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更新日:2021年12月6日
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お正月食材の一つれんこんと、代表的な冬野菜の白菜を紹介します。
※NHK「もりすた!」11月18日放送の内容をもとに作成
れんこんは地下茎と呼ばれる茎が膨らんだ野菜。
泥の中で空気を運ぶための通路として気孔と呼ばれる穴があくことで、れんこん特有のあの形ができあがります。
れんこんが正月の縁起物の野菜とされているのも、この気孔のおかげです。
輪切りにすると「先が見える」ことから、「将来の見通しがいい」ことにつながります。
選ぶ際のポイントです。全体的に丸みがあって太いもの、切り口が見える場合は、穴の大きさがそろっているものを選ぶとよいでしょう。
れんこんは部位によって食感が異なります。
一番芽に近い第1節と呼ばれる部位はやわらかくシャキシャキした食感なので、サラダにぴったりです。
一方第2節から後ろの節は繊維が多く歯ごたえがあるため、煮物に向いています。
通年出荷されている白菜ですが、旬は霜が降り始める11月から2月にかけてです。
白菜を選ぶ際に注目すべきポイントは上記の4点。葉の密度が高いことが重要です。
白菜によく見る黒い点々。虫食いか何かと思っている方も多いのではないでしょうか。
これは「ゴマ症」といって、ポリフェノール類の色素によるもので、食べても問題ありません。
白菜には、外側から中心部へと栄養を送るという特徴があり、これは収穫後も変わりません。
外側の鮮度が落ちる原因にもなるので、芯の方から使い始めるとよいでしょう。
ビタミンCやカリウムなど、白菜に含まれる栄養素には加熱調理に弱いという特徴があります。
栄養を逃さず食べられるよう、白菜は鍋やスープにするのがおすすめです!
風邪予防にも効果のある白菜を食べて、寒い冬を乗り切りましょう!
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