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更新日:2023年1月25日

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発表項目以外の質疑応答(令和5年1月24日)

令和5年1月24日

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

市長、米国を訪問されたということで、向こうの方はマスクとかの着用というのはどうだったのかなとちょっと気になっていたのですけれども、皆さん着けておられる状況なのでしょうか。

A1

自由にお任せという感じでした。着けている方もいらっしゃいましたけれども、着けておられない方の方が大多数でございました。

 

Q2

今、岸田首相が新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを2類から5類に見直すという動きが出ておりまして、これに関して、市長、率直に、まずこのタイミングで見直しをすること、そういう判断についてどのように評価されるか、ちょっとお伺いしたいのですけれども。

A2

まだ感染状況が収束をしているとは言い難い状況ではありますけれども、しかし社会状況もあります。そういう意味では、5類への(見直しの)検討が始まるということですけれども、私自身はずいぶん以前にも申し上げたことがあったかと思います。その後、いろいろ曲折ありましたけれども、でもこのたび、政府の方で本格的に検討を始められたということ、これはそういうことだろうなと受け止めさせていただいております。新型コロナウイルスということについても大きな転換点を迎えているのだなということだと認識をしております。ただ、実際にどういうような形になるのか、いろいろ検討すべき課題はあるわけでして、そのことについてはさまざま影響が出てまいりますから、注視していかねばならないと思っております。

 

Q3

さまざま注視していかなきゃいけない部分、いろいろ医療機関の確保ですとか、移行期間とか、そういったものがあるかと思いますけれども、現時点でその課題の部分というのは具体的にどのようにお考えでしょう。

A3

これが2類から5類になりますと、それこそ医療の場所に隔離をするということもなくなってきますし、それから医療費についてもどのような整理がなされるのか変化も出てまいりましょう。また保健所としての取り組みについても大きく変わってくることになるわけですから、この辺についてどのように整理をされていくのか、これを注視していきたいと思っています。

 

Q4

マスクの着用について見直し、屋内では不要ということで、そういった議論も出てきてはいるのですけれども、市長ご自身は屋内でマスク不要という、このことに対してはどのようにお考えでしょうか。

A4

今の段階では、やはりこれが2類感染症から5類感染症に位置付けが変わったとしても、感染をして重症化するリスクのある方というのはいないわけではないわけです。そういう意味では、マスクを必ず着けないでよいということではないだろうと思います。つまりは、その方の体調なり、またいろいろな思いを受け止めていただいて自由にするということが望ましいのではないかと思っています。普通のインフルエンザでもやはりマスクをしていた方が感染はしにくいわけでして、感染症予防については基本的な対策は一緒ですから、そういうことでは取り組みはやはり続けていくべきものというふうに認識をしております。

 

Q5

そうしますと、国会の方で本会議でも、答弁される方はマスクをしなくてもいいというふうに決まったようですけれども、例えば市長会見ですとか2月の市議会、そういったもので登壇する方がマスクを外すとか、そういったことも今後はありますかね。

A5

それもまだ、自由にお任せするということに、何かそれを決めましょうというような議論になっているとは承知をしておりません。これからしていくことになるのかどうかも、議会の皆さま方の対応がどうなるかも伺っておりません。ただ、距離が保てる状況であるならば、換気がちゃんとできているのであるならば、それもそれでいいのではないかなというふうには思いますが、全ての方々がノーマスクでということはちょっとなかなか考えにくいのかなと思います、今の段階では。

 

Q6

区役所の窓口業務だったのですけれども、やはりどこの区役所でも人がいっぱいで、利用者の方々と区役所の職員の方々の距離も比較的あるかと思うのですけれども、アクリル板越しではあるのですが、区役所業務について4月以降はどのようにお考えでしょうか。

A6

ですからそれも、国の方のどういうような対応にしていくべきなのか、その辺の整理を見た上で検討すべきことかなと思います。

 

Q7

なかなか一般の利用者の方というと、どうしても気にされる方と気にしない方、だいぶ分かれると思うので、一斉に変えてしまうと、今度はどっちかにやはりハレーションが起きるかなと思っていたのですが。

