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更新日:2023年2月2日

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発表項目以外の質疑応答(令和5年2月1日)

令和5年2月1日

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q1

政府の(新型)コロナ(ウイルス感染症)の5類への引き下げの件でお伺いしたいのですが、まず5月8日というふうに日付が目標設定としてされたということへのお受け止めと、あと市としては何が公費負担にならなくなるのかというのが、これから3月上旬に示すということは、国から出るということは重々承知の上で、市としてはこの部分という、例えば無料のPCR検査ですとか、5月8日後、引き下げ後も市として負担してでもやりたいといったところがあるかどうかを教えていただけますか。

A1

これはなかなか答えづらいところもございます。2類から5類への見直しが正式に決定されました。私も以前にそのようなこともあっていいのではないかということを言及させていただいていたものですから、それはそれとして受け止めさせていただきますけれども、しかしその後、どういうふうに体系立てて費用負担がどのようになっていくのかなどはもうしばらく見ていかねばならないと思っておりますし、現下、数は少なくなってきているとはいえ、まだ感染者の数はそれなりにあるわけですね。そういう意味でまだまだ安心できる状況にはなっておりませんので、今ここでご質問に明快に答えることは難しいと思っています。

 

Q2

そもそもこの時期に見直し、(新型)コロナ(ウイルス感染症)との付き合いも3年になりますけれども、この時期での引き下げというのはもっと早くできたのか、もうちょっと先にした方がいいのかというお受け止め自体はいかがですか。

A2

実際に経済活動がコロナ以前に戻り始めている状況ではありますので、そういう意味ではこの時期でよかったのではないかと思います。第8波のピークにあるときにこの議論はやはり難しかったのだろうと思います。

 

Q3

(分類の)引き下げに伴って感染増への懸念というのはどういったところにあるとお受け止めですか。

A3

私もり患いたしましたけれども、でもワクチンを接種していたからあの程度で済んだのかもしれないという思いでございます。そういう意味ではこれから国が整理されることだとは思いますけれども、一般のインフルエンザとそのまま同等というわけにはまだいかないのだろうと思っています。というのは、経口薬がすぐさま手に入るということでもございませんし、まだオミクロン株対応のワクチンを接種されていない方は接種していただくべきであろうと私などは思っている立場ですので、そういうことです。

 

Q4

マスクの着用について、結構いろんな議論が他の方でも出ているかと思うのですけれども、3月の卒業式シーズンに合わせて前倒しでというお考えも一部で上がっているようですけれども、市長として、マスクの着用とか、今後どういうふうにあるべきとお考えかお聞かせください。

A4

文部科学省の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づいて各学校で対応しているのだと思いますが、ここでは基本的な感染症対策を行うこととなっておりますので、すぐさまマスクを外してというのは難しいのではないかと思います。卒業式後にまだ試験を残されている方もいらっしゃるかもしれませんし、いろんなケースがあり得るのだと思いますから、なかなか個人の自由で構わないというふうなことにもなりにくいのかなと思います。

 

Q5

市長もおっしゃったように、個人の判断に任せるとなかなか外す、外さないというのはすごく難しい問題だと思うのですけれども、それは国なり、そういった行政、政治の方で判断をして一律に外すとか、そういうことを考えた方がいいのでしょうか。

A5

どうでしょうか。たとえそうだとしても、やはりリスクを考えられる方はいらっしゃると思いますし、まだコロナに入る前でもマスクをしておられる方はいらっしゃったわけでして、やはりその辺はいろんな状況を見ながらということになるのではないでしょうか。

 

勾当台公園における受動喫煙について

Q6

今、勾当台公園に吸い殻入れがあると思うのですけれども、公園で喫煙ができるという環境に関しまして、市長としてはどうお考えでしょうか。今、再整備の話も出ているので。

A6

これは、受動喫煙についてはやはり考えていかなくてはいけないので、喫煙される方にはマナーを守っていただきたいと思います。

 

Q7

その環境自体をどうこうするというよりは、まずはマナーを守ってもらいたいということを発信するということですか。

A7

いろんな議論はあるところと承知しておりますし、私自身も思いはございますけれども、今の段階でそれぞれマナーを守っていただいて、受動喫煙のリスクについては心していただきたいということを申し上げたいと思います。

 

寒波被害状況について

Q8

先週、最強寒波ということで積雪がありましたが、1週間たって、水道管の凍結や破裂、交通機関の影響など、被害の状況を教えていただきたいです。

A8

10年ぶりの寒波というお話でした。本市としてもいろいろな注意喚起、呼びかけさせていただきましたし、気象台からもさまざまな注意喚起がされたところです。改めて(各担当に)聞きましたけれども、水道管の凍結、破裂に関しては、1月24日から31日までの期間で1,200件以上相談があったということでした。それぞれ対処の仕方、また修繕業者の紹介などを行ったと聞いております。それから市バスも少しダイヤの乱れがありまして、市民の皆さま方にご迷惑をおかけしたところがあったかと思います。ただ、他の地域でかなり大きな事故になったり長い間の断水になったりというところもあったようですけれども、そこまでの大きな被害は本市においてはなかったと言えるのではないかと思います。

 

Q9

転倒事故などの件数ももしわかったら教えてください。

A9

一定程度発生したようですけれども、これも通常もあり得ることだというレベルだと聞いています。

 

第40回全国都市緑化仙台フェア・G7仙台科学技術大臣会合の開催について

Q10

こちらの(市長の隣にある)ボードは、G7(仙台科学技術大臣会合開催まであと)100日とあって、説明をいただければと思います。

A10

今日から定例会見の時にはこのボードを置かせていただくことにいたしました。(第40回)全国都市緑化仙台フェアの開催日まで何日かということと、G7(仙台科学技術大臣)会合まで何日かということを、ここで表させていただきます。それぞれ市民の皆さま方にも、もうこのぐらいかと、それこそ期待をしていただいて、お待ちいただければという思いでございます。

