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更新日:2016年9月20日
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平成24年3月2日(金曜日)午前10時00分
教育局第一会議室
委員長 松坂 宏造
委員長職務代理者 永広 昌之
委員 丸森 仲吾
委員 油井 由美子
委員 宮腰 英一
委員(教育長) 青沼 一民
午前10時00分
(1)あきう幼稚園の開園について
(教育指導課長 報告)
資料に基づき報告
主な質疑
委員長
統合することで職員は何名になるのか。また,開園に向けて,PTA等はどのようになっているのか。
教育指導課長
新たなPTA等の組織については,新たな園が立ち上がった段階で,再度組織し直すこととなる。特に馬場地区の方々が今まで馬場幼稚園と地域として非常に密接な関係を築いてこられたということで,園と地域とのつながりは継続したいというご希望も頂戴しており,例えば園の行事等においでいただく際,マイクロバス等の手配の予算化等もしている。
学校教育部参事
職員の数であるが,嘱託園長が1名,嘱託の副園長が1名,本務教諭が2名,常勤の講師が1名であり,この本務教諭2名と常勤の講師1名がそれぞれのクラス担任となる。また,そのほか嘱託の技師が2名おり,全員で7名の職員体制でのスタートとなる。
委員
定員75名に対して新年度の園児は何名くらいの見込みなのか。
教育指導課長
現在のところ45名の見込みであり,内訳は3歳児12名,4歳児18名,5歳児15名である。
委員
そうするとまだ大分定員に余裕はあるということになる。
教育指導課長
そのとおりである。
委員長
4月6日に開園ということなので,新たに生まれかわったあきう幼稚園がスタートするということで,応援をしていきたいと思う。
(2)成人式の日程について
(生涯学習課長 報告)
資料に基づき報告
主な質疑
委員長
随分前から日程変更の要望等はでていたのか。
生涯学習課長
少なくとも3年前からは,遠くから参加した方については,翌日すぐに帰って学校,職場に戻るのが大変なので,前日の日曜日に開催してほしいという声はお伺いしていたところである。
委員長
そのような意見が出ていて,一人でも多く成人式に出られるような体制づくりをし,そこで皆さんと久々に会うことができる,そうした機会を設けるためには,こうした日程がいいのではないかということなので,来年度このような形で取り組みをし,実際に参加された方がどうだったのか検証していただきながら,進めていくといいと思う。
委員
周知の仕方が大事だと思う。広報しても,県外へ進学,就職した方はなかなか目にする機会がないと思うので,早めに知らせるような方策について考えていただきたい。
生涯学習課長
日程の変更については,既に仙台市のホームページに掲載をしたところである。それから関係する美容関係や写真業界の同業組合の方に文書で連絡させていただいたことと,貸衣装の業者についてはそうした組合がないということで,個別に仙台市内の業者の方には,通知をしたところである。既に何件か日程の確認ということでお問い合わせをいただいている。新成人等が成人式に参加する際には,地元でそうした準備を進めるということもあるので,まずは仙台市民と関係する業界の方への周知を,これからも機会をみて行っていきたいと考えている。
(1)仙台市教育振興基本計画の策定について
(総務課長 説明)
主な質疑
委員
やや具体性にかける部分があるのではないかと思う。特に,本市は立派な教育施設をいっぱい持っている。それをどう活用するかと考えたときに,この計画の中にほとんど施設のことが出てこない。博物館,科学館,天文台,地底の森ミュージアム,歴史民俗資料館,その他たくさんの施設があって,仙台市の社会教育,学校教育を補完する役割を果たしてきたわけである。今後の基本計画の中で,そうした施設をどう生かしていくのか,もう少し具体的に書く必要があるのではないか。市長は仙台市をミュージアム都市にすると言っており,もちろん民間のものも含むわけであるが,やはり仙台市で中心となってやっていかなければならないのではないか。具体的に名前を出して,施設を生かすということがないと,基本計画からもれてしまうのではないか。もう1つ仙台市の震災復興計画の中でメモリアル施設をつくるというのが入っていたが,それは教育振興の立場,特に防災教育,歴史を学ぶという関係からそれについて触れる必要はないのか。メモリアル施設というのは,これからの防災を考える上で中心的な施設になっていく可能性もあって,どこかにいれていただければと思う。
総務課長
これから最終案を付議させていただくまでの間に検討させていただきたい。
委員
他の図書館,センターについても出てくるが,やや具体性に欠けるのかなと思う。
委員
パブリックコメントの中にも,やや抽象的ではないかというコメントもあった。なぜ抽象的なのかと考えたが,生涯学習から学校教育関係,それぞれの審議会,委員会があるが,そうしたこれまで出された答申,あるいは将来計画,そうしたものを1つの根拠にして,この提言のところにいれると,かなり具体性がでてくると思う。国の計画の策定を見ていくと,その手法がかなり取り入れられており,例えば中教審でこのような提言がなされた,それを1つの根拠として,5年計画の中の文言にしていくといった手法をとられている。抽象的にならないようにしていく1つのやり方としては,これまでこういった審議会,市の震災復興計画もあるが,そうしたことを1つの根拠としてこういう文言がでてくる,あるいは課題がでてくるといった表記をしていくと抽象性がかなり解消されるのではないかと考える。それからもう1つお聞きしたいのは,この後どのような形で,最終的に公表されるということになるのか。そのあたりのスケジュール,段取りを教えていただきたい。
総務課長