A7

いずれにせよ、やはり感染される方の数、これがどういうような状況になってくるかじゃないでしょうかね。もう本当に落ち着いてきて、季節性インフルエンザと同様のものになってくるということであるならば、それはマスクがなくてもいいケースも出てくるのじゃないかと思いますけれども、いずれ状況を見て判断しなきゃいけないと思います。

 

Q8

ちなみにアメリカではマスクされている方々がだいぶ少なかったということだったのですけれども、市長ご自身はどのように対応されましたか。

A8

外すときは外し、ですね。

 

Q9

式典とかそういったときには外して対応されていたと。

A9

外して対応させていただきました。

 

Q10

1月15日で国内の(新型)コロナ(ウイルス)の感染者、初確認から3年がたったのですけれども、この間の市としての(新型)コロナ(ウイルス感染症)対策、ちょっと振り返って、市長にご所見を伺いたいのですけれども。

A10

当初は全く未知のウイルスということで、大変厳しい状況があったというふうに認識をしております。行動制限も国から出されるに至っては、本市としても取り組みというものを強化しなくちゃいけなかったというところもございますし、加えて感染経路の特定をさせるための保健所業務の繁忙というのはこれまで経験のないものだったと思います。そういう中で、職員一丸となって、まさに新しい例を創るという取り組みをしてきたのだというふうに思います。だんだんこの(新型)コロナウイルスが分かるようになってきて、まだ変異株の話も出ていますけれども、それでもいろいろな対応についていろいろなケースを経験して、だいぶ対応ができるようになっているのじゃないかというふうに思っていますし、市民の皆さま方においても、私どもも何度も何度もいろいろなお願いをさせていただきました。ご協力をいただいたことにも改めて感謝申し上げたいと思いますし、皆さん、共に次のステージに向けて取り組みが更新と言ったらいいでしょうか、されることを期待をしています。

 

Q11

ワクチンの接種センターのことなのですけれども、(仙台駅)東口で県の方で実施している大規模接種が(1月)31日で終了するということで、仙台市としては2月以降も続けるご予定だと思うのですけれども、そのスケジュールとか規模とか、もし分かれば教えていただきたいと思います。

A11

(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)

ご承知のとおり、1月中はワクチン接種させていただいておりまして、2月の体制、まだ発表はさせていただいておりませんけれども、昨日の県の発表なども踏まえまして、近々2月の仙台市の体制については発表させていただきますので、しばらくお待ちいただければと思います。

 

職員の逮捕について

Q12

市長がいない間に職員の方の逮捕事案が出てしまいました。情報システム課の職員ということで、これから進めるデジタル化にも関わるような職員の中での逮捕について、市長、どのように第一報を耳にされて、どのように受け止めたか。あとまた今後どのように処分について考えているのか、そちらについてお願いします。

A12

一報は出張中でしたけれども、秘書課の職員から報告を受けました。年末、それから年頭の訓示の中でも、この間の不適切な事務処理、市民の皆さま方からの信頼が大きく損なわれる事案が続いているということについて、職員一人一人、しんしに受け止めて、そしてその回復に向けて前向きに顔を上げて取り組んでいきましょうということをお話しさせていただいたばかりだったので、非常に遺憾ですし申し訳なく思います。今後の警察の捜査にご協力をさせていただきたいというふうに思っております。捜査状況を踏まえて、厳正に対処してまいりたいと(思います)。

 

異次元の少子化対策等について

Q13

政府が少子化対策で児童手当などの経済支援策の強化を掲げましたが、現時点で仙台市のそういった手当であったり補助金などの拡大とかというのは何かお考えでしょうか。

A13

本市もこれまで、やはり子どもを産み育てやすいまちづくりというのを掲げて対策を打ってきました。国においても、やはり、少子高齢化に歯止めがかからないということで、さまざまお取り組みをいただいてきたわけですけれども、それでもなかなか深刻な状況に変化はないということで、今回、異次元での子育て支援ということを打ち出されたものと認識をいたします。いろいろな財源の確保も含めまして国としてお考えのことについてはもちろん対応してまいりたいと思いますけれども、さらにこれまでの倍というようなお話も出ていますから、どういうようなものにどのぐらいの予算がつくのかということについて、さらにしっかり見ていきたいと思いますし、期待をしているところです。

