうに見ております。まだ詳細は明らかになっていないものですから今の段階で評価ということはできませんけれども、一刻も早く詳細を明らかにしていただいて、本市としても対応ができるようにとにかくしていただきたいというふうに思います。

 

Q15

3月に仙台市がご契約している(小売電気事業者2社)が破綻して、(地下鉄)東西線ですとかポンプ場ですとか一部で電力が最終保障供給の方で対応していた問題だったのですが、一応東北電力さんと法人契約、単年度でしょうが結べたということだと思うのですが、かねがね市長としても(国)の方に行かれて、燃料高騰に伴う市の財源、自治体の財源補塡(ほてん)みたいな話もされていたと思うのですが、その点については今回の総合経済対策ですとか、もしくはどこか別の形で補塡(ほてん)されるとかという話はあるのでしょうか。

A15

具体的なところは聞いておりませんので、もしかすると入っていないのだろうというふうに見ておりますが、まだ何ともここで言及はできません。

 

Q16

今後も電気代、民間も家庭もそうですし、自治体、行政もそうだと思うのですが、じわじわと財源を削る形になってくると思うのですが、今後改めて国の方にそういった財源の補塡(ほてん)ですとか(地方)交付税での措置ですとか、そういった形での何か要請ですとか、そういった形をされるご予定はありますでしょうか。

A16

ご承知のように、本市が提案をして政令指定都市の市長会として要望させていただきました。この課題については多くの自治体も共有するものだろうというふうに認識をし、そのような活動をさせていただいたところです。庁舎、公共施設の電気料金というのはかなりそれぞれの自治体でも上がっているわけでして、こうした財政需要の増加に国としても必要な対策を取ってもらいたいというのは変わらぬ要望でございます。今後新年度に向けた国の地方財政計画の中でどのように取り扱われるか、これを注視していきたいと思っています。

 

市ガス事業について

Q17

今電力の値上げのお話も出まして、ガスの方のことをお伺いしたくて、(都市ガス料金の)値上げという話がありまして、激変緩和のために条例で多分ここまでですよというのは決まっているというふうにお伺いしています。ただ市長おっしゃったように落ち着いてくればいいのですけれども、このままずっと変わらないということになると、何らかの財政的な対策みたいなことが必要なのかなと思うのですが、そのあたりのことは現時点でどういうふうにお考えなのか、まずお聞かせください。

A17

エネルギーの原材料価格については、一刻も早く安定してもらいたいというふうに思っているところです。本市のガス料金につきましては、既にその原料価格を料金に反映する原料費調整制度の上限価格に達したということですけれども、いましばらくは市民の皆さま方にご負担をかけないように、この上限価格を変える、見直すということは考えておりません。しかしながらどういう状況になるのか、これについてはやはり注視していかなければいけないと思っております。

 

Q18

仙台市、ガスの12月の標準家庭の料金が7,451円と(なる)。しかも原料価格の高騰ということで、仙台市の場合はスポット価格とかそういう契約はしていないので、他の会社に比べるとまだ余裕はあるかもしれないのですけれども、ちょっとこの11月から12月にかけて平均原料価格が一気に上がったなと思いまして、そうなると市長、先ほど、市民にすぐに負担をおかけすることはしたくないと、見直すことは現時点では考えていないとおっしゃっていましたけれど、これが急激にまた伸びてくるとそうも言っていられなくなるかなと思いまして、なかなか難しい状況ではあると思うのですけれども、現状の認識もう一回お伺いしたいのと、あともう1点が、これだけいろいろ不安定な状況ですと、やはりガス事業の民営化というのはちょっと年度内難しいのかなどうなのかなと。そのご認識をお伺いしたいのですけど。

