更新日:2018年9月13日

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風しんの流行に注意が必要です!

 2018年8月現在、例年と比較し、関東地方で風しんの届出数が大幅に増加しております。風しんは予防接種で予防可能な感染症です。母子健康手帳等でご自身の予防接種歴等を確認し、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は、風しんの抗体が陽性であることが確認できている方以外の方は、積極的に風しんを含むワクチンの接種についてご検討をお願いします。また、お子さんの麻しん風しんの混合ワクチン(定期予防接種)についても、忘れずに接種してください。

 妊婦、妊娠20週頃(特に、妊娠初期)の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は抗体価が低いの妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。

 また、仙台市では、妊娠を希望する女性、又は風しんの抗体価が低いことが判明している妊婦の同居者等に対して風しん抗体検査を無料で実施しています。助成対象には条件がありますので、風しん抗体検査費用助成制度をご確認ください。

風しんについて

  • 発熱、発疹、リンパ節の腫れが出る、風しんウイルスの感染によって起こる感染症です。

主な症状

  • 感染してから14~21日(平均16~18日)後に、発熱、発疹、リンパ節腫脹(耳介後部、後頭部、頚部)が出ます。
  • 子供は比較的軽い症状ですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が発生することがあります。大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが多いようです。
  • 妊婦、妊娠20週頃(特に、妊娠初期)の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害(先天性風疹症候群)をもった赤ちゃんがうまれる可能性があり特に注意が必要です。

感染経路

  • 風しんウイルスが原因で、咳やくしゃみなどの飛沫により感染していきます。
  • 発疹出現の1週間前から出現後1週間後ぐらいまで感染性があるとされています。
    感染力は麻しん(はしか)や、水痘(水ぼうそう)ほどは強くありません。
  • 手洗い、マスクの着用等の咳エチケットは感染症予防の基本です。

予防接種

  • 風しんを含むワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を1回接種した人に風しんウイルスに対する免疫ができる割合は95%、2回接種した人に免疫ができる割合は99%と考えられています。また、接種後年数の経過とともに、免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果もあります。
  • 風しんを含むワクチンには、風しんワクチン、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)、麻しん・風しん・おたふく風邪混合ワクチン(MMRワクチン)があります。

年代別ワクチン接種状況

生年月日など ワクチンの接種状況
昭和37年4月1日以前生まれの男女 定期接種が行われていませんでしたが、大半の人が自然に感染することで免疫があります。
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日以前生まれの男性 中学生の時に女性のみを対象として、学校で集団接種が行われていたため、自然に風しんに感染する機会が減少しましたが、男性は定期接種制度が行われていないので、風しんの免疫がない人が多い世代です。
昭和54年4月2日~昭和62年10月1日生まれの男女 男女とも中学生の時に予防接種を受ける対象となっていましたが、中学生の時に個別に医療機関で予防接種を受かる制度であったため、接種率が低く、風しんの免疫が無い人が多い世代です。
昭和62年10月2日~平成2年4月1日生まれの男女 男女とも幼児のときに予防接種を受ける対象となり接種率は比較的高いのでですが、自然に風しんに感染する機会がさらに減少したため、接種を受けていない人には風しんの免疫が無い人が比較的多い世代です。
年代別接種状況

風しんの感染予防の普及啓発事業(厚生労働省ホームページより引用)(外部サイトへリンク)

定期予防接種(お子さんの麻しん風しんのワクチン)

 定期予防接種については、下記の接種時期には、忘れずに接種しましょう。

  • 対象者:仙台市に住民票があり、麻しん、風しんにかかったことのない以下のお子さん
接種時期一覧
  接種期間 接種回数 接種時期

第1期

通年

1回

1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日までのお子さん

第2期

通年

1回

来年度小学校入学予定のお子さん
  • 麻しんワクチンと風しんワクチンを別々に接種する場合であっても、定期接種として認められています。
  • 麻しん・風しんのいずれかにかかったことがお子さんが麻しん風しん混合ワクチンを接種する場合であっても、定期接種として認められています。
  • 詳しくは、「麻しん及び風しんの予防接種について」をご確認ください。

任意の予防接種(定期以外の予防接種)

 以下に該当する人で、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は、風しんの抗体が陽性であることが確認できている方以外の方は積極的に予防接種を検討していただくようお願いいたします。なお、任意接種の費用は、全額自己負担となります。

30代から50代の男性

  • 30代から50代の成人男性は、抗体保有率が低いことがわかっており、現在報告されている患者の多くが、この年代の患者となっています。

風疹抗体価

国立感染症研究所ホームページより引用(外部サイトへリンク)

10代後半から40代の女性(特に妊娠を希望する方又は妊娠する可能性の高い方)

  • 先天性風しん症候群を防ぐため、風しんの罹患歴、予防接種歴等が無い場合には、妊娠前の接種をご検討ください。
  • 妊娠中はワクチンの接種ができませんので、妊娠していない時期にワクチン接種を行い、その後2か月の避妊が必要です。
  • 妊婦健診等で抗体価が低いことが判明している場合にも、出産後、できるだけ早く接種をご検討ください。

妊婦のパートナー、子ども及びその他の同居家族

  • 風しんの免疫が十分でない妊婦の周りにいる方(妊婦のパートナー、子ども、その他の同居家族等)は、妊婦への感染を避けるため、風しんの罹患歴、予防接種歴等の無い場合には、予防接種を受けることをご検討ください。

医療関係者・教育関係者・保育福祉関係者

  • 医療従事者や学校関係者、保育福祉関係者など、風しんにかかるリスクが高い人や、風しんにかかることで周りへの影響が大きい職業に就いている方は、2回の予防接種が必要です。
  • 特に、最初に風しん患者と接する可能性の高い医療機関においては、事務職を含むあらゆる医療関係者に対する2回以上の風しん含有ワクチン接種歴の確認と、必要回数の2回の接種を受けていない職員への接種勧奨が必要です。

海外渡航者

  • 海外では地域によって、多数の患者が報告されている地域(主にアジア及びアフリカ諸国)があります。海外渡航する際には、あらかじめ風しんの予防接種歴を確認し、2回の接種歴が無い場合又は、接種歴が不明の場合には、予防接種を受けることをお勧めします。

風しん抗体検査

  • 仙台市は、妊娠を希望する女性、又は風しんの抗体価が低いことが判明している妊婦の同居者等に対して風しん抗体検査費用助成制度を無料で実施しています。

病気や予防方法については、主治医または最寄りの保健福祉センター(保健所)にお問い合わせください。

青葉区役所(保健福祉センター管理課) 電話:022-225-7211
宮城野区役所(保健福祉センター管理課) 電話:022-291-2111
若林区役所(保健福祉センター管理課) 電話:022-282-1111
太白区役所(保健福祉センター管理課) 電話:022-247-1111
泉区役所(保健福祉センター管理課) 電話:022-372-3111

予防接種については下記にお問い合わせください。

予防接種に関するお問い合わせ先はこちらをご覧ください

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

お問い合わせ

健康福祉局健康安全課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎8階

電話番号:022-214-8029

ファクス:022-211-1915