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三神峯遺跡・上野遺跡

三神峯遺跡と上野遺跡

三神峯公園の写真
縄文時代の遺跡が見つかった三神峯公園

 自然豊かな三神峯公園は、桜の名所として知られている。仙台市街を見下ろす丘陵地にあり、市民の憩いの場として愛されてきた。春には大勢の花見客でにぎわうが、ここに遺跡があることは、あまり知られていない。

三神峯遺跡
(三神峯)は、公園のほぼ全域を占める大規模集落跡。縄文前期の遺跡で、当時の竪穴住居跡が8軒、発見された。
 出土した土器は平底の深鉢で、原料の土に多量の繊維を混ぜて作られているのが特徴であるという。形にあまり変化はないが、複雑なひねりの縄目紋様が施されており、縄文人の文化と技術が推察される。
 また三神峯遺跡で見つかった竪穴住居跡は、同時期の大集落である名取市今熊野遺跡の竪穴住居跡と非常によく似ており名取川を挟んで向かい合う位置にあることも注目される。
 花見や散策の折に、縄文人同士の交流があったのかどうか推理してみるのも楽しそうだ。
上野遺跡の壺の写真

 上野遺跡(富田)は、標高約25メートル、名取川が形成した河岸段丘の東端部に位置する縄文時代中期の集落跡。

 この遺跡からは、竪穴式住居跡や炉跡のほか、食物などを貯蔵したと思われるフラスコ型の土坑(穴)などが発掘されている。

 また、縄文時代前期の三神峯遺跡から出土した土器に比べ、模様も形も変化に富んでいるのも特徴の一つ。

 このころから、文化も枝術も成熱へ向けて、大きく変化していったのかもしれない。

 富沢遺跡は、広瀬川や名取川・笊川によって形成された沖積平野の中にあり、周辺一帯は弥生時代から、水田などの耕作が行われてきた。

 現在は、都市化が急激に進むが、発掘された遺跡からは、水田跡や農具など、さまざまな遺物が見つかっている。

模様や形が独特な上野遺跡の壺

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