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更新日:2022年2月17日
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はじめに推進協議会 小松田会長より、14年目となった本プロジェクトへの協力に対する御礼が述べられた後、事務局である仙台市産業振興課より、今年度の推進協議会の実績が報告されました。
次に、平成30年度仙台フィンランド健康福祉センター事業創成国際館の取組についてFWBC齋藤本部長より、せんだんの館の入所者や利用者数、視察見学・ボランティア受け入れ実績、本市のケアテックに関する介護分野における新たな技術開発への協力の取り組み実績等について、せんだんの館柿沼総合施設長より報告がありました。
講演1では、昨今、深刻化している介護業界を取り巻く人手不足・離職率の高さ等の課題解決に有効な介護業務のICT化とは何か、介護現場へのICT導入プロセス、介護×ICTの実践的かつ先進的な取り組み等に関するご講演をいただきました。
さらに、講演2では、今年、社として日本初の研究開発拠点を本市に設立予定である、株式会社フィリップス・ジャパンより、ヘルステック(医療分野へのICTやその他先端技術の導入)の最前線、本市における取組と今後の展望に関するご講演をいただきました。
これらのテーマは参加者の関心も高く、当日は前回を超える大変多くの方のご参加をいただきました。
本講演では竹下氏より、ICTの活用は、利用者のQOLと職員のESの向上のために行うものであること、現場の職員がいかに楽して働けるかを念頭に置きつつ、介護以外の仕事は一切させない努力をする必要があること、そのためには、苦手なICTを使ってでも、現場職員のために無駄な仕事を排除せねばならないことの必要性について説明がありました。
ICT導入の投資対効果を図る上では、直接コスト(金銭的なコスト)に目が向きがちですが、間接コスト(ICTを運用するための労働力や教育に係るコスト)についても判断基準とするべきである点、しかし、間接コストと効果の殆どは数値化されていないため、全て数値化して判断する必要がある点についてお話がありました。
また、ICT化の導入に際して、最初のうちはオペレーションがICT化以前より非効率となるケースが多く、途中で諦めてしまうケースも少なくないものの、時間経過により、ICTが現場のオペレーションに定着すると急激に効果を発揮するものである点についてもお話がありました。
自治体の介護×ICTの支援施策は、シーズベースからニーズベース、購入ではなく活用支援、モノではなく取り組みに対する支援へと軸足が移ってきており、仙台市のケアテックの取り組みはニーズリサ―チ、ICTの導入定着支援等が支援プログラムに組み込まれており、全国的に見ても数少ない先進的な取り組みである旨、説明がありました。
その他、介護×ICT機器の具体事例、介護×ICTに係る各地域の先進的な取り組みについて紹介がありました。
【講演1】の補講として、本市にて介護現場へのITの導入定着サポートを展開している、株式会社Agentlab様、株式会社グッドツリー様より取り組みの説明がありました。
本講演では、今年5月に、グループで日本初の研究開発拠点”PhilipsCo-CreationCenter”を仙台市に立地する予定である、株式会社フィリップス・ジャパンより、東北地域の課題は日本の中でも深刻である一方、震災を経て、課題に対して希望を持って前を向き、社会の変革をリードできる地域であるという認識の下、拠点設立に至った点、今後は、仙台市を拠点とし、大学、医療機関、企業、自治体等との協創を進めつつ、日本の医療現場に立脚したソリューションや健康・予防に貢献するサービスモデル、ヘルステックに関する研究開発、事業化を加速していきたい点についてお話がありました。
また、仙台市での今後の取組みとしては、口腔ケア、患者の統合データ・睡眠データに基づく行動変容モデル構築を順次展開し、将来的には、これらの取り組みを繋ぎ、健康的な生活からホームケアまでの生活向上を実現させていく予定である旨、お話がありました。
