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更新日:2016年9月20日

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G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議開幕にあたって(質疑応答)

平成28年5月17日

(1)仙台市以外の被災地の復興状況報告を行う機会はあるのか

仙台以外の復興状況報告としては、視察会場まで移動する際のバスに、女川町長がご同乗になり、直接女川町の事例についてご説明になると伺っています。私の持ち時間の中では、仙台の状況説明を行うことになると思います。

(2)仙台市以外の被災地の復興状況報告は移動のバスの中で行うのか

現地でのご説明というわけにはいきませんが、仙台の状況が被災地の典型ということばかりではありませんので、女川町の事例を町長から直接聞いていただくということで、財務省とご相談しています。

(3)会議にあたり、最も準備に力を入れていることは何か

既に準備の細かいところまで詰めてはきていますが、例えば週末に秋保に行楽でおいでになる方々の中には、検問があることを知らない方がいらっしゃるかと思いますので、最後まできめ細かく情報を提供していきたいと思います。

併せて、秋保在住の方へも、検問による生活上のご不便を一定期間おかけすることになりますので、丁寧にご説明し、最後までしっかり取り組んでいきたいと思います。

(4)地元の人のケアも気にしているということか

会議に対して地域はウェルカムであるという温かい気持ちでお迎えし、送り出すことが、会議の成功の元だと思っています。地元の方々にとっても、自分たちの地域でそれぞれ役割を果たし、これだけの会議を成功させる力になったと思えるような、地域ぐるみの運営を大事にしていきたいと思っています。

(5)地元の人からの相談はあるのか

具体的にはいろいろあると思います。個別の事情によっては、検問に複数回かかってしまうとか、ここ2、3日でこういうものを準備してほしいなどの要望が続き生活が慌ただしいといった声は、私もいくつか聞いています。県警もテロの問題に対して力を入れて取り組んでいただいており、やむを得ない面もあることをご理解いただきながら、こういう重要な国際会議を行っていく中で、テロ対策は今後とも避けられない側面ですので、われわれも今回の教訓から学ぶべきことは多いだろうと思っています。

(6)19日の歓迎レセプションで宮城・東北の食材を使用するのか

レセプションや夕食会の会場では、できるだけ地元の食材を使うことによって、東北の食、仙台の食の魅力をアピールしたいと考えていました。具体的にどのような食材になったかは、今の時点では把握していません。

(7)会議でどのような議論がなされることを期待するか

この年明けから、株や為替の変動で、日本経済も含め激動の予兆が出ていると思います。われわれとしては国際金融経済情勢の安定を願っており、それに向けての大きなメッセージや、具体の意思統一が果たされれば、日本経済の安定に向けても大きな貢献になると思っています。

(8)経済対策として財政出動を求める考えもあるが、市長はどう考えるか

景気対策として、これまでさまざまな形で財政出動を行ってきましたし、アベノミクスの中でもやってきた部分があります。今までの財政出動のうち、何がどのような効き目があって、現在の経済状況の中ではどこが比較的効果が薄いかなどを検証した上でないと、財源も限られていますし、ただ財政出動をするだけでは難しいと思っています。

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