ホーム > くらしの情報 > 自然・動物・農業 > 中央卸売市場 > これまでの旬の話題を紹介します > もりすた!キッチン-「旬の食材 うど、菜の花、デコポン」
更新日:2020年3月23日
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令和2年2月27日木曜日放送分
肌寒い日が続いていますが、市場には春を感じる野菜や果物が入荷されています。
うどは、栃木、群馬、秋田の3県で、7割を生産しています。
暖冬の影響もあり、例年より若干出荷の出遅れもありましたが、太くて食べごたえのあるものが多く出回っています。
おいしいうどの選び方には、3つのポイントがあります。
うどの独特な香りには、ジテルペンアルデヒドという成分が含まれていて、血液の循環を促すはたらきがあります。
そのため、疲労回復の効果があるといわれています。
うすく切って酢みそとあえたり、新芽を天ぷらにするなど、様々な料理で食べてみてください。
天候に恵まれた今年は品質がよく、出荷量も安定しています。
3月いっぱいまでの入荷予想です。
菜の花に含まれる苦み成分は、イソチオシアネートと呼ばれていて、下記の効果があるといわれています。
イソチオシアネートは、細かく刻んだり、すりおろしたりして、野菜の細胞が壊れると生成されるので、よくかんで食べてください。
今年は出荷が早めに行われたため、市場への入荷量が増え、手にとりやすい価格になってきました。
デコポン独特のでっぱりの大きさは、味には影響しないので、好きな方を選んでください。
デコポンは、つまようじを使って皮をむくことができます。
真ん中につまようじを刺して、横に一周切れ目をいれます。
このとき、身を傷つけないように気をつけてください。
一周したら、上下の皮をひねってずらし、上半分をとります。
残った皮は、みかんのように手でむくことができます。
薄皮もやわらかいのでそのまま食べられます。
デコポンには、ヘスペリジンという成分が含まれていて、アレルギー反応を抑制する働きがあるため、花粉症対策にも効果があります。
今が旬でたくさん出荷されるうどや菜の花、デコポンを、ぜひ食べてみてください。
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