更新日:2021年10月25日

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旬の食材 極早生みかん・種なし柿

秋になり、さまざまな果物が出回る時期になりました。
今回はその中から、極早生みかんと種なし柿を紹介します!

画像:極早生みかんと種なし柿

※NHK「もりすた!」10月21日放送の内容をもとに作成

 

極早生みかん

画像:極早生みかん。和歌山県由良町の農家で発見。

みかんは下記のとおり、出回る時期によって名称が変わります。
9月下旬から出回るみかんを「極早生みかん」と呼びます。

現在、中央卸売市場に入荷している「ゆら早生」というみかんは、和歌山県由良町の農家で偶然発見され、平成7年に品種登録されました。

画像:極早生みかんの収穫時期は9月下旬から11月初旬、早生みかんは12月上旬まで、中生みかんは1月上旬、それ以降は晩生みかん。

今年の極早生みかんは例年より甘く、酸味とのバランスがとれた抜群のおいしさです!
選ぶ際のポイントは下の写真にあるとおりですが、全体として形が丸いものの方がおいしいようです。

画像:極早生みかんは、へたが枯れておらず、表面にツヤがあり、皮が浮いていないものを選ぶ。

果汁がたっぷりと含まれた極早生みかんは、疲労回復に効果のあるクエン酸が1日分入っているといわれていますので、毎日のデザートにしてみてはいかがでしょうか?

 

種なし柿

画像:種なし柿(和歌山県産)

紹介する「種なし柿」は、その名のとおり種がなく、少し平べったい形をしているのが特徴です。
いわゆる「渋柿」ですが、最近は渋抜きされたものがスーパーなどでも売られています。

画像:柿を選ぶ際には形がよく傷がないもの、色とツヤのよいものを選ぶ。果粉は新鮮な証拠。

種なし柿を選ぶ際には、上の写真に記載されていることのほかに、

  • へたが青く、実にしっかり貼りついている
  • 手に取ってみて、重みが感じられる

ことも考慮するとよいでしょう。
また、表面の白っぽい「果粉(かふん)」は、新鮮であることの証拠です。

画像:柿を保存する手順は、ポリ袋へ入れて冷蔵庫の野菜室で保存すると、シャキシャキ食感も長続きする。

画像:シャーベットの柿。柔らかくなった柿でも冷凍すると、シャーベットになってまた違った味わいになる。

種なし柿は常温ではなく、写真の要領で冷蔵庫に入れる一週間ほど保存できます。
また、柔らかくなってしまった柿でも、冷凍するとシャーベットとして楽しめ、生で食べるのとはまた違った味わいになります。

 

 

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