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更新日:2017年2月28日

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市政だより2017年3月号・市の計画を紹介します

支え合いのまち推進プラン―仙台市地域保健福祉計画

平成28年3月、「支え合いのまち推進プラン―仙台市地域保健福祉計画」を策定しました。この計画について、社会課の職員に聞きました。

Qどんな計画なの?

写真:社会課職員1

市では、誰もが住み慣れた地域で安心して心豊かに暮らせるまちを目指し、平成17年5月に「支え合いのまち推進プラン―仙台市地域保健福祉計画」を策定しました。今回の計画はこの第三期目(平成28~32年度)に当たります。
東日本大震災の際に発揮された「市民力」を原動力として、「障害」「高齢」「子育て」「防災」など、地域のさまざまな生活課題について、市民や地域団体、NPO、関係機関などが連携・協働しながら、地域において支え合い、助け合う力(地域の「福祉力」)を高めていくことを目標としています。

写真:計画の策定に向けて、地域福祉活動を行う皆さんが集まり、地域課題を共有しました

計画の策定に向けて、地域福祉活動を行う皆さんが集まり、地域課題を共有しました

Qこの計画の特徴は?

写真:社会課職員2

本計画は、高齢・障害・子育てなど、市が定める各分野の福祉施策が、地域においてより効果的に展開できるよう、基本目標や施策の方向性を定めています。
計画の策定に当たり、市民アンケートやワークショップ、地域福祉セミナーなどを通じて、市民の皆さんに参画していただき、幅広い意見を反映させました。

Q今後どんな取り組みを進めていくの?

写真:社会課職員3

今回の計画では、5つの重点施策(※)を掲げています。
地域や大学などと連携しながら、多様な世代の住民による地域活動やボランティア活動への参加を促進し、新たな担い手の育成に努めます。また、高齢者や障害者などを対象に、安否確認などの見守りや交流・仲間づくりを行う「小地域福祉ネットワーク活動」への支援を充実させ、地域のコミュニティー形成を推進します。さらに、地域における防災・減災の取り組みを支援するなど、ともに支え合い、助け合うまちづくりに取り組んでいきます。

(※)5つの重点施策

  • 仙台の強みを活(い)かした新たな担い手の育成
  • 地域団体による福祉活動の充実・強化
  • コミュニティソーシャルワーカーによる地域支援活動と人材育成の促進
  • 災害に強い地域づくり
  • 地域を構成するさまざまな主体間の重層的ネットワークの構築

「仙台市地域保健福祉計画」は、市役所本庁舎1階市政情報センター、区役所、総合支所などのほか、市ホームページでもご覧いただけます

(問)社会課電話214・8158、ファクス214・8194