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更新日:2022年7月26日
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仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬の本まぐろが入荷しています!
※NHK「もりすた!」6月23日放送の内容をもとに作成
まぐろにはいくつか種類があり、身近なスーパーなどで刺身やお寿司で多く使われるメバチまぐろ、缶詰や加工品などで食されることが多いビンナガまぐろ、他にもキハダまぐろやミナミまぐろなどがよく知られています。
まぐろの中でも最高級品とされている「本まぐろ」は黒まぐろのことを指します。
お正月の初競りで、高額で取引されることで有名ですよね。
最も大きく育つまぐろの品種のひとつで、大きなものでは体長が3mから4m、重さが400キロ以上にもなる大型魚です。
市場には宮城県塩釜産や気仙沼産、青森産、岩手産の本まぐろが続々と入荷してきています。
夏に水揚げされる本まぐろは、冬のこってりした味わいの本まぐろより適度な脂乗りであっさりとした味わいが特徴です。
まぐろの身は赤身、中トロ、大トロと脂の強さで呼び分けています。
赤身は、胴体部分の中心部にあり、いちばん多い部分で、赤身の持つ鉄分の酸味がさわやかに鼻に抜け、まぐろのうまみが感じられます。
中トロは、腹側や背中側の一部分からとれる部位で赤身の味わいに脂の甘みが加わってきます。
大トロは腹側の頭に近い部分にあり、甘みが強く、とろけるような味わいを楽しめます。
部位によって味わいが異なるのもまぐろの特徴ですね。
まぐろにはセレニウムという栄養素が含まれ、身体の酸化につながる活性酸素の働きを弱め、老化を予防する効果が期待できると言われています。
また、たんぱく質も豊富に含まれ、筋肉や皮膚などを作るのには欠かせない栄養素と言われています!
赤身が鮮やかな赤色をしていて、スジが均等に入っていて、間隔が広いもの。
鮮度が落ちるとうまみ成分がドリップとともに抜けてしまうのでドリップは少ないものを選びましょう。
本まぐろは、刺身やお寿司などそのまま生で食べるのが一番!
特に赤色がきれいな赤身は鉄火丼やお寿司にするのがおすすめです。
また、甘辛なタレを作ってかけて、まぐろのユッケ丼にしてもおいしいですよ!
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