更新日:2022年9月19日
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クロサイはアフリカ大陸に生息し、野生での生息数が約5,500頭と推定されている希少種です。
八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)では、国内の動物園と相互に協力しながら、繁殖計画に基づきクロサイの繁殖を促す試みを行っており、この取り組みの一環として、当園で生まれ育ったメスの「ラン」を盛岡市動物公園ZOOMOに移動することとなりました。
そこで、当園で生まれ、みんなに愛された「ラン」に感謝と応援の気持ちを込めて、お別れ会を開催します。
令和4年9月23日(金曜日)午後1時30分から
※「世界サイの日」イベント(別画面が開きます)の第2部として実施します。
クロサイ屋外展示場前
※事前申込不要。直接会場にお越しください。
第1部「世界サイの日」イベントでは、絶滅が危惧されているサイの現状等について飼育員がお話しします。それに続き、第2部で今回移動する「ラン」について解説を行うほか、飼育員から「ラン」に大好きなエサをプレゼントします。
当園での誕生から3年あまり、人気者として大活躍してくれた「ラン」への、お別れのメッセージを募集します。
ぜひ、みなさまの想いをお寄せください。
令和4年9月23日(金曜日・祝日)から10月2日(日曜日)の開園時間中
ビジターセンター
会場に備え付けのふせんにメッセージをご記入いただき、メッセージボードに貼っていただきます。募集期間終了後、皆様からのメッセージをまとめて大きな「寄せ書き」にします。
愛称 ラン
性別 メス
年齢 3歳(平成31年2月5日、仙台市八木山動物公園生まれ)
移動先 令和4年10月3日に盛岡市動物公園ZOOMOへ移動予定
最終展示 令和4年10月2日(日曜日)
※9月6日からは、屋外展示場での展示(午後3時から午後4時30分まで)のみとなります。
和名:クロサイ
学名:Diceros bicornis
英名:Black rhinoceros
分類:奇蹄目サイ科
分布:アンゴラ、ケニア、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、タンザニア、ジンバブエに自然分布。
ボツワナ、マラウィ、スワジランド、ザンビアに再導入。
体長:頭胴長2,800から3,000センチメートル
体重:800から1400キログラム
生態:クロサイは、アフリカ東部・中部・南部に現在約5,500頭生息している。通常、単独か親子で生活しており、枝葉を主食とする。命は40から50年、性成熟はオスで7歳、メスで5歳。個体数は徐々に回復してきているが、未だに角を狙った密猟や生息地の破壊などで絶滅の危機にあり、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにはCR(絶滅危機1A類)として記載されている。国内では11園館で21頭のクロサイが飼育されている。
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159
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