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更新日:2022年7月26日
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仙台市中央卸売市場の青果部には、旬のなすが入荷しています!
※NHK「もりすた!」6月30日放送の内容をもとに作成
なすの原産国はインドの東部とされており、日本で栽培されるようになったのは奈良時代からと言われています。
なすは種類がたくさんあり、地域によって呼び名が変わりますが、元々の名前は「なすび」だったそうです。
「なす」という名前の由来は諸説ありますが、江戸時代に「物事を成す」という意味をかけて売り出したところ、縁起の良いものとして知られるようになり、その呼び名が関東や東北で一般的になった、という説があります。
比較的栽培しやすいため、東北各地で栽培されていますが、宮城産のなすは6月下旬から7月上旬に入荷の最盛期に迎えます。
中でも、宮城県の大崎地域は県内一の生産地。
大崎地域で作られる式部なすは品質を保つことに重点を置き、皮の深い紫色と柔らかさを追求して作られています。
また、「仙台長なす」と呼ばれる宮城県仙台市の伝統野菜は仙台の気候と風土によって長い年月をかけて独特の形になったといわれているんですよ。
皮が薄く、独特のほろ苦さがあるのが特徴です。
なすを選ぶときは、ヘタを見ましょう!
ヘタにはトゲがありますが、このトゲがしっかりと立っているものが新鮮な証拠なんです。
実の皮はツヤがあって、色が濃い紫色をしているものを選んでくださいね。
炒め物にする際は、調理前に油でコーティングすると余分な油を吸いにくくなりますよ。
ポリ袋などに、カットしたなすと、油をまわし入れ、全体に絡まるようになじませます。
油は中くらいのなす3~4個に、大さじ1程度で充分です。
なすだけで炒める場合は、なすに絡めた油だけで炒めましょう。
コーティングした油と、なすの水分でトロトロジューシーに!
ジュワっと口にうまみが広がりますよ
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