A18

大変厳しくはありますけれども、今のところ本市のガス事業については黒字を続けているところでございます。ですからいましばらく状況を見ていけるということでの判断であります。今後の原料価格の推移は注視していかなければいけないのはそのとおりですけれども、いましばらく市民の皆さま方にさらなるご負担はかけないということで今回判断をしているところです。2点目のご質問については、民営化に影響があるのではないかということでした。直ちに大きな影響があるというふうな、この価格によって、上限価格に到達したことが直ちに影響するというふうには考えていませんけれども、しかしながら今エネルギー業界をめぐる環境というのはやはり厳しくなっているわけでして、直ちに民営化再開、公募をするという状況にはないだろうなというふうに思っています。

 

Q19

なかなか時期について明言はできないと思うのですけれども、年度内(の再開)は難しいとかそういうことは言いにくいですか。

A19

どのタイミングで再開ができるのか、民営化(に向けて)再開できるのかということについては、まだ状況をしばらく見ていかないと難しいなと思っています。

 

G7仙台科学技術大臣会合について

Q20

G7の(科学技術大臣)会合が開かれるということが決まりまして準備が進んでいると思います。会場の候補が幾つか出ていまして、先日はその推進の体制も整ってというお話が出ましたけれども、そのあたりの見通しみたいなことは今の時点ではあるのですか。

A20

私どもも一刻も早く会場についてはここに決定したという一報をいただけるとありがたいというふうに思っている状況です。

 

Q21

会場はまだ未定ですよね。このあたりはどのようになっているのでしょうか。また12月、年内で何か新たにG7(科学技術大臣会合)のことで仙台市が動くこと、やることなど決まっていれば教えていただきたいのですが。

A21

会場についてはいろいろな準備もあるわけですから、本当に一刻も早くお知らせが届くことを祈っておりますし、本市の方からもそのようにお願いをこの間もさせていただいているところです。いずれ短い時間で準備していかなければいけませんが、できることはしっかりとやっていく。11月、12月に何か予定されていたものがあったかどうか、担当にお問い合わせいただければと思います。

 

冬季節電要請について

Q22

政府が冬の節電を7年ぶりに要請するということを正式に決定したということで、先ほど電力の話もあって、先ほど来エネルギーの話がずっと出ているのですけれども、これ市役所内でもやはり、市役所あと市民利用施設とかそういうところでも、節電要請とかそういうところもしていくのかな、どうなのかなと思って、そのあたり確認したいです。

A22

国の節電要請に先立って11月1日に庁内に対して、これから年度末にかけてですけれども、ぜひ節電に取り組んでもらいたいということ、このお願いはしました。夏場の節電要請とほぼ同じ形で取り組んでもらいたいというふうに思います。一般のご家庭に対しても、できる限りで結構ですので無理のないように節電は心がけていただけるとありがたいなと思います。

 

宮城県原子力防災訓練について

Q23

(10月)29日に県の原子力防災訓練がありまして、そこでアプリが活用されました。実際報告受けているかどうか分からないのですけれども、その活用ですぐそれが分かるというので便利だという声もある一方で、なかなか使い慣れていない方にとってはちょっと難儀する話なのかなという課題も見えてきたということで、その点についてのご認識と、あともう1点、知事がこの原子力防災の観点だけではなくて、地震や津波とかそういった他の災害でも活用できるのではないかというふうに話しています。その点についてどうお考えになるか、この2点お伺いしたいのですけれど。

A23

この原子力防災訓練には、本市の危機管理の職員が3人実際に視察をさせていただきました。報告ではそのアプリも大変便利に使いこなしている方々が見受けられたということも聞かせていただきました。一方で課題ということについても挙げられているようですけど、いずれ県において今回のこの訓練を検証していただいた上で、各市町村と情報共有していただいて、どのような改善が必要なのか、どのような対策が効果的なのか、議論を進めてもらいたいというふうに思います。それから知事が地震や津波(の災害)でも効果的なのではないかというお話をされたということですけれども、いずれの災害においても、どこにどのように避難をするのがベターなのかということについて、それぞれ個人個人にお知らせというのでしょうか、手元で分かるということは、これはある意味で非常に有用であるのだろうなというふうには認識をいたします。ただそのシステムを構築していく上で、どのように県がお考えになって、それぞれの市町村がどういうような形でそこにコミットしていくのか含めて考えていかなければいけないだろうなというふうに思います。

