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更新日:2017年11月27日

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チンバザザ動植物公園との交流事業/平成29年度の活動報告(2)

第1回研修員受入れ事業

 

平成29年9月、第1回研修員受入れを行いました。
今回研修員として、マダガスカルよりやってきたのは、チンバザザ動植物公園で働く4名。

動物飼育管理を行う、ラントゥ園長、ロジェ動物部キツネザル課長。
そして、動物園の教育活動をおこなうファノ教育部長、エヴァ教育部研究員です。

園長と研修員
八木山動物公園園長と研修員

今回の研修目的は、動物園の持つ役割を再確認し、動物園における『個体群管理』と『環境教育』の手法について学び、チンバザザ動植物公園で実施していくための体制を検討することでした。

       ◆ ◆ ◆             

『個体群管理』とは、ある動物種1頭を単位として個別にとらえるのではなく、生息している地域等を単位とした“群”で動物種をとらえ、その群を維持していくためにはどうしていくのがよいか考え、管理していくというものです。今回は、八木山動物公園のシジュウカラガン羽数回復事業や日本動物園水族館協会による日本全国の動物園水族館の動物の管理体制を事例に、個体群管理の重要性についての講義にはじまり、基礎データとなる動物の情報を記載する台帳づくり、繁殖計画を立てるためのソフトウェアの紹介をしました。

個体群管理の講義

個体群管理についての講義の様子

動物園で飼育している動物を一つの個体群としてとらえ、遺伝子レベルで管理していくシステムについて、マダガスカル研修員の関心はとても高く、マダガスカルでの希少動物管理体制について、さまざまな意見を交わすことができました。

また、個体群管理のための基礎データを記録するためには、『個体識別』という技術が必要不可欠となります。チンバザザ動植物園では、キツネザル類をたくさん飼育しているため、八木山動物公園のニホンザルや鳥類など、個体数の多い動物種の個体識別方法について紹介しました。 

ニホンザル個体識別研修

ニホンザル個体識別研修の様子 

       ◆ ◆ ◆      

次は、動物園における『環境教育』についてです。
宮城教育大学で『持続可能な発展のための教育(ESD)』について学び、展示の魅力アップにつながる透明標本などを紹介しました。

宮城教育大学学長と研修員 透明標本

宮城教育大学学長と研修員          透明標本

 

八木山動物公園では、小学生対象の学習プログラムやふれあい館の見学を通し、マダガスカルについて知ってもらうことをテーマに、実際に学習プログラム企画書やビジターセンターのマダガスカルコーナー展示物を作成しました。

 

ふれあい館見学ふれあい館見学2

八木山動物公園ふれあい館見学

 

学習プログラムを企画 今回作成した展示物

意見を出し合いながら学習プログラムを企画  今回作成した展示物(ビジターセンターで展示中)

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今回の研修員受入れ事業では、動物園の役割を果たすのに必要不可欠な『個体群管理』と『環境教育』を実施していくための体制について講義・見学・実習を行いましたが、実際にマダガスカルで継続的に実現可能なものにするべく、情報交換を続けていきます。

また、研修中に得られたマダガスカル研修員の感想や意見をもとに、日本でもマダガスカルの自然環境について普及するため、八木山動物公園のビジターセンターの展示物整備や学習プログラム、イベントの企画をしていきます! 

お問い合わせ

仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
仙台市太白区八木山本町1-43
電話番号:022-229-0122
ファクス:022-229-3159