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更新日:2016年9月20日

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南蒲生浄化センターの新水処理施設が完成しました(発表資料)

(担当)建設局南蒲生浄化センター
(電話)022-214-1213

市内の約7割の汚水を処理している南蒲生浄化センターは、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受け、1日も早い復旧を目指して復旧工事を進めてきました。

昨年11月からは半分の施設で運転を始めていましたが、このたび、復旧工事が完了し、未来志向型の処理場として新水処理施設のすべての施設で運転を再スタートします。

1 運転開始日

4月1日(金曜)

2 場所

仙台市南蒲生浄化センター(宮城野区蒲生字八郎兵エ谷地第二)

3 施設の概要

  • (1)処理能力 433,000立方メートル/日(下水道事業計画)
  • (2)その他
    • (ア)放流水が計画処理水質(下水道法事業計画で定めている水質でBOD(※1):15mg/L以下)に達するのは、施設全体で微生物が十分に増殖する平成28年9月頃になる見込み
    • (イ)計画処理水質に達するまでは、現在稼働している暫定処理施設も併用運転します

※1 BOD 生物化学的酸素要求量、水の汚濁状態を表す代表的な指標の一つ

4 施設の特徴

各建築施設の高さが、これまでのTP(※2)約3mから、10.4m以上と7m以上高くなり、東日本大震災時の津波にも耐えうる施設となっています。また、最新の省エネルギー機器の導入はもとより、創エネルギーとして、太陽光発電・小水力発電設備も導入し、一般家庭約390世帯分(136万Kwh/年)の電力を発電します。なお、太陽光発電設備の設置により、電源喪失時においても必要最低限の処理が可能となります。このように、新水処理施設は災害に強く、環境にも配慮した未来志向型の処理場となっています。

※2 TP 東京湾平均海面(全国の標高の基準となる海水面の高さ)

5 施設位置図

 施設位置図