 

光のページェントについて

Q24

(新型)コロナ(ウイルス感染症)、年末のイベント(に関する)話でもあるのですが、光のページェントの話です。先日実行委員会の方々が、例年並みに(実施)期間を戻したいのだけど、予算的にちょっと厳しいと。いろいろ寄付ですとか協賛呼びかけてはいるのですが、このままだと17日間、例年並みとは言わない規模での開催になりそうだという話だったのですが、仙台市としては、(新型)コロナ(ウイルス感染症)の関係もあるとは思うのですが、仙台市としてはこの光のページェントの在り様ってどのようにあればいいなと思っていらっしゃいますか。市長としてはこの光のページェントの在り様、2案を示されていますがどのようにあってほしいと。

A24

本市のやはり有用な観光資源にもなっていますし、市民の皆さま方の憩うそういうイベントにもなっていると思います。誇るべきイベントに成長しているのだと思います。それがなかなか資金が集まらなくて、開催を縮小せざるを得ないというようなそういうような状況にあったり、あるいはもう少し協賛金を集めましょうかというふうな話をいろいろ議論されていたりということなのだろうと思いますが、仙台市としてもここにこれまでどおりのコミットでいいのかどうかという、そういうご質問であるとすれば、これはそれこそ市民の皆さま、実行委員会の方々と一緒になって取り組んでいるものですから、そこは皆さんの思いなども受け止めながらということになっていくのだろうと思います。仙台市として誇るべきイベントだというふうに申しました。この思いは実行委員会の皆さま方も同じなのだろうと思います。具体的にどういうような形になるのかというのは、これまたいろいろと担当も含めて議論をしていくことになるのですかね。ちょっと今状況が、発表はありましたけれども、その後どのように動いているのか、詳細を承知しておりませんのでなかなかコメントしづらいところです。

 

Q25

市長としては、例年並み開催と、小規模開催、どちらの方が今のところ現状でいいと思いますか。

A25

継続して開催できるということが何よりも重要なのじゃないでしょうか。

 

Q26

期間とか規模とかよりは、将来にわたって持続的に開催できることが大事だと。

A26

継続して開催できるということ(です)。

 

新本庁舎整備に向けた取り組みについて

Q27

明日、新本庁舎のにぎわいなどの件で社会実験がそこの(市民)広場で行われると思うのですけれども、その社会実験に対する所感と、今後、新本庁舎をどのように活用してまちのにぎわいにつなげていくかといったところについて教えていただきたいです。

A27

新本庁舎の建て替えに向けた動きが加速してきて、本市職員のみならず、周辺の皆さま方の期待というのも高まってきているというふうに思います。本市の新しい庁舎の1階部分、2階部分については、市民の皆さま方が利用していただける市民協働のまち仙台の象徴にもなるような、そういう場所にしていきたいということになっています。それこそ市民広場もそうですし、つなぎ横丁もそうですし、それからまた一番町、定禅寺通も含めてですけれども、どのような形になっていけるのか、ここはぜひ市民の皆さま方にも夢を膨らませていただけるような形でできればいいなというふうに思っています。

 

仙台商工会議所新会頭について 

Q28

先日(仙台)商工会議所の新会頭がご就任されました。藤﨑さん、小売(業者)としては久しぶり、25年か26年ぶりだったかと思うのですけれども。今後アフターコロナを見据えた産業の復活という意味ではいろいろな形で関わるかと思うのですが、G7(の会合)含めてもろもろ、市長としてこの新会頭の就任に当たってのご所見をお伺いしたかったのですが。

