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沖積平野から奥羽山脈の山岳地帯まで広がる太白区には、昆虫類も多く生息している。植物が標高差や積雪量、人手が加わる地域なのかどうかによって違うように、昆虫類も植物の分布に応じたかたちでそれぞれの種が生息している。
山地帯のブナ林には甲虫類のルリクワガタ、オニクワガタ、ヒメオオクワガタなどが生息する。また、年によっては、ブナの葉を餌にするブナアオシャチホコガが発生。それに呼応するようなかたちで、オサムシ科のクロカタビロオサムシが多く発生することがある。
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| コエゾゼミ | ノコギリクワガタ |
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| ベニシジミ | ミヤマカワトンボ |
蝶ではブナの葉を幼虫期の餌にするフジミドリシジミが生息し、林床のチシマザサを餌にヒメキマダラヒカゲが生息する。またコエゾゼミが生息し、エゾハルゼミが標高500メートル前後を下限として生息している。
ブナ林の下部にはミズナラ林の出現する地域があり、二口峡谷沿いなどではジョウザンミドリシジミ、ウスイロオナガシジミが生息、アイノミドリシジミやエゾミドリシジミ、メスアカミドリシジミも生息する。
峡谷沿いにはトチノキの混じることも多く、春早いころにはスギタニルリシジミが観察される。
山地帯から丘陵地にかけてのコナラやクリを主とした雑木林は、多くの昆虫たちのふるさととでもいうベきところで、子供たちに人気のある昆虫たちの生息地になっている。
ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタをはじめ、カナブン類やカブトムシなど。ヒメギフチョウ、ウスバシロチョウ、カラスアゲハなどの蝶もこの地域を中心に生息している。
また、この地域を水源とした細流にはヒガシカワトンボ、ミヤマカワトンボ、オニヤンマ、ヤマサナエなどが生息し、ところによってはムカシヤンマも生息している。
丘陵地から沖積平野にかけての耕地にはモンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミなどが生息している。この地域には古い大きな屋敷林の残っているところがあり、アオスジアゲハ、ミドリシジミ、ゴマダラチョウが生息する。
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