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更新日:2016年9月20日

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新しい「基本構想」と「基本計画」の中間案がまとまりました(発表内容)

先週27日(金曜日)に行われた総合計画審議会におきまして、新しい基本構想と基本計画の中間案がまとまりましたので、ご報告申し上げます。

私は、本市が厳しさを増す時代状況を乗り越えていくためには、仙台をつくり上げてきた優れた市民の力「市民力」を資産として活用するとともに、学都・仙台の誇る若者の能力を生かし、東北の各地域との連携を強めながら、成熟時代にあって地域が持続的に活力を発揮し、市民だれもが質的な豊かさを実感できるような確かな成長戦略を描くことが重要であると考えております。

審議会においても同じ様な認識に立って、熱心にご議論いただいたところでございます。

それでは、お手元の発表資料と概要版を併せてご覧ください。概要版の表紙にございますように、総合計画は、上から基本構想、基本計画、実施計画という構造になっておりまして、その全体を総合計画と呼んでおります。このうち今回は、総合的かつ計画的な行政の運営を図るための「基本構想」部分、そして、それを実現するための長期計画である「基本計画」部分について、中間案がまとまったところです。

概要版の1~2ページをお開きください。基本構想では、21世紀中葉を見据えながら、本市の資源である「市民力」を広げ、共にまちづくりを進めていくための枠組みづくりを強く打ち出すとともに、「ひとが輝く杜の都」の実現のために、具体的に目指すべき将来の姿として「4つの都市像」を掲げております。

また、仙台の未来に責任を持つ都市経営の実現を目指すこととしております。

3~4ページをお開きください。基本計画でございます。平成32年度までの10年を計画期間とし、期間内には本市でも人口減少が始まるとの推計を示しておりますが、人口減少を悲観的にのみ捉えるのではなく、仙台の確かな未来を創り出すための「成熟社会における変革の期間」と捉えたいと考えます。

そのため、施策の重点化を図り、「学びを多様な活力の創造につなげる都市づくり」など「4つの重点政策」を掲げるとともに、厳しさを増す社会情勢を踏まえたとき、新たな視点による都市経営が重要と考え、市役所の自己変革など「4つの経営方針」を掲げております。また、多様化する地域課題にきめ細かに対応するため、区別計画の充実を図っているところでございます。

発表資料の裏面をご覧ください。

今後は、市民の皆様や市議会等から、さまざまなご意見をいただき、それらを踏まえながら、審議会でご議論いただき、年明けを目途に答申をいただく予定としております。

来月10日(金曜日)からは、パブリックコメントを実施し、市民の皆様から広くご意見をいただいてまいります。

9月下旬からは、市民の皆様に総合計画の内容をご説明し、生の声をお聞かせいただくため、各区で「区民意見交換会」を実施します。

また、10月10日に、中間案の大きなテーマである「市民力」について、審議会の委員と市民の皆様が共に考える「市民フォーラム」も開催することとしております。

総合計画は、いわば市民の皆様の思いや願いを詰め込んだ、百万市民が共有する仙台の街の将来設計図でございますので、一人でも多くの皆様に、ご意見をお寄せいただきたいと考えているところでございます。

平成22年8月31日 仙台市長 奥山 恵美子

資料

  1. 新しい「基本構想」と「基本計画」の中間案がまとまりました
  2. 仙台市基本構想・基本計画(中間案)概要版(PDF:3,178KB)

<この発表内容に関する質疑応答>

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