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更新日:2022年11月15日
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仙台市中央卸売市場の青果部には、旬のごぼうが入荷しています!
※NHK「もりすた!」10月11日放送の内容をもとに作成
ごぼうは日本特有の野菜ですが、栄養価が高く食感もいいことから最近では洋食などに使われている注目の食材なんです。
青森県ではごぼうの生産量が日本一で、夏に太平洋から「やませ」と言われる、冷たい風が吹くため涼しい気候を好むごぼうにとっては、適した生産地なんです。
9月に入荷が始まり10月から3月がうま味が強く、香りも良くおいしい時期なんですよ!
ごぼうは鮮度を保つために土付きのまま出荷されています。
すぐに調理に使える、土が取り除かれたものありますが、土付きの方は、日持ちもするのでおすすめです!
ごぼうには2種類の食物繊維が含まれているんです!
水溶性食物繊維の「イヌリン」は腸内環境の改善や、血糖値の上昇を抑える作用があると言われています。
不溶性食物繊維の「リグニン」はコレステロールを低下させる効果や腸の働きを活発にする作用があるといわれています。
ごぼうには、これらの2つの性質の違う食物繊維がバランスよく含まれていて野菜の中でも含有量がトップクラスなんです!
ごぼうの下処理のポイントを紹介します。
皮を剥く場合は、包丁の背を使って皮をこそげ落とすか、くしゃくしゃにしたアルミホイルでごぼうを、こすって皮を取り除いてください。
皮には香りや栄養素が多く含まれているので、多少の皮が残っていても全く問題はありません。
アク抜きや変色を抑えるために水にさらす方が多かと思いますが、味付けの濃い料理に使う場合や、切ってからすぐ調理に使う場合は栄養や風味を失ってしまうので、水にさらさずに調理するのがおすすめです!
美味しいものがあふれる秋は、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、ごぼうを食べて、血糖値の上昇を抑え、腸内環境を整えながら楽しみましょう!
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