今年2月にフロリダで開催された、HIMSS(ヘルスケア情報管理システム協会)2019の今年のトレンドは、個別化された患者ケアのための、1.ビッグデータをもとにした最適なエビデンスに基づく診断、2.集中的な業務監視によるリソース最適化、3.臨床記録の自動化による業務軽減、4.例えば病院での治療とホームケアをつなぐようなシステムの有意義な活用策の構築等である旨、ヘルステックに係る最新事例の紹介がありました。
優れたテクノロジーがアウトカムに結びつくためには、➀課題への理解、2.パートナーシップ、➂サスティナブルな事業モデルが必要不可欠である旨、お話がありました。
また、地域に存在する特徴的な健康課題を抽出し、住民の健康や企業の健康経営推進のため、地域に根ざす企業・自治体・団体が連携し、その地域の健康課題解決を加速する場として、仙台市に「地域版ヘルステックコンソーシアム」を設立準備中であり、地域の多くの企業等にぜひ参画いただきたいとのご案内がありました。
産業振興課 佐藤室長より、仙台市・仙台フィンランド健康福祉センターの来年度の重点事業である、ケアテックプロジェクト及びウェルビーイング(特に健康福祉)分野におけるタイ・ASEAN展開、さらに、新規事業であるヘルステックプロジェクトの事業方針について説明がありました。
※その他会員の皆様からの情報提供
はじめに佐藤会長より、13年目となった本プロジェクトへの協力に対する御礼が述べられた後、事務局である仙台市産業振興課より、今年度の推進協議会の実績が報告されました。
次に、平成28年度仙台フィンランド健康福祉センター事業創成国際館の取組実績についてFWBC齋藤本部長より、せんだんの館の入所者や利用者数、視察見学・ボランティア受け入れ実績等について、せんだんの館柿沼総合施設長より報告がありました。
また、平成23年2月から長年にわたりご尽力いただいた佐藤会長の退任に伴う会長選出が行われ、株式会社シグマコミュニティの小松田代表取締役が選出されました。
今回のビジネスセミナーは、昨今、深刻化している介護業界を取り巻く人手不足・離職率の高さ等の課題解決に有効な介護業務のICT化、介護現場へのICT導入プロセス等に関する講演と、海外展開に意欲的な仙台市域の中小企業者をパネリストとして招き、海外展開を検討中の中小企業者等にお役立ていただける情報をお届けするパネルディスカッションを開催しました。
介護現場へのICT導入、海外展開といったテーマは参加者の関心も高く、当日は大変多くの方のご参加をいただきました。
わが国では、諸外国に例を見ないほどのスピードで高齢化が進行しており、「1人の若者が1人の高齢者を支える」という厳しい社会の到来が予想されている中、国を挙げて本格的に進められている「介護のICT化」に関するセミナーを実施しました。
本講演では竹下氏より、介護保険の制度全体の流れに関する説明と併せて、介護のICT化に向けては、「何を導入するかではなく、何を達成したいのか」、つまりシステムやロボットの導入以前に、事業所が直面する経営課題(例:利用者のQOL向上、職場環境の改善等)は何かを突き詰めて考えることの重要性についてお話がありました。
さらに、介護業界においてICT活用を行う上でのポイントとして、介護事業所については、ハード、ソフト環境の整備のほか、ICTの活用により専門職スタッフがより専門業務に注力し介護の質を高めていく等、職員側の心構えが必要とされること、一方、ITエンジニアについては、「開発導入⇒保守運用⇒問題・ニーズ発見⇒対策・準備⇒開発導入・・」といったICT導入サイクルのうち、開発導入に重きが置かれがちであるが、むしろ、保守運用の過程でエンジニアが積極的に介護現場に関わり、問題課題を抽出し、製品開発に転嫁するプロセスに重きを置くべきであるとのお話がありました。
本講演では、仙台フィンランド健康福祉センター及び仙台市が、フィンランドやタイの展示会出展サポートに携わった、仙台地域の中小企業者4社をパネリストとしてお招きし、海外展開の経緯、仙台フィンランド健康福祉センターやタイサポートデスクからどのようなサポートを受けたか、海外展開のエピソード、今後、海外展開を考えている企業への一言といったテーマに基づいて、各社より経験談をお話いただきました。
