建物と景観について

 広島の原爆ドームのとなりにマンションが建って、その近くにまた高層の建物が建つということで、雰囲気が損なわれるとして反対運動が起きています。

 現在、日本では一部条例で規制できるようになりましたが、それでも往々にして建築基準法に合っていれば、建築許可が下りてしまいがちです。となり近所の建物となんの脈絡のない建物が忽然とあらわれ、どうしてこんな建物が--------と腹立たしくなります。

 ヨーロッパのチェコでは1000年も景観を保っているし、パリのセーヌ川河畔は法律で景観を壊すものは規制されている。ドイツでもライン川のすぐそばにあるケルン大聖堂は世界遺産建築物に指定されているが、最近この近くに建物ができるというので、指定解除にされそうになり、この建築を取りやめたとテレビで報道していました。

 小泉首相や、村井宮城県知事が観光に力を入れようとしていますが、このような景観が保たれているから観光として成り立っているのだと思います。

 日本人は毎年1600万人以上の人が、海外に観光に出かけますが、このような景観を見たいからです。観光に力を入れたいのであれば、もっと日本らしい雰囲気が欲しいですね。

2006.9.20  景観サポーター 西海枝 康子

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