八木山動物公園フジサキの杜 窓口 電話:022-229-0631

現在位置 ホーム > 総合案内 > 令和4年度 > 令和4年度 対馬市・対州馬保存会コラボイベント「対州馬が繋ぐ、対馬・仙台」

八木山動物公園フジサキの杜 案内窓口 電話:022-229-0631

更新日:2022年8月20日

ここから本文です。

令和4年度 対馬市・対州馬保存会コラボイベント「対州馬が繋ぐ、対馬・仙台」

対馬市対州馬保存会コラボイベント イメージ

稲わらを背負う「和海」(メス)

八木山動物公園フジサキの杜では、47年前から希少な在来種である対州馬の飼育に取り組んでおり、対州馬についてより広く知っていただくための、さまざまなイベントを開催しています。
今年も対州馬のふるさと・長崎県対馬市の「対馬市・対州馬保存会」とのコラボイベントを行います。
対州馬の「昔のお仕事」だった稲わら運搬の実演や、対馬の獣医さんのお話を通して、対州馬や対馬と仙台のご縁について楽しく学んでみませんか。

イベントの概要

開催日

令和4年9月10日(土曜日)

開催時間と内容

 
開催時間 テーマ 内容
午後2時から

対馬の獣医さんのお話
獣医師:吉原知子さん

対州馬の故郷・長崎県対馬市で対州馬の普及活動を行う獣医師の吉原さんをお招きし、現地での活動についてや対馬と仙台とのつながりなどについてお話をうかがいます。

午後2時30分から

対州馬の「昔のお仕事」

(稲わらを運ぶ実演)

古来、使役馬として人と暮らしてきた対州馬が稲わらを運ぶ様子を観察したり、吉原さんや飼育員による解説を通して、対州馬について楽しく学びます。

 

会場

対州馬屋外展示場前
※開始時刻に直接会場へお越しください(のぼり旗が目印)。
※小雨開催(荒天中止)。

主催、共催について

主催 対馬市・対州馬保存会

共催 八木山動物公園フジサキの杜

その他

  • 参加無料ですが入園料が必要です。
  • 天候や動物の体調などにより、中止もしくは内容を変更することがあります。
  • イベント中も、マスク着用などの咳エチケットや、お互い距離をとっての観覧等、感染拡大防止へのご協力をお願いします。

当園で飼育中の対州馬について

当園では現在、以下の3頭の対州馬を飼育しています。

  • アサヒ
    性別 オス
    生年月日 平成24年5月14日生まれ(10歳)
    来園日 平成26年12月8日
    誕生地 長崎県対馬市目保呂ダム馬事公園
  • 和海(なごみ)
    性別 メス
    生年月日 平成22年6月9日生まれ(12歳)
    来園日 平成25年3月10日
    誕生地 長崎県対馬市目保呂ダム馬事公園
  • 陽向(ひなた)
    性別 オス
    生年月日 平成28年6月20日(6歳)
    誕生地 仙台市八木山動物公園 
    ※「アサヒ」と「和海」の仔

対州馬の現状と八木山動物公園フジサキの杜での取り組み

長崎県の対馬を中心に飼養されてきた対州馬は、その山道の多い地形において、農耕や木材・日用品の運搬に使用され、人々の暮らしに欠かせない存在でした。明治時代には4,000頭以上いたといわれる対州馬でしたが、農業人口の減少・自動車の普及などにより、昭和40年には約1,200頭、さらに現在は40頭弱にまで激減しています。
対州馬は対馬以外で飼育されることが少なく、公益社団法人日本動物園水族館協会に加盟している施設では、八木山動物公園フジサキの杜を含む4施設で8頭のみが飼育されています(令和4年8月現在)。
当園では、昭和49年から対州馬を飼育展示し、日本の在来馬として人びとの生活を支えてきた歴史を伝える取り組みを行っています。

【参考】対州馬について

和名:タイシュウバ
学名:Equus caballus
英名:Domestic Horse
分類:奇蹄目ウマ科
分布:長崎県対馬市で人により飼育
全長:120~160cm
体重:200~300kg
特徴:性格はおとなしく、丈夫な蹄(ひづめ)と力強い脚を備えており、体は小さくとも130kg~150kgの荷物を運ぶことができる。

お問い合わせ

仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
仙台市太白区八木山本町1-43
電話番号:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159