具体には、現地市場の実態、商慣行上の相違、現地の方からの製品へのフィードバックといった生の情報は現地でしか得られないこと、海外展開に必要なネットワーク・ノウハウを有する支援機関を活用することの有用性、人口増加の進む(ASEAN等の)海外市場におけるビジネスチャンス・日本への期待度の高さ等についてコメントがありました。
また、仙台タイ経済交流サポートデスクをオンラインで繋ぎ、現地のサポート体制の紹介を行いました。
FWBC齋藤本部長より、仙台フィンランド健康福祉センター・仙台市の来年度の重点事業である、ウェルビーイング(特に健康福祉)分野における「国際化支援連携体制の構築」、「CareTechSolutionHub(CareTec介護現場へのICT導入)促進プロジェクト)」の事業方針について説明がありました。
はじめに佐藤会長より、12年目となった本プロジェクトへの協力に対する御礼が述べられた後、事務局である仙台市産業振興課より、今年度の推進協議会の実績が報告されました。
次に、平成28年度仙台フィンランド健康福祉センター事業創成国際館の取組実績及び隣接するせんだんの館の入所者や利用者数実績について、FWBC吉村本部長より報告がありました。
その後、今年度、当協議会も地域版次世代ヘルスケア産業協議会として承認していた、経済産業省健康寿命延伸産業創出支援事業に採択された次世代・仙台ウエルネスコンソーシアム様より、「高齢者の健康づくりと就労マッチングによる生涯現役社会の実現」の実証事業に関して活動報告をいただきました。
今回のビジネスセミナーは、「健康福祉産業のASEANへの展開と『IT×介護』」をテーマとして、急速に高齢化が進むアセアン諸国における健康福祉産業展開に関する現状や課題、ビジネスチャンスについて、また、健康福祉産業のIT化に関する意義や事例について、各専門家から講演をいただきました。外国人介護人材活用やIT活用といったテーマは参加者の関心も高く、当日は定員を超えるご参加をいただきました。
(講師:日本貿易振興機構(ジェトロ)サービス産業部ヘルスケア産業課長佐藤拓氏)
健康福祉産業の海外展開に関して、特にアセアンと中国に係るジェトロの取組や現状、課題、日本の企業の進出についてご講演いただきました。各国の高齢化率の現状や、ケア提供の違いについて解説しながら、日本の成長戦略に盛り込まれている世界トップクラスの健康長寿産業の市場規模や将来性をご説明いただきました。
(講師:協同組合ネクステージ・ジャパン代表理事 生木 大祐氏・代表理事・東北多文化アカデミー代表理事 押谷 祐子氏)
介護業界に影響を与える外国人介護人材受け入れの現状と、今後の制度変更に関して、実際に技能実習生の受入れを行っている生木氏より具体的にわかりやすく解説していただきました。また、技能実習生の受け入れに際しては、「受け入れる側の姿勢、気持ちが大事」という話をいただきました。
長年日本語を教えてきた経験を有する押谷氏は、日本に来た時にやはり課題になるのは日本語能力の習得であり、資格が取れずに帰国せざるを得ないケースがあると話し、介護福祉士資格取得に向けて、日本語学習から現場での実習、それ以降における在留資格について解説いただきました。また、「となりの外国人」という言葉を交え、今後自分達の近くに普通に外国からの人々が生活している段階に来ているという話をいただきました。
(講師:株式会社ビーブリット 竹下康平代表取締役)
IoTやビッグデータの話題に触れながら、人材不足が課題となっている介護業界においてITの活用は重要であり、専門職スタッフが雑務に時間を取られず、より専門業務に注力し介護の質を高めていくことが必要とのお話しがありました。また、竹下氏が携わっている介護施設に関する調査から、経営者層は比較的導入に前向きなのに対し、現場の若いスタッフがITが仕事の負担であると感じているとの結果を紹介するとともに、介護保険制度に依存しないITが肝であると話されました。
(講師:株式会社TESS 代表取締役社長 鈴木堅之)
