更新日:2022年1月28日
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ライフスタイルやライフステージの変化によって、住まい方も変わってきます。
住替えにあたっては、新築に加え既存住宅(中古住宅)も含めると、初期費用が抑えられたり、選択肢が広がるというメリットがありますが、従来から「不安」「汚い」「わからない」といった中古住宅のマイナスイメージのために敬遠されるケースも見受けられます。
既存住宅について安心して手に入れるための仕組みなどもあることから、既存住宅の購入のポイントや関係する制度をご紹介します。
設備の更新や劣化部分の修繕など部分的な場合から大規模なものまで、それぞれのライフスタイルに合わせて計画できます。
高齢者世帯がお住いの住宅への手すり設置など改修については助成制度があります
詳しくは高齢の方の住宅改造費助成(高齢企画課ホームページ)へ
リフォームについては、建築士にご相談してみてもよいでしょう
(リフォームを行う際の建築士への相談・設計・建築士の紹介など)
昭和56年5月以前の古い耐震基準で建築された在来木造住宅について、耐震診断・耐震改修工事の助成が受けられます
リフォームと合わせて実施すれば、快適性と耐震性が向上します
詳しくは戸建木造住宅を対象とする耐震化事業及び地震対策(建築指導課ホームページ)へ
インスペクションとは、目視や計測などにより、住宅の基礎や外壁のひび割れ、天井の雨漏りなどの劣化・不具合が発生していないかを調べる「建物状況調査」です。
宅地建物取引業法の規定の改正により、媒介契約時に建物状況調査の実施についての斡旋有無の記載が必要であり、売買契約時には住宅状況調査の実施有無とその結果が重要事項説明の対象となります。
建物の現況を売主・買主がお互い確認でき、売主にとっても、引き渡し後のトラブル防止と、購入希望者に安心感を与えることで、他の売却物件と差別化ができます。買主が住宅の劣化や不具合の把握するために、仲介の不動産事業者へインスペクションの実施を依頼することも可能です。
詳しくは既存住宅状況調査技術者講習制度について(国土交通省ホームページ)(外部サイトへリンク)へ
既存住宅の広告に「安心R住宅」マークがついているものは、調査時点では耐震性能が確保され構造上の不具合や雨漏りなどが認められていない物件です
リフォームが実施されている住宅かリフォームの提案がついています
詳しくは特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(国土交通省ホームページ)(外部サイトへリンク)へ
既存住宅売買瑕疵(かし)保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険制度で、住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が保険を引き受けます。
登録検査機関は、国土交通大臣により指定された住宅瑕疵担保責任保険法人へ登録された事業者となります。既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合する住宅の売買については、購入者の求めに応じて、既存住宅売買瑕疵保険を締結することができます
安心が確保された既存住宅売買が可能となり、万一、後日売買された中古住宅に欠陥が見つかった場合でも、補修費用等の保険金が事業者(事業者が倒産等の場合は買主)に支払われます。購入時に気づかない場合も、その後不具合があった場合に、保証されますので安心です。
詳しくは既存住宅売買瑕疵保険について(国土交通省ホームページ)(外部サイトへリンク)へ
住宅品質確保法に基づき、住まいの性能を等級や数値で分かりやすく評価し、評価書を交付したもの。
構造や快適性など10分野に渡って評価し、どんな性能な住まいか、どのレベルにあるのか、などがわかります。
詳しくは住宅の品質確保の促進等に関する法律(国土交通省ホームページ)(外部サイトへリンク)へ
長期優良住宅とは、長期に渡り良好な状態で使用できるように定められた一定の基準に適合する住宅として、仙台市が認めたものです。
詳しくは長期優良住宅建築等計画の認定について(建築指導課ホームページ)へ
定期的に点検し、必要な場合は専門業者へメンテナンスを依頼しましょう
早めの対応が、快適な住まいの維持につながります
リフォーム・メンテナンスの記録を残しましょう
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