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更新日:2016年9月20日

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平成24年度仙台市総合防災訓練を実施します(質疑応答)

(1)これまでの総合防災訓練と今回の訓練はどのように違うのか

これまでの防災訓練は、私どもと関係機関、電力事業者やNHK放送局、建設組合など、いろいろな関係団体が総合防災訓練地域にまず参集して、そこで消火訓練や家族同士の安否情報の確認を行う、展示型防災訓練というらしいですが、集合した形でそれぞれ分担している役割を訓練する、そういうシステムでした。

ところが、この震災後、私もいろいろ意見を聞く中で、関係者が全員最初から集まって、避難所の鍵も開いていて、市の職員も来ているというところから避難訓練が始まるのでは、いささかリアリティーが乏しいという声もたくさん聞いたわけです。

住民の方が市職員よりも先に着いて、どうやって避難所の体育館のドアを開けたらいいのだろうとか、どこに仮設トイレはしまってあるのかとか、そういうところから、実際に災害が起こった場合に本当にしっかりやっていけるのか、というような疑問が出されました。いわば原点に帰るというような形で、夜間であればどうだろうか、日中であればどうだろうか、町内会の方は町内会として、市職員がいない前提でどう動けるだろうか、そういった足元からしっかりとやれることを一つ一つ確認しながら、どういう情報が共有されていないのか、どういう段取りであれば町内会の人が区役所の職員が行く前にも作業を進められるのか、そういうことをしっかりとお互いに把握するような形で進めていきたいというのが今回の趣旨と狙いです。

仙台市長 奥山 恵美子

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