東北大学発のベンチャー企業である同社のCOGYについて紹介いただきました。製造から販売まで海外の国々と関わりながら展開していることをご紹介いただき、どんなに技術が発達しても、自分たちがものづくりに込めた意義やマインドが大事だと話されました。
事務局(仙台市産業振興課)より、アセアン等への海外展開支援や健康福祉産業のIT化推進に係る支援、助成金事業に関する説明とともに、仙台タイ経済交流サポートデスクをオンラインで繋ぎ、現地のサポート体制の紹介を行いました。
第11回総会では、1年間の活動報告と会則の変更が確認されました。
事務局からは、推進協議会の今年度の活動報告・来年度の活動予定について発表しました。仙台フィンランド健康福祉センター事業創成国際館の吉村副館長からは、今年度の活動報告とこれから、特別養護老人ホームせんだんの館中里総合施設長からは、せんだんの館の活動状況を報告いたしました。
また、経済産業省が検討をすすめるヘルスケアビジネス創出を検討する場である地域版次世代ヘルスケア産業協議会へ、当推進協議会として登録を申請する意図から、その登録に必要となる会則の一部変更を行いました。
経済産業省におけるヘルスケア産業政策の概要はこちら(外部サイトへリンク)
![]() トゥルク応用科学大学 ミカ・ルイミュラ氏 |
![]() パネリスト3名のトークセッション |
![]() 各グループの意見発表 |
今回のビジネスセミナーは、「枠を越える~今後のWellbeing分野における事業展開~」をテーマとし、分野や地域の枠を越えたビジネス展開のきっかけを作る機会を提供するべく開催いたしました。海外からのゲストトークでは、フィンランド・トゥルク応用科学大学よりミカ・ルイミュラ氏がお越しになり、ゲームを活用したリハビリや介護予防ビジネスの今後の展望についてお話をいただきました。
また、その後のトークセッションでは、仙台フィンランド健康福祉センター推進本部長吉村洋氏がファシリテートし、立場が全く異なるプロフェショナル3名のパネルディスカッションを行いました。セッションは、医療介護業界におけるストレスケア、神奈川県の未病産業としての俯瞰的な観点、施設運営の立場から制度ビジネスを越えるには、といった様々な視点からWellbeing分野のビジネスについて話し合われ、聞いていて非常に面白かったといったとの参加者の声を多数いただきました。
トークセッションの後は、以上の内容を踏まえ、グループワークにて「仙台フィンランド健康福祉センターに期待すること」を話し合っていただきました。各々のグループには仙台フィンランド健康福祉センターのビジネス開発ディレクター等がリーダーとして同席し、各グループでまとまった意見を発表いたしました。
各グループ様々な意見がありましたが、共通して出てきた意見としては、企業支援という原点に返り、企業同士の交流の場を創出するとともに、他分野との連携も積極的に図っていくことが求められている、というものでした。推進協議会としてはここで出た参加者の皆さまの貴重な意見をセンターへの提言に代えて、今後の運営に活かしてまいります。
日時:平成27年2月10日(火曜日)15時30分~17時00分
会場:仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール
内容:
当日は、(公財)仙台市産業振興事業団主催による「フィンランド流健康生活ソリューションフェア」が開催されており、そのプログラムの一つとして実施されました。フェアには、フィンランド企業も出展していたことから、仙台・フィンランド両企業によるユニークなピッチングが行われました。
MVPには、介護施設向け業務管理システムを開発している株式会社グッドツリーが選ばれ、審査員長である当協議会の佐藤会長より賞状が手渡されました。
日時:平成27年2月10日(火曜日)9時30分~10時30分
会場:仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール
内容:
議事
出席者 推進会員19団体、一般会員6団体(傍聴希望者のみ)
