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更新日:2016年9月20日

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「せんだい3.11メモリアル交流館」が開館します(質疑応答)

(1)プレオープン以降、市民団体やNPOの活動実績はあるか

例えば「オモイデゴハン」とか、「伝える学校」など、今まで海岸地帯・沿岸地帯の被災地の方々と協働でやってきた事業がございます。それらの小さなワークショップを交流スペースで行うなどの活動が、このプレオープン以来続けられてきたと聞いています。

(2)被災地を巡るモデルコース作りはこれからか

来年度、震災遺構として荒浜小学校の整備を進めていきます。時間によっては、そちらを見ていただきながら、宅地群の跡も見る時間があるかとか、また公共施設であれば3月に全面復旧する予定の南蒲生浄化センターを見ていただくとか、いくつか海岸地帯で回っていただきたいコースはあります。参加される方の時間や、どういう種類の施設を希望されるかなどによって、交流館でご案内をしたり、ご一緒に考えていきます。それが積み重なっていくと、一定のモデルコースのような形になるかと思っています。

(3)オープン当日から、市民や来館者を案内することは可能なのか

現地のガイドの方は、職員とは別途お願いしなければいけないと思いますので、例えば5~6人とか10人とかまとまった形でご案内するのは、オープン直後では難しいかと思います。

ただ、そういうご希望があれば、ご相談をいただければ、現地の方などと調整して案内したり、お話を聞くようにこちらでコーディネートしていくことは、これから事業の大きな柱になると思います。

(4)案内は新年度以降になるのか

具体的には新年度以降になると思います。関心のある方は、ご一報いただけるとうれしいです。

ガイドをお願いしたいとか、被災地を知りたいとか、ここでどういうことが起こったのか実際に例えば防災関係者から聞きたいとか、住民の方から聞きたいとか、聞きたいといっても、話のご要望もいろいろ違ってくると思います。それを具体に教えていただけると、こちら側としてもいろいろなコーディネートが可能になってくると思います。

(5)ガイドをお願いする場合は、事前に連絡をもらい、調整するということか

日にちとか時間とか、どういうテーマでご覧になりたいかとか、まずはいったん見たいとか。また仙台市内からいらっしゃる方と、よそからいらっしゃる方とでも、予備知識の量や今までのご経験も違ってくると思います。そういうご希望にあわせて、その方々にふさわしい見ていただくもの、聞いていただくこと、それらをアレンジしていくようにするのが、ここの大きな力になると思います。

(6)ガイドの希望は、開館前に受け付けするのか

ご相談は、オープンと同時にどんどん寄せていただければと思います。

(7)市長は、交流館をどんな場所にしたいと考えるか

まずは、仙台市民がこの東部海岸地帯で起こった東日本大震災の甚大な被害を忘れないように。また、仙台で生まれて育つ未来の世代にとっては、生まれてきて東日本大震災を知らないということになります。どんどんそういう人たちが増える中で、こういうことがあったのかとか、こういう暮らしが失われてしまったのかとか、そういうことを伝えていける場にもなればいいなと思います。

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