 

Q14

現時点では特に、今後の政府との交渉であったりいろいろ進めていく中で考え、検討していくというような形になるのですか。

A14

既に示されているもので本市もやっていくべきことはもちろんやらせていただきますけれども、まだ全容というのでしょうか、倍増という、その倍増のところについてはまだ明らかになっていないところもあるのだというふうに認識をしております。その点について今私は申し上げたところでして、さらに倍増になるようにしっかりとお取り組みをいただくことを期待しています。

 

Q15

子育ての支援給付金(国の出産・子育て応援交付金)というものがあるじゃないですか。あれは仙台市はいつから始める予定というのは考えていますか。国は各自治体に年度内に、早く進めるようにということを求めているみたいですけれども。

A15

それは、今回、異次元の(少子化対策)のところには入っていない、分かれているものですよね、(妊娠届出時と出生届出時にそれぞれ)1人当たり5万円(相当)という。それは今回、次の定例会に出す中でお示しをさせていただこうと考えているところです。

 

Q16

東京都の取り組みのことについてお伺いしたかったのですが、今、デジ田ですとか、デジタルの力で東京とかにいる人を地方に誘導しようという動きが仙台市ですとか各地方で盛んになっている中で、東京都の方として子ども1人当たり月5千円(の給付)ですとか、そういった子育て世代を引き止めるような施策を強化しています。これから何とか東京の方から人を引っ張ってこようといろいろな取り組みをされている仙台市としては、率直にどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A16

この間、やはり子育てをめぐる施策については、それぞれの地方都市も含めてですけれども、少子化の流れの中でこれをストップさせていきたい、少しでも好転させていきたいという思いでさまざま施策を打ち出しています。それが都市間競争にもなっているわけでして、これは本来、それこそ国として統一されるべきものというのもあるのだというふうに私は認識をしておりまして、各自治体で凸凹している形で必ずしもこれはいいというふうには思いません。そういう意味では、ナショナルミニマムとしてすべきことは国に対してしっかりと要求をする、このことは引き続き続けてまいりたいと思っております。東京都は東京都でご自身の財政力の中でお取り組みをされるのだろうというふうに思いますけれども、やはり凸凹してしまうということにはいかがなものかなと思っていまして、際限がなくなってしまいますよね。本市としても取り組みますけれども、やはり国に対してしっかりと子育てのベースのところは国としてしっかりしてもらいたいということは申し上げたいと思います。

 

Q17

そういう意味では、なおさら今回の政府の異次元の少子化対策というのは歓迎すべきものという解釈でよろしいですか。

A17

そう思います。一自治体だけではなかなか解決できない課題もございますし、全国規模の大きな課題ですので、やはり国としてどのように目指すべきなのかということをお示しをいただき、財源もしっかりと確保していただきたいということを強く期待しているものです。

 

源泉所得税の徴収誤り等について

Q18

先週、不適切な事務処理の関連で全庁調査を行って、また新たに源泉所得税の徴収遅れや誤りが判明したということが公表されましたけれども、そのことのご所感と今後のそういったことへの対応、あと対策についてお伺いできればと思います。

A18

今回、全庁に緊急調査をかけた結果がある程度出てきたということです。源泉所得税の徴収事務についての、制度に対して理解がきちんとしていたかどうかということが少し曖昧だったところもあったというふうにも思いますし、それからまたシステム上の問題でなかなかタイトな日程の中で難しかったというところもございます。なので、理解不足のところにはやはりしっかり理解が進むように、チェックシートですとかマニュアルの修正、研修の実施などをしっかりとしていかなくてはいけないし、システムの見直しも図っていかなくてはいけないというふうに思っているところです。

 

