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更新日:2016年9月20日

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新たなコンベンション施設の基本設計がまとまりました(質疑応答)

(1)コンベンション施設の事業費と展示室の天井の高さはいくらか。また、夢メッセと比較すると施設の大きさはどの程度となるか

事業費についてはまだ現在詰めている最中ですが、おおむね20億円程度と把握しています。

〔国際プロモーション課長〕

今回の施設は、展示室の天井が高く設計されており、高さは約9メートル程度です。これは、背の高い展示物の展示にも対応できるように考えています。
夢メッセは展示スペースの延べ床面積が7500平方メートルですので、コンベンション施設より夢メッセの方が広いことになります。

(2)当初の事業費は14億円と見込んでいたが、20億円に増えた理由は何か

〔国際プロモーション課長〕

今回基本設計をまとめるに当たり、いろいろ関連する事業者の皆さまにヒアリングを行いました。会議専門事業者や市内のホテル、イベント業者の皆さんなどですが、そういった方々にお聞きする中で、部屋の使い勝手をよくするための要望をお聞きしました。それに伴い、諸室の面積や控え室を増やすなどの面積増がありました。さらに展示室についても、より部屋を柔軟に使いやすく工夫をしました。
さらには、昨年来の労務費、資材費のアップなどがあり、面積増、使いやすくするための工夫などとあわせて、事業費が増加したものです。

(3)コンベンション施設の駐車場の設置はどうなっているのか

〔国際プロモーション課長〕

国際センター北側の仙台商業高校跡地の駐車場、バス発着所などを総合的に計画していく中で、この施設の駐車場の台数や場所などを含めて今年度検討する予定になっています。

(4)周辺の空いている土地の利活用は、これからということか

〔国際プロモーション課長〕

(仮称)国際センター駅前は駅前広場になります。駅の北側、仙台商業高校跡地側に駐車場の設置を検討しています。

(5)コンベンション施設の名称案はあるか

具体的な名称については、今後の課題です。

〔国際プロモーション課長〕

名称も含めて今後の検討になります。基本的には展示施設となりますので、そのような性格も踏まえながらの検討になります。

(6)コンベンション施設の完成により、市長はどのような会議の誘致を考えているか

従前この地区には、県のスポーツセンターがあり、国際センターとスポーツセンターが両方あった時期がしばらくありました。学会には、講演会に合わせてポスターセッションや関連機器の展示など、いろいろな展示会でフラットなスペースを必要とするものも多くあります。スポーツセンターが取り壊されて以降、近隣に展示スペースがないことが学会開催上、大きなネックであるというお話がでていました。一つはそうしたものに対応していく必要があるということです。

あとは、昨今のイベントは、主たるイベントに加えてさまざまな分科会やテーマごとのセッションなどたくさんの会議室を必要とするものが増えてきています。

今回の施設は、そういった場合に分割して分科会や関連事業の会場を確保できるようにという配慮も加えて、そのような施設にしています。

(7)コンベンション施設にはホテルなど宿泊施設が併設しているところも多いが、宿泊施設についてはどう考えているのか

ホテルと一体となった施設もありますし、それによって利便性が高まることもございます。しかしながら、当該地区は国指定史跡の仙台城跡に近接して、東北大学も近く、宮城県美術館、仙台市博物館などの文教施設に恵まれた、いわゆる一等地であります。

その中で、ホテル建設に共用できるスペースは極めて限られています。また、かつていろいろな土地利用を検討する中で、ホテル関係者にヒアリングしたこともありましたが採算的に難しいこともあり、出店意欲としてはあまり高くなかった状況で、選択から除外された経緯もありました。

そのようなことで、私たちの施設としては、ホテルと一体化ではなく、今必要とされている展示スペースを中心に整備を進めることとしたものです。

仙台市長 奥山 恵美子

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