更新日:2023年8月1日
ここから本文です。
最近、暑い日が続いています。夏の暑い日には、犬も熱中症にかかり、人間と同じような症状が出ます。ペットの熱中症は、高温多湿な環境に長時間さらされることで体温が上昇し、高体温及び脱水によって起こる病気です。重症化すると命を落とす可能性もあります。
呼吸が荒く、心拍数もふだんよりも多い。
体を触ると暑い。
舌や口の中の色がいつもより赤い。
ウロウロとして落ち着きのない様子を見せる。
よだれが多い。
動きたがらない。
上記のような初期症状がでたら、すぐに対応する必要があります。
悪化すると、嘔吐や下痢、発作、ぐったりし、意識がなくなることもあります。
以下の応急処置を行った上で、動物病院に相談してください。
日陰で涼しく、風通しのよい場所に移動させてください。
体を濡れたタオルで包み、風を送る。
ペットを高温の環境に置かないことが最大の予防となります。
暑い時期の散歩は、朝晩の涼しい時間帯に行いましょう。気温も大切ですが、地面から近いところを歩く犬の場合は気温以上に高温の環境下にさらされています。朝夕涼しく感じても、お散歩の際にはアスファルトをさわって確かめてみましょう。散歩の際は、こまめな給水を心がけましょう。
留守番時は、ペットに適した屋内環境(温度、湿度)を維持し、いつでも水が飲めるようにしましょう。
外気温が高い日はもちろん、外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。
短時間であっても、ペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.