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更新日:2016年9月20日

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発表内容以外の質疑応答の概要

(1)新型インフルエンザの感染拡大やそれに伴う学級閉鎖が増えているが、最近の状況をどのように考えているか

新型インフルエンザ患者の動向ですが、休日診療する医療機関の11月15日(日曜日)の状況を把握したところ、まず東北労災病院の小児科外来には63名のインフルエンザ患者が受診しています。また、急患センターでは総患者数485名に対し、インフルエンザ患者が180名、北部急患診療所には、総患者数202名に対し、102名のインフルエンザ患者が受診しています。これら3機関の総患者数750名に対し、インフルエンザ患者数は345名との報告を受けています。

この間の日曜の受診状況は、8日のインフルエンザ患者数が478名、1日が583名でありますので、これらを見ますと緩やかな減少傾向ができつつあるのではないかという感触を持っています。

決して安心できるというご報告はまだできないと思いますが、一時の急増からなだらかな坂になっているという部分はあろうかと思います。理由としては、例えば11月の初めに行いました休校などによって、休日に受診された患者数と同じように、学級閉鎖数がこのところ緩やかにやや減少しているように見えますので、学校での流行が沈静化しつつあるのかもしれません。

ただ、即断することはいけませんし、この間の手洗いやうがいの励行などが全体として、やや功を奏しているのかもしれませんが、なお気を引き締めてまずは11月末までの推移を見守っていきたいと思います。

(2)今月29日(日曜日)以降の医療体制は

29日以降の診療体制、特に病院での休日診療をどうするかという点については、まずこの連休の状況を把握した上で、24日以降に判断したいと思います。

(3)新型インフルエンザについて、市長としては今後も警戒していく必要があるという認識か

注意報発令基準以下の10人を下回ったというのであれば、まずは一安心していただいても結構ですと市民の方にお話できるかと思いますが、まだ注意報、警報というレベルを下回っているわけではありませんので、まだ予断は許さない状況だと思います。

(4)学校における感染拡大も同じ考えか

学校の中ではある程度、ピークアウトしたかも知れませんが、インフルエンザについては一旦底を打ったように見えてもまた上がるという波があるということも聞いています。

今まで低年齢の方が中心だったものが、同居している親御さんに感染がシフトすることも考えられますので、いろいろな可能性が考えられる中で、やはり気を緩めることなく手洗いなどの励行により一層ご協力いただきたいと思います。

(5)職員互助会への市からの補助を今年度は8千万円ほど減額し5千万円にしているが、今後の方向性は

仙台市においては職員の私的な旅行について公費を充てるという事業は組んでいませんので、いろいろと新聞報道にあったようなことはありません。一方、事業主としては、職員の健康診断や健康増進などといったものは、負担もしながら実施していくことだということだと思いますので、来年度から5千万円をゼロにするとは私自身は考えていません。

しかしながら、その使われ方については、十分精査する中であるいは減額ということもあり得るかもしれませんが、それは今後の検討ということです。

(6)松島水族館の仙台市への移転について、市の検討状況について伺う

事業者の方々から事業計画についての資料をいただきました。金額的なものも含め、より詳しい事業計画をいただいた段階で、専門家の意見も伺いながら、なお、事業のスキームのあり方がどうなのか、また、年度経過における収支の見通しが確かなものなのかといった事業内容について精査をしながら、我々として十分に把握できないところは事業者にお伺いをしているという状況です。

(7)検討されている高砂公園への移転と市の出資額についてはいかがか

それについては、今進めている事業スキームや採算性を含めた事業計画の精査と連動するものだと考えています。公園利用地を貸すことの趣旨につきましても、これは長期的に派生する関係ができるわけですので、それらを私として決断するまでには、私自身が議会にも市民にもきちんとした説明ができるような、事業計画の納得というものが必要だと思っています。現在はその作業を事務方に進めてもらっているところです。

(8)先日、仙台市に対しエル・ソーラ仙台の縮小、移転問題について、対話の場を設けて欲しいと市民団体から要望書の提出があったが、今後、この問題をどうするつもりか

第3回定例会でも質問があり、私としては管理運営費の行革効果を出していくということを基本に考えたいということをお答え申し上げていますので、今そのことを基本に案を練っていただいています。

昨年私が最後に説明会でお話させていただいてから時間が経過し、賃貸会社との具体的な契約内容も変わってきています。賃料のその後の大幅な下落という市況の変化も出ていますので、それを踏まえてさらに精査をしてもらっている段階です。

(9)説明会をいつ開催する予定か

今私からいつというのは申し上げにくいのですが、いずれにしても説明会はもちろん必ず開催させていただきます。ご説明する以上、利用者の皆さんの納得が得られるようにしたいと思っていますので、説明会に従前からの資料だけで、新しい段階のものをお出しできないのでは開く意味もないと思います。きちんと資料が整うまでそのことに全力を傾注するように事務方には指示しています。

(10)おおよそでいいので開催時期を教えて欲しい

議会では年度内に一定の方向性をお示ししたいと申し上げていますので、年度内には何らかの形ではお示ししたいと思っています。それがいつになるのかは今の時点では不透明なところがあります。

平成21年11月16日 仙台市長 奥山 恵美子

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