更新日:2016年10月19日

ここから本文です。

呼吸リハビリテーションってなに??テキストページ

呼吸リハビリテーションって、なに??

無理せず、安静にするのが正しい?

質問

少し動くだけで呼吸が苦しくなり、息切れがします。動くことが怖くなりました。どうしたらよいでしょうか?

回答

呼吸リハビリテーションで良い循環をつくっていくことが大切だと思います。詳しくは、次のページからご覧ください。役立つヒントがたくさんあります。

目次

  • 1ページ 呼吸器の病気と負のスパイラル
  • 2ページ 呼吸リハビリテーションで良い循環を目指そう!
  • 3~4ページ 楽しみながら実践!呼吸リハビリテーション
  • 5ページ 呼吸器疾患のある方が元気に過ごすための呼吸健康教室
  • 6ページ 教室参加者のこえ

呼吸器の病気と負のスパイラル

  1. 息切れや倦怠感、身体の衰え
     ↓
  2. 動くのが億劫になる
     ↓
  3. 食欲不振、栄養不足
     ↓
  4. 筋力の低下、うつ状態、体重の減少

(※)1~4の順に繰り返し発生するため、徐々に体力が奪われてしまいます。
最後には、寝たきり状態に至ることもあり、そうならないための取り組みが必要です。

呼吸リハビリテーションで良い循環を目指そう!

  1. 簡単な運動、症状に合わせた栄養管理
     ↓
  2. 体調の安定、筋力の維持、息切れ減少
     ↓
  3. 活動量が増える、病状増悪の抑制
     ↓
  4. うつの解消、日常生活が楽しくなる

(※)負のスパイラルからの改善には、無理なく動ける範囲内で身体を動かすことがとても大切になります。
1の簡単な運動、症状に合わせた栄養管理から改善を図ることから行いましょう。

楽しみながら実践!呼吸リハビリテーション

まずは、目標を立てましょう!

例)もう一度、妻と紅葉狩りに行きたいなど

適度な活動ができる準備をしましょう

  1. 筋肉が硬くならないように伸ばすなどのストレッチを行いましょう
  2. 息切れを上手にコントロールしましょう
  3. 運動は、無理のない範囲で行いましょう

活動の準備ができたら

  1. アキレス腱を伸ばす、腹筋や背筋を伸ばすなどのストレッチを行いましょう
  2. 苦しいときは、口すぼめ呼吸を行い息切れのコントロールをしましょう
  3. 散歩など、ご自分の趣味を楽しみ、心のリラックスを図りましょう

正しい生活管理を心掛けましょう

  1. 服薬の管理を行いましょう
  2. 自分に合った食事を摂りましょう
  3. 血圧計、体温計などを活用し、日ごろから体調を管理しましょう

生活管理ができるようになったら

  1. 決まった時間の服薬
  2. やせすぎ、太りすぎに注意したバランスの良い食事
  3. 体調を管理したら、歩数計の活用とその記録を習慣化し、活動の目安を考えていきましょう

呼吸器疾患のある方が元気に過ごすための呼吸健康教室

「呼吸リハビリテーション」が学べる教室

仙台市障害者総合支援センターでは、「活動の準備」「生活管理」について、ご本人に身に付けてもらうを目的に、呼吸健康教室を開催しています。(春と秋の時期に各5回ずつ)
呼吸健康教室では、以下のプログラムを実施しています。

  1. 歩数計を活用しよう
  2. 自宅でできる簡単な体操
  3. 趣味の活動(体験談)
  4. 栄養のはなし
  5. 各種講話
  6. 交流会

呼吸健康教室修了者アンケート調査より

「呼吸健康教室で学んだこと」「生活で取り入れたこと」について調査を行いました。
教室修了者から寄せられた結果は、以下のとおりです。

「学んだ」「取り入れた」として声が多かった項目 件数
バランスのよい栄養の取り方(栄養士の話) 29件
口すぼめ呼吸(呼吸法)の活用 29件
息苦しいときの対処法 27件
歩数計の活用 26件
呼吸器の病気について(医師の話) 22件
歩数計を記録し、活動量のめやすを知ること 21件
自宅でできる簡単な体操 20件
教室で配布した冊子の活用 19件
趣味の活動(体験会) 10件
同じ呼吸器のある方との交流 8件

(※)一度、参加してみてはいかがでしょうか。参加された方の声も載せましたのでご参考にしてください。

教室参加者のこえ

  1. 男性参加者
    体調が悪い時にどの程度動いて良いかを知るため、歩数計をつけてみました。その結果、無理なく動ける量を把握することができました。
  2. 女性参加者
    栄養をきちんと取ることは心掛けていましたが、足りない部分があることに気づかされました。献立やひと工夫の例が参考になりました。

教室の申し込み先
仙台市障害者福祉協会(委託先)電話番号:022-266-0294

当事者団体
東北白鳥会(福祉プラザ内)

メッセージ

私どもは、おおぜいの呼吸器疾患の患者さんたちにお会いしてきました。
呼吸器疾患があっても、それを乗り越え、前向きに、元気にお過ごし頂けるよう、大学での成果や経験を活かし、仙台市と協力しながら、有益な情報を提供させて頂いています。
これからもみなさんと共に、より良い毎日を暮すための作戦を考えていきたいと思います。
このパンフレットや仙台市呼吸健康教室が、そのお役に立つことができれば幸いです。
監修:東北大学環境・安全推進センター 黒澤 一教授

編集

仙台市障害者総合支援センター
〒981-3133 泉区泉中央2-24-1
電話番号:022-771-6511 ファクス:022-371-7313

監修

東北大学環境・安全推進センター
黒澤 一教授 

お問い合わせ

健康福祉局障害者総合支援センター

仙台市泉区泉中央2-24-1

電話番号:022-771-6511

ファクス:022-371-7313