Q19

見つかった遅れとかへの延滞税や不納付加算税が課されるかどうかというのは、あの後何か進展はありましたでしょうか。

A19

延滞税や不納付加算税については、調査結果がまとまったら税務署にも報告をして確認をするというふうになっていると聞いていますし、まだそこのところまで、最終的な段階までには至っていないというふうに承知をしています。

(会計課長)

市長からもお話しされましたように、まだ最終段階に至っておりませんで、そこのところまではいっていない状態です。

 

Q20

いつまでにとか、そういったスケジュール感は今決まっておりますでしょうか。

A20

(会計課長)

疑義の確認も進めておりまして、ちょっとスケジュールはまだ確定していません。

 

Q21

納付遅れの方でなくて納付の誤りの中で、ちょっと判断が難しいものも、いろいろな累計とかいろいろ拝見していると、例えば旅費に対しての講師とかに対しての旅費の源泉徴収の仕組みですとか、そもそもそれをしてしまったら講師が困らないかなというような事案も散見されます。常任委員会でも、そもそもこれというのは制度的にどうなのというご意見もあります。そのあたり、今後指定都市市長会ですとか、国、中央の方に制度の見直し、もしくはもうちょっと簡易的な仕組みへの修正とかを申し入れたりというのはお考えでしょうか。

A21

確かに今ご指摘にあったように、非常に難しいところもあるのだろうというふうに思いますし、現実問題、もう既に税務署に納税する義務があるのは本市なのだけれども、それをお渡しした方が納めているケースもあるかもしれませんし、いろいろな意味で正確なところを探っていかなくてはいけない。大変複雑な制度になっているのも事実なのだと思います。そういう意味では、正確な理解が進まなかったことが背景にあるのだとも言えますけれども、やはり複雑ではなくて簡素化した税の在り方というのが求められるというふうにも思っています。ただ、今回のこの件が他のところでどのように処理をされていたのかについていろいろとヒアリングをするところには、事務方同士ではいろいろやっているのかもしれませんけれども、首長同士では実際お話をしておりませんので、もう少し本市の状況を整理がついた上で、やはりこれはどこの自治体でもあり得ることだというふうに思った際には、いろいろな意味で制度についての見直しを提言することもあろうかとも思います。まだそこの段階までは今は至っておりません。

 

寒波対策について

Q22

今日からあさってにかけて10年に一度のとも言われる寒波が到来すると言われていますが、水道管の凍結など、市民生活について事前の対策など教えていただきたいです。

A22

もう既に雪が降っている地域も日本海側を中心にあるようですし、仙台においては、仙台管区気象台の情報では、強い冬型の気圧配置で、この冬一番の強い寒気が流れ込むということで、かなり気温が低くなりそうです。久しぶりの真冬日になりそうだということが予報で出ているところでして、やはり路面の凍結、水道の凍結ということについては十分にお気をつけいただきたいと思います。また山間部では雪あるいは強風ということもあって視界の悪い状況が出てくるかもしれませんので、交通などにも十分にお気をつけいただきたいと思います。

 

富谷市長選挙について

Q23

富谷市長選(挙)なのですけれども、来週投票ということで、その中で争点となっているのが地下鉄延伸、仙台市の地下鉄の延伸というもの、それを含めた公共交通システムの在り方というところが争点となっています。その点について、現職は初当選以来、そのあたりを強く押し出していますけれども、仙台市として地下鉄延伸というのは現実的なのかどうか、実際に協議の場に上ることはあるのだろうか、その点に関するスタンスをお伺いしたいのですけれども。

A23

富谷市は仙台都市圏の中に位置していまして、お隣の市です。ベッドタウンとして(本市に)通勤や通学に利用される方々は、仙台の中心部と富谷を結ぶ公共交通がどうあるべきなのかということについては強い関心をお持ちになっていらっしゃるだろうなと、そういうふうに思います。富谷市においてもさまざまな検討がなされていくものと思っておりまして、本市としてはまずはその内容を確認していきたいというふうに思います。

 

