更新日:2021年10月14日
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さまざまな特徴と個性をもつテナガザルたち
10月24日は『国際テナガザルデー(International Gibbon Day)』。
世界各地の動物園や保護団体などが、絶滅が危惧されているテナガザル類の現状を知ってもらうため、
さまざまな行事を開催しています。
この日にちなみ、八木山動物公園フジサキの杜では10月24日(日曜日)に、
テナガザル類の生態や生息地での現状、当園にいる個体のエピソードなどについて、
当園のテナガザルたちを観察しながら飼育員のお話をきくことができるイベントを開催します。
長い腕で枝から枝へと素早く移動する樹上生活、「歌」で仲間とコミュニケーションをとる、
そんな魅力いっぱいのテナガザルの仲間たちに、ぜひ会いにきてください。
日時 令和3年10月24日(日曜日)午後1時45分から
場所 類人猿舎 テナガザル展示場前
事前申込不要、開始時刻に直接集合場所へお越しください(のぼり旗が目印)。
会場でスタンプラリーカードを配布します(すでにスタンプラリーカードをお持ちの方は、当日ご持参ください)。
今年度合計8回開催予定の「動物の日」イベントに参加してスタンプを集め、スタンプが3個集まると景品がもらえます。
詳細は以下のページをご参照ください。
「動物の日スタンプラリー2021」が始まります(別画面が開きます)
国際自然保護連合(IUCN)の霊長類専門家グループ「テナガザル部門」によって2015年に制定。世界各地のテナガザル類を飼育する動物園等で、霊長類のなかで最も絶滅が危惧されているテナガザルの現状や保全・保護に関する啓発活動を行う日となっています。
現在当園では、アジルテナガザル(『アジ(オス)』)、フクロテナガザル(『イッチ(メス)』『ジャン(オス)』の、2種3頭のテナガザル類を飼育しています。
アジルテナガザル
学名:Hylobates agilis
英名:Agile gibbon
分類:霊長目テナガザル科
分布:マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島南西部
全長:頭胴長46~60cm
体重:5~6kg
生態・特徴:「アジル」とは素早い、身軽という意味。オスは眉と頬に、メスは眉に白い毛が生える。
フクロテナガザル
学名:Symphalangus syndactylus
英名:Siamang
分類:霊長目テナガザル科
分布:マレー半島、スマトラ島
全長:頭胴長約54cm
体重:約10kg
生態・特徴:大きく膨らむのど袋を膨らませ大きな声を出す。この声は周囲数キロメートルの範囲に届き、互いの居場所を知ることができる。
お問い合わせ
建設局 八木山動物公園 飼育展示課
仙台市太白区八木山本町1丁目43
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159
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