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更新日:2021年9月29日

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JICA草の根技術協力事業「動物園を拠点とする生物多様性保全のためのESDプロジェクト」(Phase2)

 「動物園を拠点とする生物多様性保全のためのESDプロジェクト」(Phase2)を実施

2009年に起きた政変によりマダガスカルが政情不安になり、一時的に暫定政権が統治している期間には支援活動が停滞していましたが、その後国際社会が認める形で大統領選挙が行われたことをうけ、日本政府の支援が再開しています。
これを受けて、宮城教育大学と協力事業を再度計画し、JICA草の根技術協力事業の「Phase2」を実施することになりました。

平成29年から3年間実施されたこの事業では、チンバザザ動植物公園(以下、「チンバザザ動物園」)がESDの拠点のひとつとなり、持続発展可能な社会づくりのための教育をマダガスカルで普及させるため、「園内展示や教育のESD化」「野生動物(アイアイ)の生息地周辺住民へのESDによる生活支援」「外部連携」を促進させる活動を行いました。

事業では、研修員の受入れのべ20名、専門家の派遣のべ22名を通じて、当園と宮城教育大学が有する技術が、チンバザザ動物園へ移転されました。
当園は、宮城教育大学とともに、動物園での学習プログラムの改良のための技術研修を行いました。また、生息地での野生動物の減少に伴い、将来的に動物園への希少動物種の導入が難しくなることを見据えて、チンバザザ動物園で計画的な繁殖管理ができるようになるよう、個体情報の管理や獣舎管理についての技術研修も実施しました。

マダガスカル49~50 学習プログラム改善と情報電子化研修

学習プログラムの改善(左)と個体情報の電子化の研修(右)


地域住民への支援の際には、他の国際協力事業で既に活用されていた「LIFEモデル」と呼ばれる普及アプローチを参考に、支援先地域と長年交流のある現地NGOの協力も得て、事業終了後も地域で自立発展できるような取り組みになるよう努めました。

事業終了時には、園内の展示改修が進み、地方農村での経験を活かした新たなESDプログラムを整備し、来園者の学びが向上しました。
学校による動物園の学習利用を促進するためのガイドブックが製本され、近隣の学校へ配布されました。
また、チンバザザ動物園による10年間のESDアクションプランが管轄の高等教育省で発表され、外部機関と積極的に連携しESDを推進していくことをアピールできました。


マダガスカル51~52 改良かまど展示のbefore-after

「改良かまど」普及活動の展示のBefore & After

飼育管理の研修では、キツネザル11種の個体台帳が電子化され、世界中の主な動物園と共有できるようになりました。また、国内の近隣の5つの動物園で、飼育動物の交換や技術交流が行われるようになりました。

下記のリンクから、プロジェクトに関する資料をご覧いただけます。

動物園を拠点とする生物多様性保全のためのESDプロジェクト(PDF:9,074KB)

私たちが参考にした普及アプローチ「LIFEモデル」

マダガスカル55~56 LIFEモデル

改良かまどの住民講師たち(左)と植林研修の様子(右)

2012年から2018年に実施された「マダガスカル国ムララノクロム総合環境保全・農村開発促進手法開発プロジェクト」でマダガスカルスタイルに開発され、国内に広がりを見せている手法です。
かまどづくりなど、生活向上と持続可能な資源利用をかなえる技術研修・人材開発のしくみで、事業終了後に住民が活動を主体的に継続できるよう、地域で手に入りやすい資源をもちいて、住民のモチベーションとニーズに合う活動を展開します。

詳しくはJICAのサイト(外部サイトへリンク)(別画面が開きます)をご参照ください。

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お問い合わせ

仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
仙台市太白区八木山本町1-43
電話番号:022-229-0122
ファクス:022-229-3159