更新日:2020年11月20日

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旬の食材 かき

中央卸売市場の水産物部では、冬の味覚かきの入荷が始まっています。

画像:かき(宮城県産)、10月から3月が旬

 

※NHK「もりすた!」10月30日放送の内容をもとに作成

 

画像:生食用かき。指定された沖合のきれいな海域で育つ。水揚げ後減菌作業を行い、菌を取り除く

画像:加熱用かき。生食用に比べると陸に近い海域で育つ。水洗い後に出荷。減菌作業をほとんどしていない

市販されているかきには、生食用と加熱用があります。
これらの違いは主に、育った海域と減菌作業の有無にあります。

 

画像:かき。身がぷっくりしていて、ツヤのよい乳白色をしているものを選ぶとよい

 

新鮮なかきは、身がぷっくりしていて、ツヤのよい乳白色をしています。
一方、身がやせていて、身のまわりについているひだが大きいものは、避けた方がいいでしょう。

 

画像:生がき。レモンのビタミンCによってかきに含まれる鉄分の吸収が多くなることが期待できる

画像:かきのグラタン。ビタミンCが含まれる野菜とあわせるのがおすすめ

生がきにはレモン汁をかけて食べることが多いですが、これには風味をよくする以上の効果があります。
レモンに含まれるビタミンCによって、かきの鉄分をより多く吸収する効果が期待できるのです。

寒くなるこれからの季節には、かきのグラタンもおすすめです。
作り方は、殻のついたかきにホワイトソース、好みの野菜、きのこ類、チーズをかけて焼くだけ。
ほうれん草や白菜など、ビタミンCが含まれる野菜と合わせて食べると、かきの鉄分をより多く吸収することができます。
ご家庭でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

お問い合わせ

経済局中央卸売市場業務課

仙台市若林区卸町4-3-1

電話番号:022-232-8121

ファクス:022-232-8144