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地球の構造 |
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地球の内部は,大きく分けて,3つの層から成り立っています。ニワトリの卵にたとえると,外側を包むカラにあたる部分が「プレート(地かく)」と呼ばれ,十数枚のプレートから成り立っています。その下の白身にあたる部分は「マントル」と呼ばれ,岩石のような固体でできています。そして,中心の黄身にあたる部分は「核」と呼ばれ,液体となった鉄等でできています。 |
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プレート間地震のメカニズム |
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マントルは,固体でできていますが,核等から発せられる熱によりゆっくりとした速度で対流運動(注1)を行っていると考えられており,そのため,その上に乗っている十数枚のプレートも年間数pという単位でそれぞれ動いています。
プレートが動くことにより, プレートとプレートが出合う場所(プレート境界)では,プレートの先端部がぶつかったり,こすれあったりすることによりひずみが発生します。このひずみが蓄積し,限界に達すると,プレートは元に戻ろうとして動き,地震が発生します。これがプレート間地震と呼ばれるものです。プレート間地震は,ときにマグニチュード8クラスの巨大地震になることがあるほか,津波が発生する場合があり,広い範囲で大きな被害をもたらす場合があります。
仙台市の東の海底では,太平洋側のプレート(太平洋プレート)が日本列島のある大陸側のプレート(オホーツクプレート)の下にもぐりこんでいます。この時いっしょに引きずり込まれた大陸側のプレートが元に戻ろうとしてはねあがるときに発生するのが宮城県沖地震です。 |
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| 注1) |
液体の一部が温められると,温まった部分の液体が膨張して軽くなり,上に昇って冷たい液体と入れ替わる現象。 |
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図1.プレート間地震のメカニズム |
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1. AプレートがBプレートを引きずりながらその下に潜り込む。 |
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2. Bプレートは元に戻ろうとして動く。この時地震が発生する。 |
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プレート内地震のメカニズム |
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プレートの運動によるひずみは,プレートそのものだけではなく,プレートの内部にも蓄積されていきます。岩ばんの弱い部分がこのプレート内部のひずみに耐えられなくなり,急激にずれることにより発生するのがプレート内地震です。
このプレート内地震により発生した地層や地形のずれを断層と呼び,なかでも,約180万年より現在までに地震を起こしたことのある断層を活断層と呼びます。活断層は,いわば治りきっていない傷のようなもので他の部分と比べて弱いため,また地震が発生する可能性が高い部分です。
プレート内地震は,津波が発生せず,大きくてもマグニチュード7を超えることはまれですが,地下約20qまでの比較的浅い部分で起こるため,やはり大きな被害をもたらす場合があります。
仙台市域には,長町−利府線断層帯,大年寺山断層,鹿落坂断層,坪沼断層,愛子断層,作並−屋敷平断層という6つの活断層が存在します。 |
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マグニチュードと震度 |
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マグニチュードは地震のエネルギーの大きさを表します。マグニチュードが1増えると,地震のエネルギーは約32倍になります。2増えれば,32倍の32倍ですから,そのエネルギーは約1000倍になります。
マグニチュードに対し,震度はそれぞれの場所でのゆれの大きさを表します。同じ地震でも震源地からの距離やその場所の地盤によって異なります。日本では気象庁震度階級に基づき,震度5と6を"強"と"弱"に分けた10階級に分類しています。以前は震度を体感や建物等の被害の状況を調べて判定していましたが,現在では,震度計による機械的で,より速い判定を行うようになりました。 |