第10回総会では、平成27年度以降の仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトの活動と、それに伴う推進協議会の会則の変更等が確認されました。
事務局からは、今年度の活動と来年度の活動予定について報告したほか、仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館の吉村副館長からは、10年に渡る仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトの活動成果が報告されました。また、仙台市産業振興課からは、平成27年度以降の新たな仙台とフィンランドの連携について説明があり、併せて活動の対象とする分野を健康福祉産業からウェルビーイング産業へと拡大することが発表されました。
日時:平成26年6月27日(金曜日)17時~18時30分
会場:仙台フィンランド健康福祉センター 1階 カンファレンスルーム
内容:
推進協議会として初めての試みとなるピッチング大会を開催いたしました。ピッチングとは、ショートプレゼンテーションによる企業の売り込みやPRのことを指します。仙台市と産業振興協定を締結しているフィンランドのオウル市では、真冬の氷が張った川の中でのピッチングや、夏の白夜を利用した夜通しのピッチングなど、ユニークな取り組みがされていることをヒントに、推進協議会での開催となりました。
当日は、16団体がピッチングを行いました。研究開発館のユハンヌス(フィンランドの夏至を祝うお祭)との同時開催であったため、それぞれの製品やサービスなどをユニークに紹介していただきました。
MVPには、フィンランド・オウル市との連携を基に、仙台地域のモバイルゲーム産業振興と海外展開支援を行う組織であるGlobalLabSendaiが選ばれ、審査員である研究開発館の吉村副館長より賞状が手渡されました。
各団体のピッチングの様子は、Youtubeに動画がアップロードされており、こちらのYoutube「SendaiFWBCチャンネル」(外部サイトへリンク)でご覧いただくことが出来ます。
日時:平成26年2月14日(金曜日)13時30分~14時15分
会場:ハーネル仙台 2階 松島A
内容:
1.活動報告2.その他
出席者:推進会員18団体、一般会員2団体(傍聴希望者のみ)
第9回総会では、各団体の組織改編に伴う会則の改正が確認されました。
事務局から、今年度の活動や10年の節目に向けた来年度の活動予定について報告したほか、仙台市経済局産業プロジェクト推進課の今村課長から、仙台市におけるフィンランド関連活動について、仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館の吉村副館長からは、今年度の活動報告およびプロジェクトの成果についてそれぞれ報告がありました。
また、推進会員団体の皆様からの情報提供も行われ、推進会員同士の情報交換の場となりました。
日時:平成26年2月14日(金曜日)14時45分~17時00分
会場:ハーネル仙台 2階 松島A
内容:介護保険制度改正の概要と現状および高齢者の自立生活支援の考え方
講演 「介護保険の改正及び仙台市の介護予防推進事業について」
高橋 裕一氏(仙台市健康福祉局介護保険課 主幹)
草苅 英美子氏(仙台市健康福祉局介護予防推進室 室長)
「高齢者の自立生活支援の考え方と福祉用具の活用」
大橋 謙策氏(公益財団法人テクノエイド協会 理事長)
出席者:51名(うち、当協議会会員37名、その他14名)
総会に引き続き、推進協議会主催のビジネスセミナーを開催しました。
今回のセミナーでは、平成27年度に控えた介護保険制度の改正がどのような変化をもたらすのかを知り、それぞれの団体様の大きなビジネスチャンスとしていただくため、介護保険制度改正概要について仙台市健康福祉局の高橋主幹からご説明いただきました。また、今後さらに大きなマーケットとなることが予想される介護予防分野について、仙台市で実際に取り組んでいる介護予防推進事業の現状と課題を、同じく仙台市健康福祉局の草苅室長からご説明いただきました。