次回の教育委員会で最終的に付議をさせていただき,決定をいただければ,計画の内容自体は固まることになる。従って実際には新年度になってからということになると思うが,冊子で印刷したもの,ホームページへの掲載といったことで,市民への広報,周知を図っていくこととなる。
委員
教育行政を今後5年にわたり,どういうふうに実施していくかというのが非常に大きなポイントになっていくと思う。その意味で,第5章,計画の推進に向けてというところが,やや弱いかなという印象をもった。第4章の基本的方向に対して,これを具体的にどう実施していくかという宣言が5章にくると思う。そういう意味で,計画の進行管理なり,あるいは関係部局との連携,情報の発信と収集,これも非常に大事な点だと思う。前に掲げた5つの基本的方向を実施していくために,どういった成果目標を掲げ,測定的な指標を設けていくかというところも,いれておかないと,ごく一般的な方向に向けてで終わってしまう気がする。教育行政として,はっきりと宣言していかなければならない点だと思う。また費用の問題,これは数値でいれろという意味ではないが,どのように捻出しながら実施していくか示しておく必要があると考える。それも同じように成果目標,測定指標と関わってくるが,具体的に遂行していくという意味で,そのあたりを5章に明記していただきたい。また2番目の関係部局との連携も非常に重要であるし,コラボレーション,パートナーシップが,基本的な方針になっている。例えば学校教育,あるいは社会教育,生涯学習といった総合的な教育を実現していくために,連携,協力的な体制を構築していく旨を2番目のところに少し付け加えた方がいいと思う。それから,第4章の共通して念頭に置くべき点を38ページに書いているが,第4章の最初の9ページ,基本的方向の前に持ってくるのがよいと思う。こういった基本的な観点を念頭において,5つの基本的方向を掲げ,それを実行してくという構成になると思う。改めて当初案を策定された委員会に戻すということは恐らくないと思うが,どこまで修正が可能かも含めてお考えいただきたい。
総務課長
1つは進行管理の部分であるが,確かに計画にはあまり多くは書いていないが,今こちらの策定と同時に,それぞれの施策について,望ましい最終的な目標,姿,実現していく際に必要となる指標,そうしたもののとりまとめの作業を始めたところである。それができあがれば,きちんと具体的に委員にお示しした中で,それに向かって進めていくということができると考えている。表現が抽象的というご指摘については,この計画がある程度施策の大きな方向性を示すというレベルのものだということ,また例えば図書館であると,下位の計画としてさらに具体的な図書館振興計画といったものも定めているので,そうしたものとのバランスを取りながら,全体の表現を検討させていただければと思う。なお,共通して念頭に置くべき点については,改めて最終案に向けて考えさせていただければと思う。
委員
それから5章の教育行政の方向性ということになると思うが,ここはこのままでというふうにお考えか。具体的な評価指標なり,成果目標なりを第4章の基本的方向を実現していく上で,それを考慮しながら,行っていくという書き方にするかどうかという点である。
総務課長
具体的な表現は検討させていただくが,ここにあるようにツールとしては,これまで行ってきた点検評価を活用していく予定である。その中にさきほど申し上げた目標,成果指標をどのようにいれるかということになると思う。表現については,例えば「指標を設定して」とか,そうした表現をいれて文章を多少具体的にするということは可能だと思うので,検討させていただきたい。
委員
それから費用の面,教育行財政という部分はやはり難しいのか。
総務課長
毎年予算を組むにあたっては,そのときの財源がどれくらい見込まれるのか,その中で必要な施策に係る予算は要求するが,市全体の経費とのバランスで査定を行い,最終的な予算額が決まっており,なかなか現時点で何かしら経費の部分について書くのは難しいと考えている。
委員長
パブリックコメントについて,一部用語解説を追加するものもあるが,その他については随時対応していくということであるが,これは基本計画にいれていくというより,何かでたときに進めていくということ考え方か。
総務課長
実際にこうした取り組みをしていただきたいというものもあるので,我々でこの計画をもとに,さらに細かい具体的な施策,取り組みを進めていく際に,参考にさせていただき,盛りこめるものは盛りこんでその上で実施していくこととなると思う。
委員長
そうするとそれに対していただいた意見へその都度,個別の回答を行うのか。
総務課長
この場面でこうした部分で活用させていただきましたというお答えまで,その都度するということは考えていない。今回のパブリックコメントの結果に,こうした場合に参考にさせていただく,こうした場合に取り組んでまいりたい,などと書かせていただいて,それでご回答とさせていただきたいと考えている。
委員長
せっかく50数件のご意見をいただいた中で,送った方はそれに対しての対応はどうなったのというのが,気になる部分もあると思う。具体的な答えは出し切れない部分はあると思うが,ある程度教育委員会としてもそれなりの誠意をもった返答というのが必要となってくると思うので,問い合わせがあれば対応していただきたい。要望というか,市民の教育に対する期待も大きいと改めて感じたので,それに対して期待にそえる取り組みが必要であると思うので,よろしくお願いしたい。今各委員からいただいた意見を踏まえながら,次回の委員会までに最終的な案を作成していくということで進めていきたい。
第40号議案 教職員の人事に関する事項について(教職員の人事異動について)
(教職員課長 説明)(秘密会)
原案のとおり決定
午前11時15分
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