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更新日:2023年1月31日
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仙台市中央卸売市場の水産物部には、旬のなめたがれいが入荷しています!
※NHK「もりすた!」12月15日放送の内容をもとに作成
仙台市場に入ってくるおよそ8割は北海道で水揚げされ、昨年はシケの影響で、例年より入荷が遅れましたが
今年4月ごろまで入荷が続きます。
岩手県の三陸沿岸部や、宮城県、とくに仙台市では年末年始に子持ちの「なめたがれい」に子孫繫栄の縁起を
かついで「なめたがれいの煮付け」を食べる習慣があることは、ご存じのかたも多いのではないでしょうか。
なめたがれいには、コラーゲンが含まれ美肌効果が期待されるといわれ
ほかにも疲労回復効果が期待されているビタミンB12などが含まれています。
なめたがれいは、漢字で「滑ぬめりが多おおい」と書くように、体の表面から粘液(ぬめり)が
分泌されているのが特徴です。
このぬめりは、水揚げされた時に出るものなので透明なものが新鮮な証拠です!
切り身の場合は、切り口がきれいで血のにじみが少ないもの、子持ちのものは
卵がしっかりとつまっていてくずれていないものが良いです。
1匹で売っている場合は、身に厚みがあり粘液(ぬめり)があるのが新鮮な証拠です。
おすすめの食べ方は定番の煮付けです!
まず、切り身の下処理をします。
沸騰前のお湯に切り身をくぐらせ(かけ)、水で流します。
こうすることで、くさみとぬめりをとることができます。
次に、調味料(水、酒、砂糖、みりん、しょうゆ)を入れ、煮立ったら切り身を重ならないように入れ、
落し蓋をして10分ほど煮ます。
あとは、煮汁を切り身にかけながら5分ほど煮れば完成です。
保存する時は、煮汁ごと容器に入れ冷凍庫で保存しましょう。
美肌や疲労回復も期待できる、縁起の良いお魚、なめたがれいのご紹介でした!
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