A28

まず鎌田前会頭についてですが、震災、コロナ(禍)と大変な中を地元、商工会議所を引っ張ってこられたことに、心から敬意を表したいというふうに思います。そして久方ぶりに藤﨑さん、ご自分でご商売をなさっている、ご商売というとあれですけれども、その立場で商工会議所の会頭になられるわけですから、そういう意味では地元の商店街の皆さま方含めて、大きな期待が寄せられているのだというふうに思います。なかなかかじ取り大変だろうと思いますけれども、本市、商都としての本市の活性化のためにも、そしてまた青葉通を含めたいろいろなエリアのにぎわい創出のためにも、きっと力を発揮していただけるものと思います。また厳しい経済状況の中で、それぞれの会員の皆さま方のご支援についても、引き続きしっかり取り組んでいただけるものと期待をしております。

 

Q29

藤﨑さんご本人と市長、個人的に面識は多分あるかと思うのですが、こういったところが頼りがいがあるですとか、何かその具体的なエピソードとかありますでしょうか。

A29

大変なジェントルマンでいらっしゃるし、そしてまた本市の青葉通のまちづくり協議会でも大変ご活躍をいただいているわけです。そういう意味でさらなる連携を深めていけるのではないかというふうに思っています。

 

参議院議員選挙に関する仙台高裁違憲判決について

Q30

昨日、7月参議院議員選挙の1票の格差について、仙台高裁が違憲という判断をしました。その点についてのお考えと、あと都道府県を選挙区の単位とすることが憲法上の要請ではないという、仕組み自体を見直すことが必要だというふうな話もありました。今までとちょっと違う判断がされていたかなと思うのですけれども、その点についてどのように思われますか。

A30

昨日の高裁判決はそのとおりですけれども、全国の高裁でもさまざま分かれた判決が出ております。今回違憲ということは、それは国としても重く受け止めなければいけないことなのだろうなというふうには思いますものの、今後最高裁に行ってどのような判断がなされるのか。既に四国などでは(選挙区が)県単位ではなくなっているところもあるわけですよね。そういうものがどうであるのかについてはいろいろな情報、また検討を重ねた上で、どうすべきなのか、国においても判断されるのではないでしょうか。今の段階で、昨日の仙台高裁の判決はそうであったが、それについてそのとおりというふうなことでもなく、これからのいろいろな判断に委ねられるのだろうというふうに思います。

 

Q31

ここで考えられるのが、やはり東北でも少子高齢化が進んで、人口減少も進んできています。仙台はその状況にはありませんけれども、いずれそういう局面が来る可能性もあります。そうしますとやはりどうしても(人口が)都市部に集中してしまうと。そうするとそこの意見が反映されて、地方の声が届きにくいという、もうずっと最近言われている話がより加速してしまうのではないかという、そういう懸念もあります。その点についてはどのようにお考えになりますか。

A31

1票の格差についてはそのとおりなのだろうと思いますけれども、今おっしゃられるように、やはり人口が集中する都市部に議員の数も割り当てられるということで、はたしていいのかという、こういう議論ももちろんあるわけですよね。そういうことも含めて、基本的には国会でさまざま、国の方で議論をした上で定めていただく事柄であろうというふうに思います。

 

日本維新の会代表の来仙について

Q32

おととい、日本維新の会の馬場代表ですとか、元仙台市議会の議長の柳橋さんですとかが、国会議員団の方々、市長を訪問されたと思います。そちらの方で、来年の仙台市議会議員選挙でも人を立てますという話も馬場さんからあったのですが、今後多分仙台市政の方にもいろいろな形でコミットしていく形だと思うのですが、まず馬場さんと、言える範囲でなのですけど、どんな話をしたのかというのと、維新の会とはどのようにご関係を、どのようなスタンスでご関係を構築されるのか、ちょっとお伺いしたかったのですが。

A32

馬場代表と、仙台市役所に来ていただきましてお会いしてお話をしましたけれども、具体的なそういうお話はされませんでしたし、承知をしておりません。ごあいさつということでお見えになられましたので、お応えをいたしました。

 

Q33

具体的に仙台市議会議員選挙のそういった話とか、あと仙台市政に対しての期待とか、そういった話とかは特になかったという感じなのですかね。

A33

そうですね。ごあいさつでした。前日に(震災遺構仙台市立)荒浜小学校を視察をされたというお話を聞かせていただいたところです。

 

仙台市長 郡 和子