更新日:2022年3月22日

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旬の食材 ほっき貝・にしん

仙台市中央卸売市場の水産物部には、ほっきがいとにしんが入荷しています!

画像:ほっき貝の湯引き。湯引きすることで甘味と旨味がアップする

画像:にしんの塩焼き。しっかり焼くことで小骨もそのまま食べられる

※NHK「もりすた!」3月3日放送の内容をもとに作成

 

ほっき貝

画像:ほっき貝(青森産)

ほっき貝は冬から初春にかけて食べごろを迎えます。
北海道や青森など寒いところで獲れることから「北寄貝」と呼ばれるようになったといわれています。
1年で1センチしか成長しないため、食べごろの大きさになるまで5、6年かかるのが特徴です。

 

画像:下処理方法1。呼吸をする水管を出すためのすき間に洋食ナイフを入れて貝柱を切る

画像:下処理方法2。身を丸ごと取り出し、水管を切り落とす

画像:下処理方法3。身と貝ひもを分け、身を半分ほど切り開いて流水で内臓を洗い流す

下処理の方法は上記の通り。
下処理後、刺身で食べてももちろんおいしいのですが、湯引きすると甘味が一層引き立つのでおすすめです。

 

にしん

画像:にしん。別名「春告げ魚」。春に産卵のため北海道沿岸にくる

にしんはかつて北海道で大量に獲れましたが、乱獲などの要因により漁獲量が激減。
現在は稚魚の放流などにより少しずつ回復してきています。

 

画像:にしんを選ぶポイント。目に赤みやにごりがなく、皮がぴんと張っていて青光りしているものを選ぶ

画像:にしん。うろこが残っているものほど新鮮な証拠

鮮度を見分けるポイントは上記の通り。
にしんはうろこが取れやすいため、うろこが残っているものほど鮮度が高い証拠です。

 

画像:にしん調理のポイント1。小さじ1の塩を振って一晩おく。一晩おいた後は塩を流水で洗い流す

画像:にしん調理のポイント2。焼く前に身全体に大さじ1程度のお酒をかける

調理の際のポイントです。
ニシンの身は水分が多く柔らかいという特徴があります。
塩を振ることで余分な水分と臭みが取れ、酒をかけることでふっくらとした焼き上がりになります。

 

画像:焼いたにしんの身。小骨はカルシウムを多く含み、丈夫な歯や骨を作り、血液・筋肉・神経細胞にも働く

小骨が多いにしんですが、しっかりと火を通すことで小骨まで食べられるようになります。
小骨にはカルシウムが多く含まれており、栄養価が高くなります。

 

お問い合わせ

経済局中央卸売市場業務課

仙台市若林区卸町4-3-1

電話番号:022-232-8121

ファクス:022-232-8144