ホーム > 宮城野区トップページ > 公園・道路・建築・街並み > 公園 > 高森山公園 桜の名所の継承『桜を植樹しました』
宮城野区
更新日:2020年12月1日
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平成29年に枯れた樹木4本を伐採した代替木として、令和元年度もヤマザクラ2本を植樹しました。平成30年度に植樹したヤマザクラ2本と合わせて計4本となり、以前と同じ本数に戻りました。
(今年の植樹式は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、残念ですが中止いたしました。)
昨年、植樹した桜も芽が動き出していました。(令和2年4月7日撮影)
平成29年度、枯れた樹木4本を伐採しましたので、その代替木として、新たに『ヤマザクラ』2本の植樹を行いました。平成30年11月22日、地元町内会の皆さま(岩切入山町内会長様・畑中北町内会長様・岩切三丁目町内会長様)、仙台市議会議員 赤間次彦様にご出席頂き、植栽していただきました。
畑中北町内会長・岩切三丁目町内会長 入山町内会長・赤間次彦市議会議員
式典開会 集合写真
平成29年度に、一般社団法人 日本樹木医会宮城県支部に所属される樹木医の方々に、高森山公園内における桜の樹勢調査を依頼して、倒木の危険性・樹勢状況等の現状確認を実施しました。公園内の桜113本を調査した結果、テングス病に罹患している樹木が67本、枯れている樹木が4本あることが判明しました。この結果を基に、枯れている樹木4本を伐採しました。今後も公園内の危険枝・病害枝の剪定を実施していきます。
桜の樹勢調査結果について(公園内樹木位置図)(PDF:689KB)
高森山公園はもとは岩切市有林として管理されていましたが、昭和38年に供用開始しました。面積約12ヘクタールの全域が国指定史跡「岩切城跡」となっており、現在も中世の「山城」として面影を残しています。
桜の名所であり、標高106mの公園の頂上から市街地・太平洋が望めます。ソメイヨシノ約400本が植えられています。
例年、春にはお花見を楽しむ来園者でにぎわいますが、桜の病気であるテングス病により、花の咲かない木が増えてきています。平成25年度から、毎年10本程度ずつ病害枝の除去を行っているものの、対応が追い付かない状況となっています。
高森山公園の桜の品種は主にソメイヨシノであり、同種が密植されている場合、樹齢が60年程度とも言われています。将来予想される樹林の衰退に備え、桜の更新(植え替え)計画をたてる必要があります。
専門家(樹木医)による調査のほか、地元町内会参加による桜の樹勢調査を行います。
調査の結果から、桜の植樹方法、品種、更新手法を検討します。
具体的な年次計画をたてます。
公園全域が国指定史跡且つ、埋蔵文化財包蔵地であるため、現状変更及び掘削の許可を文化庁へ申請します。
更新対象の桜を伐採した後、地元町内会参加での桜の植樹を行います。
桜の更新(植え替え)計画を策定するためには、正確な桜の位置図が必要です。しかし、当時の図面は残されていませんでした。そこで、小学校の校庭のライン引き等、校外での地域活動を積極的に取り組まれている仙台工業高等学校土木科3年生の課題研究測量班の皆さんに、桜の位置図作成を依頼しました。快くお引き受けくださり、現場条件の厳しい山の中、8月末から11月末まで、ほぼ毎週測量作業をしていただきました。
平成28年12月21日に、仙台工業高校土木科長の鰹谷先生、測量班担当の櫻井先生、測量班の相澤さん、西塚さん、村山さんに区役所においでいただき、区長より感謝状を贈呈しました。完成した図面を見ながら、測量作業の苦労話など、区長・副区長とご歓談いただきました。
高森山公園のサクラ更新計画の策定のため、サクラの樹勢調査を(一般社団法人)宮城県樹木医会に依頼することとなりました。平成29年2月14日、調査の第1回目に地元町内会の皆さんにご参加いただき、樹木医の解説のもと、サクラの状態を詳しく見ていただきました。
樹勢調査の結果から、サクラの更新順序や樹種を決めていきます。
更新対象となっているサクラ全ての調査が終わり次第、結果をお知らせします。
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