 

Q11

多分、今日100日ということで置かれたと思うのですが、市長は誘致にも力を入れたG7の100日、昨日(開催100日前記念)シンポジウムがあって、そこでも話されたのかと思うのですが、あと100日ということでして、お気持ちというか、今どのような課題があって、どういった意気込みがあるのか、改めてお伺いしたかったのですが。

A11

昨年の10月だったでしょうか、官民挙げて、地域挙げて取り組むということで、(2023)G7仙台科学技術大臣会合推進協力委員会というのを立ち上げさせていただきました。そこでこの機運の醸成ですとか、あるいは歓迎するさまざまなところの情報発信などに取り組んでいるところですけれども、いよいよ(あと)100日ということで遺漏なくその取り組みを加速化させて、ぜひ成功に導き、これをきっかけに多くの観光客の方々にこの地域のよさを知っていただいて訪れていただきたい。その取り組みをしっかりとさせていただこうと思っています。100日ってあっという間ですからね。頑張っていかなくちゃいけないなという気持ちです。

 

富谷市長選挙について

Q12

先日、富谷市の市長選挙がありました。そちらで現職の若生さんが勝ちました。(宮城県)市長会でもいろいろご一緒されるときもあると思うのですが、まず今回の市長選挙の結果についてどのようなお考えか、ご所見をお伺いします。

A12

3期目の当選を圧倒的な得票で当選されたこと、心からお祝いを申し上げたいと思います。富谷市は大変率先していろいろな取り組みをされていて、住みたいまちということで上位ランクをされていますので、私どもとしても隣り合わせで切磋琢磨しながら、この地域、圏域を活性化させてまいりたいと思います。

 

Q13

先日の知事の会見でもありましたが、今回現職の若生さんが公約に掲げたのは、地下鉄はじめ交通網の拡充ですとか、あと4病院問題の病院誘致という形で、今回若生さんが勝ったことによって、知事としては4病院の再編を進めやすくなったという話を知事会見でおっしゃっています。ただ、仙台市としては(再編を)進めやすくなったと言われると、ちょっと待ってよという話になると思うのですが、市長はどのようにそのあたりを受け止めていらっしゃいますか。

A13

それは若生市長としてはそういうお考えはあるのだろうと思いますけれども、この再編の問題につきましては、やはり県が県の持っている病院を民間のところとどのように再編していくのかという課題ですから、やはり県が主体的にいろんなことをお話しいただかないと困るなと思っています。

 

Q14

若生さんが当選したということで、改めて若生さんとも話すようなお考えはありますか。

A14

いや、これは主体はやはり県だと思っておりますので、そういうことではないでしょうか。若生市長とこの件で私がお話をするということはないと思います。

 

Q15

若生さんは地下鉄延伸とおっしゃっていますが、若生さんはこのままずっとそれを推進するのか、それに対して仙台市としてどう対応していくのか、そのあたりまずお伺いしたいです。

A15

今回の市長選挙の中で、確かに交通網をどうしていくのかということが争点になっていて、いろんな議論になっていたのだろうとは思いますけれども、若生候補のとき、選挙戦のさなかでも、地下鉄とはっきりはおっしゃっていなかったと認識をしております。(当選の)お祝いの席にも参りましたけれども、そのときにも地下鉄ということではなくて、基幹交通というような言い方をされていました。そういう意味では地下鉄ありきというお考えでもないのかなとも受け止めているところです。まずは富谷市でいろんなことをお考えのところをお出しいただくのだと思いますけれども、私といたしましては、需要予測や事業費など、これについて幾つか課題があるなというふうに、富谷市の取り組み、試算ということを見させていただいて感じているところでして、これについてはおいおい、もしそういうふうなご意見が本市に寄せられた場合には、それに対してこのようなことがあるのではないですかということは正式に伝えなくてはいけないなと思います。

 

Q16

富谷市長選挙でたしか開票から終了まで105分で終えたという、ちょっと都市の規模は違いますけれども、大型選挙のたびに仙台市でちょっと予定よりも遅れたりとか、そういうことがあります。他都市にこういったことを学ぶというのは極めて重要かなと思うのですけれども、選挙事務の在り方について富谷市長選挙に、富谷市に学ぶことがあるかな、どうかなと、その点についてお考えを聞きたいのですが。

A16

数の多さ、少なさということは置いておいて、正確性を持って投開票の事務に当たるということは基本だと思います。そういう意味では本市も次の選挙に向けてはしっかりと取り組んでいかなくてはいけないと思います。

 

Q17

例えばしっかり取り組む際に、他都市の事例を参考にして、それを仙台市の選挙事務に生かしていく、よりそういったことが求められるのかなと個人的には思うのですけれども。

A17

富谷市の今回の開票作業で職員の皆さんたちがどのように動かれたのかについては、詳細は聞いておりません。票数の問題もありまして、やはり時間が短いのはそれは当然のことだと思います。ただ正確性についてやはりいろいろと私どもも考えていかなくてはいけないところはあるのだろうとは思います。本市も選挙事務をしっかりとするために、今回の来年度の予算には体制強化といいましょうか、票数を計る機器(の予算)も組み込ませていただきました。ですから、時間の短縮化につなげていく取り組みは、既に来年度予算の中でも込めているところです。

 

Q18

そうしますと今年は仙台市議会議員選挙、あと宮城県議会議員選挙もあります。そういった仙台市にとっての大型選挙、それに対して機器も整えてしっかり万全の体制で取り組みたいというお考えでしょうか。

A18

そのとおりです。

 

仙台市長 郡 和子