そして、公益財団法人テクエイド協会の大橋理事長からは、高齢者の自立の考え方と、それを実現するために有効な福祉機器のあり方についてご講演いただきました。
福祉機器は、高齢者の低下した能力を単に補うためのものではなく、周囲とのコミュニケーションや趣味の活動など、高齢者の生きる喜びにつながることを実現するためのものであることなど、機器・サービスの開発のヒントとなるお話を頂きました。
日時:平成25年2月12日(火曜日)14時~14時45分
会場:せんだいメディアテーク7階シアタールーム
内容:
出席者:推進会員20団体、一般会員1団体(傍聴希望者のみ)
昨年度は、東日本大震災等の影響等を考慮し、開催を見送ったことから、今回は約2年ぶりの開催となりました。議事として、前東北大学工学研究科長の内山副会長が昨年4月の人事異動により、工学研究科長を退任されたことから、新たな副会長の選出をお諮りし、東北大学工学研究科長の金井浩教授が副会長に就任されました。また、事務局からは、今年度の事業報告や今後一年間の活動予定を報告したほか、仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館の小笠原副館長とせんだんの館の中里総合施設長、仙台市経済局産業プロジェクト推進課柳津課長から、センターの活動紹介やプロジェクトにおける成果概要の報告がありました。
総会の最後には、各会員から、それぞれの団体の活動等について紹介しあい、関係機関、企業間の貴重な情報交換の場となりました。
日時:平成25年2月12日(火曜日)15時15分~17時45分
会場:せんだいメディアテーク7階シアタールーム
内容:
第一部:基調講演
講師:竹上嗣郎氏
(東北大学未来科学技術共同研究センター副センター長、元経済産業省医療福祉機器産業室長)
演題:「医療・福祉機器・サービス産業の今後の展開」
第二部:パネル討論
モデレータ:吉村洋氏((公財)仙台市産業振興事業団理事兼FWBC推進本部長)
パネリスト:竹上嗣郎氏(同上)
佐藤隆雄氏(株式会社ジェー・シー・アイ代表取締役会長、仙台フィンランド健康福祉センター推進協議会会長)
小松田守本氏(株式会社シグマコミュニティ代表取締役社長)
大西清氏(SMC東北株式会社取締役)
野伏龍寛氏(株式会社東北レイス代表取締役)
演題:「高齢者の地域生活を支える健康福祉ビジネスの未来を語ろう」
出席者:80名(うち、当協議会会員35名、その他45名)
総会に引き続き、推進協議会主催のビジネスセミナーを開催しました。健康福祉分野のビジネスは、今後更なる成長が見込まれており、魅力的な市場と言われていますが、医療や福祉分野は、各種制度等があることや専門的領域であるがゆえ、思い描いたように事業が進まないことも多いと言われております。こうしたことから、推進協議会の新たな試みとして、健康福祉をテーマとしたビジネスセミナーを開催しました。
セミナーでは、第一部の基調講演では、元経済産業省医療福祉機器産業室長で東北大学未来科学技術共同研究センターの竹上副センター長を講師にお迎えし、健康福祉分野でのビジネス展開のヒントについて、法規制や実例を交えながら、参入へのヒントなどをご教示いただきました。また、第二部のパネル討論では、仙台市産業振興事業団理事兼FWBC推進本部の吉村本部長をモデレータに、竹上副センター長と推進協議会の佐藤会長、会員企業から3名の方をパネリストにお迎えし、現在直面する課題にビジネスでどのように応えていくか、また、会員同士の連携による事業展開の可能性について考えていただくとともに、健康福祉産業の未来を展望していただきました。
当日の議事概要についてはこちら(PDF:307KB)をご覧下さい。
日時:平成23年2月16日(水曜日)15時~17時
会場:仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館
内容:
出席者:推進会員20団体、一般会員6団体(傍聴希望者のみ)
第7回総会では、平成14年4月の本協議会設立当初から長年にわたりご尽力いただいた佐伯会長の退任に伴う会長選出が行われ、みやぎシルバーサービス協議会の佐藤会長が選出されました。