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更新日:2022年6月9日
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仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬のホヤが入荷しています!
※NHK「もりすた!」5月13日放送の内容をもとに作成
東北地方で主に食べられているのはマボヤです。
海のなかの岩などに付着している天然のマボヤをとる地域もありますが、市場に出荷されるほとんどは養殖生産されたもので、生産量は宮城県が全国一位です。
マボヤは外側の殻が赤黄色で丸く、でこぼことした凹凸(おうとつ)があることから「海のパイナップル」とも呼ばれています。
海の中で2年半ほどかけて育ち「3年子」と呼ばれる状態になると出荷されます。
2月下旬から水揚げが始まり、餌を大量に食べる5月後半から8月はとくに身も厚くなりおいしいマボヤが多く入荷してきます!
ホヤにはグリコーゲンという成分が豊富に含まれており、疲労回復効果や集中力を高める効果が期待されますよ!
ホヤは、鮮度が特に重要です!
鮮度が落ちてくると一気に味が悪くなり臭みやエグミがでてきます。
身がパンパンに膨れたもの、表面の赤みが濃く、ツヤとハリがあるものは鮮度がいい証拠です!
独特の見た目をしているホヤですが、さばくのはとても簡単です!
ホヤの2つの突起には、先がプラスの記号に見えるものと、マイナスの記号に見えるものがあります。
+(プラス)の記号に見える突起を切り落とし、ホヤの中にある海水を出します。
-(マイナス)の記号に見える突起を切ると排泄物も出てくるので注意します。
突起を切ったところから、包丁もしくはキッチンバサミを入れ、反対側まで切り込みを入れたら、殻を押さえ、ホヤの身を外します。
身を開くと黒い部分があるので、切り込みを入れながら取り除き、最後は真水できれいに洗い流しましょう。
洗い流したあとは、キッチンペーパーなどで水気をふき取りお好みの大きさに切って、刺身やホヤ酢にして食べてみてください。
独特な風味から苦手だという方もいるかもしれませんが「ムシホヤ」や「唐揚げ」にすると苦手な人でもおいしく食べられますよ。
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