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更新日:2016年9月20日

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仙台国際フォーラム2009「第5回フランホーファーシンポジウムin SENDAI」を開催します(質疑応答)

(1)MEMSと仙台あるいは東北大学との関わりが、あまり市民には知られていないように思うが、いかがか

フラウンホーファー研究機構といっても仙台市内にあるわけではなく、ヨーロッパにありますので、身近に感じにくいかとは思います。MEMSもいろいろと難しいことのように思われていて、専門的な部分もありますので、どうも市民の方々にとっては、聞いてすぐ分かりやすいシンポジウムではないとは思います。

東北大学は理科系大学の中で実学として長い伝統を持っており、戦前から金属やその後の半導体などで、基礎研究と社会の中で大変大きな手法を占めてきました。MEMSは東北大学の新しい技術の一つとして社会に発信していく技術と言われています。

その実用化についてはなかなか難しい面もあるわけですが、ここでもご紹介しているMEMS研究の第一人者である東北大学の江刺先生と研究室が最近、どのように活躍しているかということを、「東北大学・江刺研究室 最強の秘密」という、割と市民の方にも読みやすいような、研究の内容などを紹介している本も出ています。

また今回、ラボツアーセッションでの視察先にもなっている、仙台に本社を置いてMEMS技術をいろいろ展開しているメムス・コアの社長さんが書いた、ベンチャーとしてのMEMSに関する本も出ています。

そういう意味では少し取り付きにくい分野ではありますが、仙台が持っている学術の伝統というものが、このような形で世界的に発信されて、その一環としてこの国際フォーラムがあるということを、ぜひ市民の方に知っていただきたいという気持ちもありまして、今回このシンポジウムを紹介させていただきました。

平成21年11月16日 仙台市長 奥山 恵美子

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