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更新日:2023年1月31日
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仙台市中央卸売市場の青果部には、この寒い時期ならではの大根が入荷しています!
※NHK「もりすた!」12月22日放送の内容をもとに作成
大根は、ほとんどが「青首大根」という品種で、「育つのが早い」「病気につよい」「柔らかく甘い」
といった特徴があり、産地を変えながら年中出回り、季節によって味わいが変わる野菜です。
寒いこの時期には、夏と比べても柔らかく、甘みが強い、みずみずしい大根が出回っていますよ!
全体が白くまっすぐで、ハリがあるもの、ひげ根やくぼみが少ないものを選びましょう。
葉の切り口がみずみずしく、葉の色が鮮やかなものは新鮮な証拠です。
葉っぱ付きのまま保存してしまうと、葉っぱが栄養や水分を奪ってしまいます。
そのため、保存する場合は、葉の部分を切り落としてから切り口が乾燥しないようにラップなどで包み、
冷蔵庫の野菜室に入れておけば1週間ほどの保存が可能です。
葉に近い上の部分は甘みが強く、先端にいくほど辛みが増します。
それは、地上に近い上部は、大根自体が寒さで凍らないように糖度を上げるため甘くなり、
先端は土の中で虫よけをするために、辛み成分が強くなっているといわれています。
甘みが強い上部分は「サラダ」や「浅漬け」など生で食べるのがおすすめです!
水分が多く、柔らかい真ん中部分は「おでん」などの煮物にいかがでしょうか。
辛みが強い下部分は「大根おろし」がおすすめです。
大根の辛み成分にはイソチオシアネートが豊富に含まれ、殺菌作用や
血液をサラサラにする効果が期待されるといわれています。
葉っぱにもおすすめの食べ方があるんです!
カリウムやビタミンなど栄養が豊富に含まれていますので、炒め物にしたり、
きざんで調味料と合わせてふりかけにすることで、ごはんのお供になりますよ。
葉は日持ちしないので、早めに調理しましょう
寒い時期ならではのおいしい大根、あますところなく味わってみてはいかがでしょうか!
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