ページID:8015

更新日:2016年9月20日

ここから本文です。

定例会見(友好都市提携30周年を記念して中国・長春市を訪問します)

(担当)企画調整局交流政策課
(電話)022-214-1251

今年で中国・長春市との友好都市提携から30周年を迎えます。
これを記念して、両市間の友好交流をさらに深めるとともに、今後の交流について協議を行うため、7月26日から市長、市議会議長などからなる公式訪問団が、長春市を訪問します。
また、今回の訪問では、交流覚書の締結、長春市民との交流行事のほか、旅行関係者との意見交換会も行う予定としています。

1 公式訪問団構成

奥山市長、野田議長ほか計7名

2 期間

平成22年7月26日(月曜日)~29日(木曜日)4日間

3 日程

7月26日(月曜日)仙台→長春(移動)

7月27日(火曜日)記念植樹、仙台写真展開幕式、長春市民との交流行事、長春市との交流協議・交流覚書締結、旅行関係者との意見交換会

7月28日(水曜日)第一汽車、長春軌道客車、長春世界彫刻公園視察

7月29日(木曜日)長春→仙台(移動)

(※仙台写真展…友好交流30周年を記念して、長春市政府が主催し、長春図書館で7月27日から開催する写真展。)

4 訪問内容

(1)交流協議・交流覚書締結

30周年という記念すべき年にあたり、両市のトップが自ら、これまでの両市の交流の歴史を踏まえつつ、更なる交流の発展に向けた交流の方向性・指針について協議を行うとともに、協議の結果を覚書の形にまとめる。

(2)長春市民との交流行事

市長と長春市民との懇談を通じて、長春市民が普段感じていることや交流への提言などを直接伺い、今後の国際交流事業の参考とするため、長春図書館にある「長春ふれあいの場」にて、長春の若者との交流行事を行う。

(3)旅行関係者との意見交換会

市長が現地の旅行代理店など旅行関係者のトップと意見交換会を行うことにより、今後の経済発展とともに海外旅行者数の増加が見込まれる長春市との交流拡大を図る上での参考とする。

参考

長春市について

中国東北地方に位置し、吉林省の省都で、総人口751.2万人を擁す、同地域の政治・経済・文化・交通の中心地。歴史的には、旧満州国の首都「新京」として知られる。都市の近代化を進めると同時に伝統文化の保護や自然環境の保護に取り組んでおり、「森林都市」「緑色食品都市」「国際自動車都市」「科学技術文化都市」「映画都市」「彫刻都市」など多様な別名を持つ。特に自動車産業については、第一汽車や外国の自動車会社(フォルクスワーゲン、アウディ、トヨタ、マツダなど)の合弁会社による自動車の製造が盛んであり、躍進著しい中国の自動車市場を支える都市として注目を集めている。

第一汽車について

1953年に設立された中国最初の自動車メーカーであり、長春市に本拠地を置く。上海汽車東風汽車と並ぶ中国の国有三大自動車製造企業グループの一つに数えられている。フォルクスワーゲン、トヨタ、マツダなどと合弁会社を設立している。

長春軌道客車について

鉄道、軌道車輌の設計、製作を行う中国北車集団のグループ企業。1954年に鉄道部機車車輌製造局長春客車廠として発足、国有企業の分割に伴い中国北車集団の完全子会社となり、2002年に長春軌道客車股彬有限公司に名称変更した。全国の鉄道客車の50%がこの工場で製造された。最近では海外市場にも積極的に進出している。

長春市との友好都市提携について

(1)提携年月日

昭和55年10月27日(友好都市締結に関する議定書調印の日)

(2)提携までの経過

仙台市では、日中友好協会・日中文化交流協会等の協力を得て、仙台市と似た性格の中国東北地方との友好都市提携の希望を中国側に打診していたところ、昭和54年7月、中日友好協会から長春市との提携について提案があり、長春市側の希望が伝えられた。その後、昭和55年8月、長春市長からの要請により、同月20日先遣隊が長春市を訪問し話合いの結果、締結の合意を得て覚書を交換した。この覚書に基づき長春市から市長を団長とする友好代表団7名が来仙し、昭和55年10月27日、議定書に調印し締結が成立した。

最近の長春市との交流

毎年、仙台国際ハーフマラソン大会に出場のため選手団が派遣されており、今年5月にも選手2名が来仙した。市民レベルでも、毎年、市民訪問団が相互の都市を訪問するなど、継続的な交流が進められている。なお、平成20年5月12日に発生した四川大地震の際には、仙台市より長春市を通じて、被災者への救援物資として毛布1,000枚を送った。

お問い合わせ

総務局広報課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎3階

電話番号:022-214-1148

ファクス:022-211-1921