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更新日:2016年9月20日

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地下鉄東西線の地上駅のデザインが決まりました(質疑応答)

(1)地下鉄東西線の工事が進む中、駅のデザインの決定まで至ったことについての所感を伺う。また、最初にこの2駅が発表となったのはなぜか

平成18年度に着工した地下鉄東西線ですが、これまではトンネル工事、土木の部分、地下鉄本体が走るいわば地面の中のことでしたので、なかなか市民の皆さんにどの程度工事が進んでいるのかを実感していただくことは難しいかったわけです。

今回いよいよ土木工事が終盤を迎えまして、駅ということで多くの皆さまにとって大変なじみの深い、これからご自分が利用することを一番イメージしやすい施設です。その中で今回発表させていただくのは、駅舎が地上に見える点では最もなじみの大きくなりそうな、特に川内の東北大学近くの国際センター駅と終点になる荒井駅で、この2つの地区は地下鉄で大きくその環境が変わって、さまざまな利便性が向上するだろうと期待されている地域です。

まずそこの駅舎について市民の皆さまにしっかりと事業が進んでいるという意味も含めてご覧いただきたいということで、今回この2駅について発表させていただくものです。

(2)この2駅以外に地上駅はあるのか

この2駅のみです

(3)東日本大震災を受けて、新たに防災対策をした部分はあるか

今回の震災の中では、地下鉄の駅舎および線路の部分は損傷も少なく、そういう意味では地下鉄が非常に地震に強いことが改めてお分かりいただけたかと思います。駅舎の変更では、帰宅困難者が若干出ることを想定していますが、駅舎の中に長期間滞在いただく考えはないです。

〔東西線建設本部建築課長〕

中心部の駅につきましては、コンコースがございますので、一時的な避難を考えているスペースがあります。荒井駅については、多少津波の影響を考えまして、各出入り口に60センチの止水板の設置を考えています。

(4)荒井駅付近は東日本大震災でどのような影響をうけたのか。

〔東西線建設本部建築課長〕

荒井駅まで津波は来ていませんが、仙台東部道路の陸橋部分から少し波が来て、20~30センチほどの水が近くまで来たと報告を受けています。なお構造物には影響ございません。

(5)荒井駅の子育て支援施設とはどのようなものか。また、国際センター駅の多目的スペースはコンベンションなどに使用可能なのか

子育て支援施設は、保育施設を中心に考えているところです。それをどの程度のスペックのものにするかについては、まだ担当局で少し検討している段階です。

国際センター駅の多目的スペースは、学会などに直接関係する施設というよりは、四季折々の中で市民グループの皆さまがイベントを開催できる、国際的な学会があった時に、例えばそこで仙台を分かっていただくような、ちょっとした催しができるなど、どちらかというと、学会そのものを支援する施設というよりは、そこに集う方々の賑わいをさらに支援するような施設という意味での多目的と考えていただければよろしいかと思います。

(6)今年度内にすべての駅の建築工事を発注するとのことだが、入札はいつ頃になるのか

〔東西線建設本部建築課長〕

1番早いのが、荒井駅と青葉山駅の駅舎2つで、明日公告させていただきます。
その後数カ月に渡りまして順次、2つ3つずつ発注し今年度中に13駅全てを発注する予定です。
入札は6月に持ち込むものは、7月末から8月の頭くらいが最初の入札になる見込みです。

(7)市民から寄せていただいた地域イメージを参考にしたというが、具体的にはどういうことか

〔東西線建設本部建築課長〕

駅ごとに地域の特性がありますが、我々は各駅ごとに個性化を図ろうということで、例えばまちづくりの協議会がある地域においては、その協議会、あるいはそういうものがない地域では市政モニターを活用して、地域に対する皆さまのイメージ、思い、将来にわたる考えなどをご提案いただいて、その言葉をもとに我々が駅のデザインコンセプトを作成してデザインに反映させているということです。

(8)基本的に意見は市民に直接会って聞いているということか

〔東西線建設本部建築課長〕

はい、アンケートの場合以外はそうです。まちづくり協議会のほかに、一番町駅ですとサンモール商店街の方々とお会いしたり、直接やりとりしています。

仙台市長 奥山 恵美子

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