仙台市では、仙台・東北における革新的なビジネスモデルの構築などにより、自らの急成長を目指すとともに、国内外のさまざまな課題解決に寄与するスタートアップ企業の支援を行っています。昨年12月には連続的にスタートアップ企業を生み出す仕組みであるスタートアップ・エコシステムの形成を加速させるため、市長を会長とする仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会を設立し、取り組みを進めてきました。
今年2月には内閣府が募集する「スタートアップ・エコシステム拠点都市」にエントリーし、このたび「推進拠点都市」に選定されることが決定しました。今後、拠点都市として政府や民間サポーターによる支援を受けながら、スタートアップ・エコシステムの形成を強力に推し進めていきます。
選定結果
スタートアップ・エコシステム拠点都市 推進拠点都市
選定日
令和2年7月14日
推進拠点都市に対する国の支援内容
- 世界への情報発信、起業家・投資家の招致の支援
- 政府のスタートアップ支援の積極的な実施
- 民間サポーターによる支援
※詳細は内閣府記者発表資料をご確認ください
スタートアップ・エコシステム拠点都市の選定について(PDF:716KB)
今後の本市の取り組み
- 「(仮称)SENDAI for Startups!ピッチ」の開催
地域の産学官金関係者と先進都市のスタートアップ・エコシステム形成のキーパーソンが集まり、本市のエコシステム発展に向けた意見交換の場となる「(仮称)SENDAI for Startups!ピッチ」を開催するとともに、ビジネスプランコンテストや地域の大企業や中小企業とスタートアップ企業の協業を促進するためのマッチングイベントを12月頃に開催します。
- 「(仮称)仙台スタートアップ戦略」の策定
「(仮称)SENDAI for Startups!ピッチ」での議論を踏まえ、仙台のエコシステムを取り巻く現状と課題、目指すべき方向性、大学等の研究成果や技術シーズを事業化していくための方策等を明確にし、戦略的に推進していくための指針となる「(仮称)仙台スタートアップ戦略」を令和3年3月までに策定します。
- 世界のトップアクセラレーターと連携した支援プログラムの実施
海外のトップクラスのアクセラレーター(スタートアップ支援団体)と連携したプログラムを実施し、東北から世界へ挑戦するスタートアップ企業の育成、国内外からの人材の誘致につなげます。
- 「With/Afterコロナの社会の変化」をテーマにした支援プログラムの実施
新型コロナウイルス感染症によって明らかになった社会的課題に対して、ICTや大学の研究成果・技術シーズを活用し、その課題解決に挑戦する起業家や中小企業のチャレンジを応援するため、東北グロースアクセラレーター等の支援プログラムを通じて集中的な支援を行います。(10月頃開始予定)
- アドバイザリーボードの創設
地域の経済団体や大企業等が有する経営者・専門家ネットワークを活用し、現役経営者等の経験に基づく実践的なアドバイスを受けられる仕組みを構築し、スタートアップの事業化や成長をより確実なものにするための支援を行います。(10月頃開始予定)
関連リンク
内閣府「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」(外部サイトへリンク)
内閣府「スタートアップ・エコシステム拠点都市の選定について」(外部サイトへリンク)