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更新日:2016年9月20日

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「仙台マイクロナノ国際フォーラム2010」を開催します(発表内容)

来月12月6日から8日までの3日間、仙台サンプラザにおきまして「仙台マイクロナノ国際フォーラム2010」を開催しますので、お知らせいたします。

仙台市では、次世代エレクトロニクス産業の基盤技術として期待されているMEMS(メムス)技術が東北大学に集積していることに着目し、仙台を日本のMEMS技術の拠点にして、競争力の高い新産業を創出していくことを目指しております。

これまで、平成16年にMEMSパークコンソーシアムを立ち上げ、翌17年にはドイツのフラウンホーファー研究機構と協力協定を締結し、シンポジウムの開催や地域企業とのマッチングなどに取り組んできたところでございます。

今回のフォーラムでは、従来のフラウンホーファーシンポジウムに加えまして、今年3月に設立された東北大学のマイクロシステム融合研究開発センターの研究成果を報告するシンポジウムや、次世代のMEMS研究者を育成するための高校生・大学生によるアイデア・コンテストをあわせて開催することとしております。

国内外のMEMS関連の研究者・技術者・学生の方々に仙台に集結していただき、MEMS技術に関する最先端の研究成果をこの仙台から広く国内外へ向けて発信し、「MEMSイコール仙台」を強くアピールしてまいりたいと存じます。

MEMSにつきましては、市内のベンチャー企業であるメムス・コアが、本市の助成によりMEMSセンサの開発に成功するなど、徐々に具体的な成果が生まれつつあります。今回のフォーラムを契機にいたしまして、さらに、東北大学、フラウンホーファー研究機構をはじめとする関係機関との連携を深め、MEMS技術などのマイクロナノ分野における地域産業の振興と新産業の創出に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

仙台市長 奥山 恵美子