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更新日:2021年7月5日

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日本紅班熱

平成20年8月,日本紅斑熱の患者の発生届が宮城県内で初めて出されました。

日本紅斑熱は,「リケッチア・ジャポニカ」という病原体を保有したマダニ類からの刺咬によって感染する病気です。マダニが活動期を迎える4月から10月にかけて多くの患者が発生しています。

特にダニが多く生息する野山,畑,草むら,河原等に出かけるときにはダニに刺されないように注意しましょう。

日本紅斑熱は,病原体に感染しているマダニ類に刺されて2~8日で発病し、高熱・発疹・刺し口を特徴とします。ヒトからヒトへ感染することはありません。

※予防と早期診断・早期治療が重要です。疑わしい症状がある場合は,速やかに医療機関を受診してください。

主な症状

  • 高熱:39~40度以上の発熱で,頭痛や悪寒を伴い重症感がある。
  • 発疹:高熱と共に,米粒大から小豆大の紅い斑点が全身にできるが,かゆみや痛みはない。
  • 刺口:マダニ類に刺された部分が直径5~10mm程度に赤く腫れ,中心部に黒いカサブタや潰瘍のようなものができ,日数によって変化する。

予防

  • 長袖,長ズボンなどで肌の露出を少なくし,防虫スプレーを使用する。
  • 直接草むらや地面に座ったり,衣服を置いたりしないようにする。
  • 帰宅後はすぐに入浴し体についたダニを落とし,新しい服に着替える。

病気や予防方法は,主治医または最寄りの各区保健福祉センターにお問い合わせください。

青葉区保健福祉センター管理課 電話:022-225-7211
宮城野区保健福祉センター管理課 電話:022-291-2111
若林区保健福祉センター管理課 電話:022-282-1111
太白区保健福祉センター管理課 電話:022-247-1111
泉区保健福祉センター管理課 電話:022-372-3111

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

日本紅斑熱とは(国立感染症研究所ホームページ)(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

健康福祉局感染症対策室

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎6階

電話番号:022-214-8029

ファクス:022-211-1915