特別展「ライデン国立古代博物館所蔵　古代エジプト展」を開催します

美しい棺（ひつぎ）が立ち並ぶ圧巻の立体展示！

仙台市博物館では、7月9日（金曜日）から特別展「ライデン国立古代博物館所蔵　古代エジプト展」を開催します。

オランダのライデン国立古代博物館は、ヨーロッパの博物館の中でも数多くのエジプト・コレクションを所蔵しています。同館のコレクションは、所蔵点数や保存状態において高い評価を得ており、本特別展では、人や動物のミイラ、棺（ひつぎ）、石碑、パピルス（アシの一種で作った紙）など厳選された資料約250点を展示し、古代エジプト人の生活や社会、死生観といった文明のさまざまな側面を解き明かします。

さらに、科学技術を駆使した研究から判明した、古代エジプト人の医学的な知識やミイラ作りの過程、色や形に対する美意識など最新の知見も紹介します。この機会にぜひご観覧ください。

展覧会情報

期間　　　　

7月9日（金曜日）～9月5日（日曜日）
※毎週月曜日休館。8月9日（月・振替休日）は開館し、10日（火曜日）休館

開館時間

9時00分～16時45分（入館は16時15分まで）
※土曜日は9時00分～18時30分（入館は18時00分まで）

観覧料

• 一般　1,600円
• 高校・大学生　1,400円
• 小・中学生　900円

※平日割引ほか各種割引があります。詳しくは博物館ホームページ（割引情報）でご確認いただくか、博物館（電話：022-225-3074）へお問い合わせください

主な展示資料　※すべてライデン国立古代博物館所蔵

• 王の書記パウティのピラミディオン　新王国時代、第19王朝、セティ1世の治世（前1290-1279年頃）
• パディコンスの『死者の書』　第3中間期、第21王朝（前1076-944年頃）
• 猫の像　後期王朝時代（前722-332年頃）
• イクニューモン　後期王朝時代（前722-332年頃）
• 護符とビーズの首飾り　新王国時代（前1539-1077年頃）　
• ホルの外棺　後期王朝時代、第25王朝（前722-655年頃）
• 金彩のミイラマスク　グレコ・ローマン時代、プトレマイオス朝（前304-30年頃）
• 猫のミイラ　後期王朝時代もしくはグレコ・ローマン時代（前722年もしくはそれ以降）
• 王の書記ジェフティの筆記用パレット　新王国時代、第18王朝、トトメス3世の治世（前1479-1425年頃）

※展示総数250件余り

その他

• 会期末は混雑が予想されます。平日または会期前半のご来館をお勧めします。
• 古代エジプト展の開催期間中、博物館の常設展は開催していません。
• 情報資料センターの開室時間は、開館日の午前9時から午後4時45分まで（土曜日含む）です。
• 会場内は展示資料の保護に適した温度・湿度を保っており、肌寒く感じられる場合もあります。
  ご来館の際は、上着などのご持参をお勧めいたします。
• 博物館のレストランは営業しておりません。

特別展チラシ

下記からご覧いただけます。

特別展「ライデン国立古代博物館所蔵　古代エジプト展」チラシ　表面・裏面（PDF：3,925KB）

All images © Rijksmuseum van Oudheden（Leiden,the Netherlands）