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更新日:2023年12月22日
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山田上ノ台遺跡
上空から見た山田上ノ台遺跡調査区全景
後期旧石器時代の石器
縄文時代の竪穴住居跡
山田上ノ台遺跡(太白区山田上ノ台)は、旧石器時代から江戸時代に至る複合遺跡。
さまざまな遺構や土器、石器などが発掘されている。旧石器時代には2万5千年前頃後期旧石器時代の石器や炭化物の集中部分が見つかった。
縄文時代には大規模な集落が営まれていた。発掘調査では38軒の竪穴住居跡や約300基の土坑が見つかった。
竪穴住居の中央には土器を埋めて石で囲み、さらに石組みが付属する「複式炉」が作られている。
竪穴住居は台地の南から東にかけての縁辺に分布している。