更新日:2022年9月19日
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9月22日は『世界サイの日(WORLD RHINO DAY)』。世界各地の動物園などが、絶滅にひんしているサイの現状を訴えるためにさまざまな行事を開催しています。
八木山動物公園フジサキの杜では、その生態や野生のサイの状況などについて一人でも多くの方に知ってもらえるよう、飼育しているクロサイを観察しながら、飼育員がわかりやすくお話をします。
この機会に、サイのことを一緒に学んでみませんか。
「世界サイの日」イベントは、楽しみながらSDGsを学ぶイベント「SENDAI SDGs Week 2022 -未来を考える1週間-」の関連事業として実施します。
日時 令和4年9月23日(金曜日・祝日)午後1時30分から
場所 クロサイ屋外展示場前
第1部を「世界サイの日」として、絶滅が危惧されているサイの現状について飼育員がお話しします。それに続く第2部では、10月に移動する「ラン」のお別れ会「元気でね!ラン」(別画面が開きます)を実施します。
開始時刻に直接会場へ
世界自然保護基金(WWF)南アフリカによって2010年に提唱。世界中でサイ類を飼育する動物園が、角を標的にした密猟や、生息地の消失などで危機にさらされているサイたちの現状を訴える日となっています。
世界には5種(アジアに3種、アフリカに2種)のサイが現存し、当園ではオス1頭とメス2頭のクロサイを飼育しています。
和名:クロサイ
学名:Diceros bicornis
英名:Black rhinoceros
分類:奇蹄目サイ科
分布:アンゴラ、ケニア、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、タンザニア、ジンバブエに自然分布。
ボツワナ、マラウィ、スワジランド、ザンビアに再導入。
体長:頭胴長280から300センチメートル
体重:800から1,400キログラム
生態:クロサイは、アフリカ東部・中部・南部に現在約5,500頭生息している。通常、単独か親子で生活しており、枝葉を主食とする。寿命は40年から50年。性成熟はオスで7歳、メスで5歳。個体数は徐々に回復してきているが、未だに角を狙った密猟や生息地の破壊などで絶滅の危機にあり、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにはCR(絶滅危機1A類)として記載されている。国内では11園館で21頭のクロサイが飼育されている。
お問い合わせ
建設局 八木山動物公園 飼育展示課
仙台市太白区八木山本町1丁目43
電話:022-229-0122
ファクシミリ:022-229-3159
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