Q24

現時点で、富谷市から仙台市にそういった例えば具体的な申し入れとか、そういうものはあるのでしょうか。

A24

富谷市では単独で、昨年度ですか、ルートですとか、駅ですとか、事業費を検討されているということは伺ったのですけれども、本市としての課題については、既に事務方で富谷市にお伝えしているというふうに承知をしております。

 

Q25

富谷市長選(挙)、4病院(再編)もこれから議論に、論戦の一つの争点になっていくのかなと思うのですけれども、現時点で現職、新人、どちらを支援するかとか、そういうのというのはありますか。

A25

これは富谷市民の皆さま方、有権者の方々がご判断されることになるのだろうと思いますね。本市にも大変影響の大きいものですけれども、富谷の首長としてどのように考えるのかというのは、市民のサービス、市民の命を守るという観点でいろいろな思いがおありでしょうから、これもまた活発なご意見が交わされるのではないかというふうに思います。

 

Q26

現地のうちの支局のものが告示の日に現職陣営の方を取材したところ、仙台市の副市長が来ていたという話をお伺いしたのですが、そちらというのは通常、一般的には市長の名代としてという形だと思うのです。そうすると、現職側を応援しているという理解でよろしいのかどうか。

A26

選挙期間中ですので、そういうことはこの場でどういうふうに申し上げるべきなのか、すごく困りますね。私の思いとしてはありますし、それはいろいろだろうというふうに思いますけれども、ここで私自身は公務で伺えなかったということもありますし、そこはご判断は皆さんにお任せいたします。

 

Q27

そこに副市長がいらっしゃったという、その事実をこちらで受け止めてという理解で(よろしいですか)。

A27

それぞれ思いを持って、これからの富谷をどうしたいのか、富谷市としてどのように市民の幸福を形成していくのかということで、今活発に議論がされているのだと思います。投票日まであと数日ございますけれども、よりよい議論が市民の皆さま方に届き、そして市民の皆さま方が投票に運ばれて結果が出る日を楽しみにしています。

 

仙台・青葉山エリア文化観光交流ビジョン(中間案)について

Q28

仙台・青葉山エリア文化観光交流ビジョンの中間案がこの間確定しまして、最終案、今年度末ということだと思うのですけれども、この中でさまざま課題、(青葉山エリア文化観光交流ビジョン検討懇話会の)委員からも挙がったかと思うのですね。都心部の回遊性の向上といった、そういったことを求める声も多く上がってはいたのですが、この点について市長、中身をご覧になって課題認識とかそのあたりをお伺いしたいのですが。

A28

本当に懇話会の委員の皆さま方には活発にご議論いただいて中間案を取りまとめていただきました。このエリア、歴史や自然など本当にさまざまな資源が多くございます。そしてまた、過ごし方、楽しみ方もそれぞれいろいろできるのではないかなというふうにご意見をいただきました。まさにそのとおりだというふうに思います。そして、そういったご意見も踏まえて、文章で見るよりも分かりやすくということでイラストも入れたところでして、市民の皆さま方にもすごくイメージしやすいものになっているのではないだろうかと私自身も思うところです。このビジョンの方向性を踏まえまして、さらに音楽ホール・中心部震災メモリアル拠点の複合施設ですとか仙台城跡の整備なども含めて、このエリアの魅力向上に努めてまいりたいなというふうに思っています。

 

Q29

具体的に回遊性の向上という部分では例えばどのようなことをお考えなのかというのはありますでしょうか。

A29

回遊性の向上、青葉山エリアだけでの回遊性ということと、青葉山エリアと中心部というのでしょうか、(仙台)駅に向かっての回遊性と、それからまた定禅寺通を含めた側への回遊性と、いろいろな考え方があるのだろうと思います。そこについてはやはり歩いて楽しめるためにはどういうものが、仕掛けが必要かというようなこともありましょう。あるいは公共交通を使っていただいた上でどのような楽しみ方ができるのかということについても、いろいろとお示しをいただいているところでもございまして、それらを含めてこのエリアを大切にしながら本市の新たな顔となるように取り組みを進めていきたい。その上では、回遊性についてももちろん大きな意味を持つものとして捉えていきたいと思っております。

 

仙台市長 郡 和子