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更新日:2022年10月11日
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仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬のタチウオが入荷しています!
※NHK「もりすた!」9月1日放送の内容をもとに作成
タチウオは主に西日本で水揚げが多い魚ですが、近年は海水温の上昇により、東北海域でも水揚げが増えています。
タチウオの名前の由来は、日本刀のように長く、銀色に輝いている見た目が「太刀」に似ているからという説や、垂直に立って泳ぐ姿から「立ち魚」という説があります。
タチウオは一年中獲れる魚で、夏から秋にかけて産卵期を迎えます。
産卵期のタチウオは、身が厚くて脂ものり、1年の中で最もおいしい時期なんですよ!
表面にハリがあり、身に厚みがあるもの。皮が輝いているものを選びましょう。
鮮度が落ちると銀色に輝く皮が剥がれていくため、注意して見てくださいね。
タチウオには、良質な脂質がたっぷりと含まれています。
魚の脂にはDHA・EPAが多く含まれていて、血液中のコレステロールを減らしてくれる働きがあるといわれています。
さらに、タチウオは「若返りのビタミン」とも言われるビタミンEが多く含まれており、美肌効果が期待されます。
ビタミンEは、ビタミンCと一緒に取ると吸収力を高める効果があるのでレモンなどと一緒に料理するのがおすすめです!
タチウオのバターレモンムニエルです。
タチウオは加熱してもふっくら、しっとりとした食感を楽しめます。
バジル3枚分をみじん切りにし、オリーブオイルを大さじ3、レモン汁を大さじ1、塩小さじ1を混ぜ合わせたら、ソースは完成です。
フライパンにオリーブオイルを入れ温まったら、タチウオを入れて、身の両面を中火で焼いていきます。
皮がぱりっとしたら弱火にし、バターを入れ、バターが溶けたら、火を止めます。
最後に、先ほど作ったレモンバジルソースを加え、全体によく絡めましょう。
皿にミニトマトと盛り付けて、輪切りレモンと、バジルを乗せて完成です。
ふっくらで、旨味たっぷりなタチウオと、さっぱりとしたレモンの酸味で爽やかな味わいの逸品です。
旬の脂の乗ったおいしいタチウオは、刺身も美味しいですがいろいろな料理にして食べてみてくださいね!
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